白山釈迦岳(宮谷川-丸岡谷・懸垂祭り)
- GPS
- 11:15
- 距離
- 18.0km
- 登り
- 1,595m
- 下り
- 1,429m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
もう1台で宮谷川の取付まで向かいスタート。 市ノ瀬下山後に宮谷川の車を回収 宮谷川取付点は路肩に5台程度駐車可能 |
コース状況/ 危険箇所等 |
◆宮谷川〜白山釈迦岳 ・出だしは藪の林道を使って高度を上げる。 ・1か所堰堤を右岸から高巻く。 ・特に難しいところはない。ロープも不要。 ・白山釈迦岳の山頂は少し藪だが踏み跡明瞭。 ◆白山釈迦岳〜丸岡谷 ・1780mあたりに25mの滝があるため懸垂下降。 ・他にも滝が多いが高巻いて下山することも可能。(この日は好んで懸垂下降を多用した) ・釈迦岳登山口のS字に合流できるようにトラバースしてあとは登山道をなぞって市ノ瀬まで行って終了。 ・30mロープが2本あった方が良い。 |
写真
感想
夏はやっぱり沢!再認識した山行だった。
今日はセンセーとヤマケイと久しぶりの山行。センセーは怪我して以来初コラボ。
行先は白山釈迦岳。今年は数年ぶりに登山道が開通したということで大フィーバーしているようだが今回とるルートは宮谷川〜丸岡谷の周回ルート。
ずっと行きたいと思っていたルートだったのでセンセーからお誘いを受けた時はまさにチャンス到来という感じだった。
前夜のうちに市ノ瀬で車中泊。日中の下界は暑いが夜の市ノ瀬はちょうどいい。ぐっすり眠って1時に起床。
少しセンセーがフライングしてきたのも読み通り。久しぶりのこの感覚。
1台デポしてセンセーの車でヤマケイの待つ宮谷川の取付きへ向かう。
揃ったところでスタート。暗闇の沢も慣れたもんだ。夜の宮谷川はやはり涼しくて寒いくらいだった。
宮谷川はロープも不要で順調に登っていったが結局6時間ほどかかった。やはり沢は時間がかかる。
厳冬部は少し笹薮を漕いで釈迦岳のピークをゲット。無雪期の釈迦岳はほんと久しぶりにきた。
さて、本番はここから。
普通なら登山道を歩いて市ノ瀬までサクッと下るところだがこんな暑い日は下りも沢を行くしかない。
とはいえ以前センセーが行った時は懸垂下降祭りだったそうなので気を引き締めていかねばなるまい。
ハーネスを装着したら下山開始。滝が出てくる気配はなかったがやはり甘くなかった。
25mほどの滝が出てきた。藪を漕いで高巻けば降りれるのだろうがせっかくロープもハーネスも持ってきたので懸垂する。
センセーが支点を作って先行していく。長さ足りるかな…山スキーもそうだが先頭を行くのは一番勇気がいる。
うまいことルートを取ってクリア。ヤマケイと自分も後に続く。懸垂も何年振りかだったのでちょっと要領が掴めなかったが徐々に慣れてきた。
そこから先もちょっとした滝が出てきては懸垂・・・を繰り返して結局5,6回懸垂下降をしたのではないだろうか。
する必要ないのだが楽しいのでやる。それに結果的に草付をドキドキしながら下るより安全だし。
その頃には日も上がって暑くなってきていたので定期的に滝壺にドボン!最高に気持ちよかった。
なかなか一人で行くのは勇気がいるがこのルートはかなり登り応え・・・いや下り応えがあるので毎年行きたいと思った。
今日は休めるガンちゃんとK君の三名で宮谷川から白山釈迦岳をピクって丸岡谷を降る周回コースに出かけた。このコース9年前にNOZA君と行っているが丸岡谷で何度も懸垂下降した記憶だけが残っていた。
宮谷川は大きな滝も無い初級の沢なのでアドベンチャーが楽しめる丸岡谷と合わせて行ってこそ価値がある。
深夜1時過ぎにガンちゃん号を市ノ瀬にデポしてYSHR号で宮谷出合へ移動、K君は先に出合で車中泊していた。揃って一時半にスタート、宮谷川は冬にスキーで何度も来ているので地形は熟知している。
薮っぽい林道をガシガシ歩いてカナキ谷合流手前で最終堰堤を右岸から巻いて宮谷川に入渓した。真っ暗だけど宮谷川は緩徐の沢を淡々と詰めるだけ、リスクのない川なので暗闇上等である。
1200m辺りで白んできてライトオフ、明るくなればもう楽勝ムード高度を上げるにつれV字谷となり稜線手前でプチ藪を漕いで登山道に飛び出した。御前は雲がかかっていた。稜線は暑すぎである。早く沢に入りたい!
釈迦岳を8時前にピクって丸岡谷に入渓、プチ藪をこなすと水が出て歩きやすくなった。沢の中は日陰でめちゃ涼しかった。何度も水浴びしながらルンルン落ちていくと1750m辺りでデカい滝になった。20mロープ2本で連結してYSHRトップで降りたがマジロープが足りなくて焦った。際どくトラバースしてなんとか安全圏に後続にもアドバイス皆無事着地。
この先もプールへのドボン、滝シャワー、懸垂祭りが続く。丸岡谷はアドベンチャー満載の谷です。最後デカイ堰堤を懸垂して降りたがヌルヌル堰堤の上途中に木が飛び出てて焦った。皆無事降り立って後は林道へトラバースして市ノ瀬まで駆け足して降りた。
今日もたっぷり遊び尽くしました。この時期やはり沢以外は考えられない。涼しかったので11時間周回でも飲んだ水は100ccほどであった。貸切の沢で無邪気な大人たちがキャッキャ水遊びする楽しい1日であった。
この周回是非お勧めです。
暑すぎるので今週も沢にいきたい、土曜も遊ぶことにしたので日曜山行に参加することにした。
百万貫の駐車場で車中泊
夜は涼しいけど夕方は暑すぎて寝れない、窓を開けると虫が入ってくるので夏の車中泊は網戸が欲しいと思った
宮谷川は2月にスキーで来た、広い河原のイメージ
暗闇だけどいい雰囲気の場所だった
比較的平和に詰めて釈迦岳に着いた
ここからが本番の丸岡谷、、懸垂が最低3回あるとのこと
いきなりでかい滝が出てきてロープぎりぎりの懸垂
その後も5m〜10mくらいの滝は高巻きせずに懸垂しまくった。去年先生と遊んで懸垂下降の機会が何度かあったので少しはスムーズにできたと思う。。でも支点のセットも先陣を切るのも全部先生です
シャワークライムダウンを楽しんで堰堤も懸垂
藪を漕いで無事最短距離で林道に合流、あとはがんさんの車までジョグ
今日も非日常を楽しんだ、久しぶりに連戦して疲れました。明日は月曜かー
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