V字谷(ぶいじこく) / 峡谷, 欠床谷
最終更新:2022-11-19 22:46 - jj1xgo
基本情報
河川の浸食作用によって生じる横断面がV字形をした谷。通常、川の上流に見られる。
山の解説 - [出典:Wikipedia]
峡谷(きょうこく)とは、渓谷(けいこく)の幅と比較してさらに深い谷のことである。谷の断面は、V字形をなす両岸が険しい崖になっていて谷底平野を持たない。V字谷(ブイじこく、ブイじだに)とも。地形輪廻の壮年期地形や河川の上流などの下刻作用の強い所に見られる。侵食が活発なため土砂流出も激しい。侵食によって生産される土砂は中流域や下流域に堆積し、扇状地が形成される。
日本においては、黒部川の黒部峡谷、天竜川の天竜峡、熊野川の瀞八丁などが有名である。峡谷は、川の名前や地名を取って「○○峡」と呼ばれて景勝地とされていることが多い。
。アメリカ合衆国のグランド・キャニオン(大峡谷)などが有名である。
登山用語では、切り立った岩壁にはさまれた峡谷はゴルジュと呼ばれる。フランス語で「のど」という意味(。のどのように狭くなっているところから)。