船上山 空よし！海よし！花もよし！

2023年08月06日(日) [日帰り]

• GPS: 03:16
• 距離: 3.3km
• 登り: 265m
• 下り: 271m

コースタイム

日帰り

• 山行: 2:22
• 休憩: 1:35
• 合計: 3:57

距離 3.3km 登り 282m 下り 285m

10:32 船上山東坂コース登山口
10:46 横手道分岐
11:30 12:16 船上山避難小屋
12:39 13:27 船上神社
13:49 13:50 船上山避難小屋
14:18 横手道分岐
14:28 船上山東坂コース登山口
14:29 ゴール地点

船上山東坂登山口より船上神社をピストン。酷暑の登山道をゆったりと歩く。

天候

☀晴れ☀

アクセス

利用交通機関：

自家用車

今日は岡山市内で待ち合わせ，ゆっくりと伯耆大山方面に出発。伯耆溝口I.C.から船上山東坂登山口へ回りゆるりと歩く。

コース状況／危険箇所等

船上山への道はよく手入れされ歩きやすい。避難小屋の整備もすばらしい。お連れの皆様もぜひ泊まりたいと宣うくらい。

写真

今朝は岡山市内をゆっくり出発し大山方面へ。伯耆溝口からの伯耆富士は，真っ青な空の下。朝の大山も最高だったに違いない。お連れ様もこの景色に暑さを忘れる。

道中，中ノ原スキー場のそばから。台風が靄を吹き飛ばしてくれたのだろう。日本海の海面や隠岐の島がくっきりと見えた。

太陽がすっかり高くなる。気温は28℃と思ったほどではない。東坂登山口より船上山へ出発。船上山の歴史を説明するパネルが多くあります。

日なたは暑い！しかし適度に風が抜けていくので，思ったより涼しく感じる。前方に溶岩台地の山頂部。

キキョウは遠くで撮れず。道べりにガンクビソウとオミナエシ。白い6枚花弁は何の花か分かりません。葉っぱはヤブコウジみたいでしたが．．．。

東坂を上がって行くと眺望の開ける場所がある。ここからも隠岐島後の高い山がよく見えた。後醍醐天皇流刑の地は，船上山からすぐそこのようで，やはり遠い場所。

オトギリソウが道べりの主役。マツカゼソウときどき，ヌスビトハギの小さな花が多い道。

伯耆大山の北面山麓は日本海に伸びる。北斜面は大昔の山頂噴火による火砕流が堆積し，それが流れる水の力で火山扇状地を形成したらしい。放射状に尾根と谷が伸びているのがよく分かる。
向こう側に大山山系の下〜上蒜山がよく見える。

林の中はまだ涼しかった。山頂手前の開けた場所は，どピーカン。汗かきまくり。

避難小屋におじゃま。風が吹き抜ける二階は居心地よすぎ。ビール🍺あったら速攻で宴会を始めたくなるようなロケーション。外の暑さがいやで，ここでかなりサボった。

トイレあり，洗面所あり。水は飲用不可だが行水はOKと最高。この時期なら2階から，日本海のご来光が見えそう。かなりよさげな別荘です。
ここは後醍醐天皇が隠岐を脱出し身を潜めた行宮跡で立派な碑が建っていた。

せっかくなので船上神社への道を進む。途中に飲用不可の水タンク。去年，甲の帰路に水を被って復活した水場。
千丈滝のぞき入り口，魅力的だが，「やぶ」「暑さ」「マムシ→」の文字にて中止。ヤマジノホトトギス，咲き始めています。

船上神社へ来ました。一年ぶり。

神社のそばの船上神社大杉。樹高23m，地上1.5mの幹周り5.6mとあった。

しばらく山頂周辺をうろうろして下山。午後には雲が増えてきた船上山。ここからは甲や矢筈が遠く稜線の先に小さく見える。

豪円湯院で豆腐定食で一献（運転手はノンアル）。旨い豆腐にいろいろな薬味を添えて，350円で食べ放題とはうれしい。健康的に大量摂取して帰路についた。

今日の花。会いたかったナッちゃん。少し早いかなと思ったが予想通り。発見し喜んだ。

ナツ○○○。暗がりに薄紫がいい感じ♪。

友達が見つけた大きい株。咲いた花，これから咲くつぼみとモリモリついて一番ゴージャス。

これからしばらくの間，楽しむことができそうです。

感想

satopan7

今日の山行は旧友との3人旅。ところが，①剣山一ノ森小屋泊　→　②県立森林公園＋県北キャンプ場で一献　→　③船上山日帰り　と3日ほどの間に予定がころころ変わってしまった。①は「雨の行軍は勘弁！」という友人のリクエストで宿をキャンセル。②は自分が月曜日の予定が急遽付かなくなってしまいボツ。で③のお気楽な船上山日帰りというプランになった。朝7時，岡山駅に来た友人をピックアップし大山方面に向かう。
今朝の県南は雲が多かった。現地の天気を心配したが，米子道で中国山地を越えると真っ青な伯耆大山の景色が広がった。暑さは厳しそうな猛烈によい天気。台風の風で靄もなく，隠岐の島までくっきりと見えた。大山の中ノ原で景色を眺めてから現地に入り，船上山へ上がる。
船上山の道はとてもよく手入れされている。途中スライドした方が「避難小屋を手入れしに来てました」と言われていた通り，山頂避難小屋は，トイレ，洗面所付きの大変美しい小屋だった。遠く日本海の水平線が見える二階の部屋は，窓を開ければ心地よい風が吹き抜ける。ちょっと休憩のつもりがあまりの居心地のよさに長居となってしまった。船上神社までは平行移動の森の道が続き，後醍醐天皇ゆかりの歴史ある神社周辺でまたまたまったりと過ごした。
去年は同じ時期，同じコースを甲ヶ山まで歩き，暑さでへろへろになった。今日はゆるりと歩くお気楽な山さんぽ。歴史とおめあての自然をゆっくりと楽しむことができた。