快晴微風の利尻山
- GPS
- 11:39
- 距離
- 12.3km
- 登り
- 1,563m
- 下り
- 1,538m
コースタイム
- 山行
- 8:52
- 休憩
- 2:47
- 合計
- 11:39
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
船
|
コース状況/ 危険箇所等 |
危険個所無し |
写真
感想
初めての利尻島。昨日フェリーでやって来て、さいとう旅館に泊まる。ここの魚介類を使った料理は素晴らしく、今が旬のウニやホタテがてんこもり。みな大喜びだ。そして荒天も考慮して予備日も設けたが結果的に到着翌日が登山日和となり計画通りの出発となった。
宿4:45発で北麓野営場迄送ってもらう。もう空は明るいし気分は高揚している。同じような雰囲気の女性達にTさんが気楽に声をかける。がんばって行きましょうねと。最初は緩やかな道が続く。甘露泉という日本百名泉もあるがパスして先に行く。1時間ほどして宿で用意いただいた弁当を食べる。お握りとから揚げにバナナ。1回では食べきれず何度かに食べて完食。このコースは急登が続く。そして最初に目指すのは長官山だ。九十九折れの道ではないので仕事が早いがその分きつい。ただ吹く風は涼しく汗があまり出ないのがうれしい。さすが北の山。長菅山へは少し回り込む形で到着。思ったより広く多くの人が休んでいる。そしてここからは利尻山が随分と立派に見える。久しぶりに形のいい山に出会った感じだ。那須の旭岳を思い出す。そしてこの形のいい山をバックに3人で記念撮影。うまく写っていた。
山はここからが正念場。見た通りの急登が続く。皆もしんどいとかいいつつそれでも着実に進む。9合目でまた休憩。大変だったけど足の状態もよくこれなら行けそう。皆の口も軽く笑いが絶えない。途中で土砂が崩れ大きなコルゲートチューブのようなもので補修しているところに出る。登山者の多いこの道ではこんな形の補修もあるのだと納得。土の流出を止めるのは大変だあ。
10時45分に遂に登頂。やったね。礼文方面の眺望はないが青空は広がり風も穏やかで文句ない天気。一帯のお花畑も美しい。麓から1500mの標高差があったが登れてよかった。
此処でのランチも検討したが、ちょっと狭いので9合目まで降りることにする。ここまで来るとベンチもありランチ場所も確保しやすい。ここでゆっくりカップ麺のランチ。後は下るだけと思うと気が楽だ。
その後長官山まで戻ってくる。利尻山はここで見納め。朝が早かったのか眠く感じる。水もずいぶん少なくなってきた。次は甘露泉で休憩と皆で言い合うがその間の長いこと。Hさんは完全に水がなくなる。自分の水も殆どない。2.5リットルは持ってきたがやはりこの長丁場では3リットは必用。そんな感じがする。それはさておき着いた甘露泉の水の冷たくて美味しいこと。たっぷりと体に入れる。後から来た人も寄っていくが自分たちが一番長居したようだ。さあここからはいくばくもない。実際10分も歩けば野営地ですぐに迎えが来た。時刻は16時30分だからほとんど12時間の山行だ。長いけど充実の一日だった。
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