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Yamareco

記録ID: 5805394
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
日高山脈

幌尻岳 新冠陽希コース(親子グマに遭遇、唸られる)

2023年07月18日(火) ~ 2023年07月20日(木)
 - 拍手
体力度
8
2~3泊以上が適当
GPS
25:18
距離
40.7km
登り
2,558m
下り
2,608m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
5:18
休憩
0:07
合計
5:25
距離 16.5km 登り 833m 下り 458m
6:00
6:02
45
6:47
215
10:22
10:23
4
10:27
10:31
47
2日目
山行
7:06
休憩
1:54
合計
9:00
距離 8.8km 登り 1,306m 下り 1,302m
5:56
6:03
50
6:53
6:54
12
7:06
7:14
29
7:43
7:52
24
8:16
8:23
37
9:00
9:02
10
9:24
10:18
9
10:35
10:42
23
11:05
11:12
14
11:26
11:27
25
11:52
9
12:01
12:08
37
12:45
12:48
79
3日目
山行
4:34
休憩
0:01
合計
4:35
距離 15.4km 登り 446m 下り 864m
5:23
26
宿泊地
5:49
194
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2023年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
仙台からフェリーで苫小牧まで、そこからイドンナップまで車で移動、
約40kmの林道は、道幅が広く車のすれ違いに問題はないが、坂でなく平坦な部分はいたるところにある凹みの深さが深く、両輪を同時に入れないよう運転に注意が必要
コース状況/
危険箇所等
昨年雨で崩壊した沢沿いの道も、う回路が設定されていました。
その他周辺情報 登山後は、新冠温泉ヒルズで汗を流し、HPの幌尻岳情報でお世話になった民宿ふかふか亭に宿泊。
前泊のイドンナップ山荘には車が10台程度。山荘の前ではエゾジカが出迎え。もう一人前泊(車中泊)の人がいてヒグマが怖いので一緒に幌尻山荘に向かうことを約束する。
2023年07月17日 16:44撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
7/17 16:44
前泊のイドンナップ山荘には車が10台程度。山荘の前ではエゾジカが出迎え。もう一人前泊(車中泊)の人がいてヒグマが怖いので一緒に幌尻山荘に向かうことを約束する。
さっそくヒグマの落とし物発見。大きい。緑色で新鮮?!
2023年07月18日 09:56撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
7/18 9:56
さっそくヒグマの落とし物発見。大きい。緑色で新鮮?!
新冠幌尻山荘。2階建て水が小屋で流しぱなしになっている。前日はツアー登山者で混雑していたが、本日は十数名程度の宿泊
2023年07月18日 12:40撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
7/18 12:40
新冠幌尻山荘。2階建て水が小屋で流しぱなしになっている。前日はツアー登山者で混雑していたが、本日は十数名程度の宿泊
ヒグマは怖いが一人で出発。
2023年07月19日 05:14撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
7/19 5:14
ヒグマは怖いが一人で出発。
川の二股の部分が渡渉点。丸太が渡してあり問題なくと渡渉。渡渉後はお花畑まで厳しい登りとなる。
2023年07月19日 05:52撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
7/19 5:52
川の二股の部分が渡渉点。丸太が渡してあり問題なくと渡渉。渡渉後はお花畑まで厳しい登りとなる。
ミヤマダイコンソウ
2023年07月19日 07:57撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
7/19 7:57
ミヤマダイコンソウ
ヨツバシオガマ
2023年07月19日 07:59撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
7/19 7:59
ヨツバシオガマ
2023年07月19日 08:01撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
7/19 8:01
あずま菊?
2023年07月19日 08:19撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
7/19 8:19
あずま菊?
うずら葉のハクサンチドリ。うずら葉のものが半数程度さいていた。
2023年07月19日 08:28撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
7/19 8:28
うずら葉のハクサンチドリ。うずら葉のものが半数程度さいていた。
チングルマはワタ毛、さらに上がると咲いているところもあった。
2023年07月19日 08:31撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
7/19 8:31
チングルマはワタ毛、さらに上がると咲いているところもあった。
2023年07月19日 08:33撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
7/19 8:33
2023年07月19日 08:33撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
7/19 8:33
お花畑をあがると大岩が望める。稜線はもう少し。
2023年07月19日 08:47撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
7/19 8:47
お花畑をあがると大岩が望める。稜線はもう少し。
山頂はガスで展望はなし。チロロ川コースで稜線に泊まった人の情報によると朝は日高山脈がすべて望めたそうである。
百名山95座目の記念撮影。
2023年07月19日 09:25撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
1
7/19 9:25
山頂はガスで展望はなし。チロロ川コースで稜線に泊まった人の情報によると朝は日高山脈がすべて望めたそうである。
百名山95座目の記念撮影。
小屋直前の登山道上で親子クマに遭遇。4・50m先でクマが先に人の気配に気づき子熊を木に登らせる。こちらがオー、オーと声を上げると母グマからグォー、グォーと唸られる。母グマが襲ってくるのではと覚悟を決め
熊スプレーを構えながら後に後退。
そのうち唸り声も聞こえななくなったが30分程度その場で停滞した後ゆっくり進み小屋の戻る。
丁度クマがいたところは、小屋から100m先の水の取り口のところであった。
2023年07月19日 13:41撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
1
7/19 13:41
小屋直前の登山道上で親子クマに遭遇。4・50m先でクマが先に人の気配に気づき子熊を木に登らせる。こちらがオー、オーと声を上げると母グマからグォー、グォーと唸られる。母グマが襲ってくるのではと覚悟を決め
熊スプレーを構えながら後に後退。
そのうち唸り声も聞こえななくなったが30分程度その場で停滞した後ゆっくり進み小屋の戻る。
丁度クマがいたところは、小屋から100m先の水の取り口のところであった。
前日クマに遭遇したので、イドンナップまでの林道下りは、行きで同行したした人と一緒に下山。下山時は1個だった熊の落とし物が5個に増えていた。
最後に陽希コースの案内板の前で記念撮影。
2023年07月20日 09:57撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
1
7/20 9:57
前日クマに遭遇したので、イドンナップまでの林道下りは、行きで同行したした人と一緒に下山。下山時は1個だった熊の落とし物が5個に増えていた。
最後に陽希コースの案内板の前で記念撮影。

装備

個人装備
熊スズは音が遠くに響くタイプを新たに準備したが 今回クマが早めにこちらの存在に気付いてくれたので よかった。

感想

百名山残り6座、今回は北海道で1つだけ残った幌尻岳に新冠陽希コースからトライ。ヤマレコ情報によるとヒグマの遭遇記録が多々あり気おくれするが、音のうるさい新たなクマ鈴を購入し、いざ出発。
初日の林道歩きでは、さっそくヒグマの落とし物発見。後から小屋について人は親子クマに遭遇したとのこと。
幌尻岳山頂はガスで展望はなかったが、登り途中の谷間にあるお花畑は、北のお花が満開で写真撮影で足がついつい止まってしまう。
もうすぐ幌尻山荘に到着と言うところで親子クマに遭遇。4・50m先でクマの方が先に人の気配に気づきコグマを木に登らせる。こちらは黒い物陰が2つガサガサと動く事で初めてクマとの遭遇に気づいた次第。
まずは熊スプレーを取り出して構え、クマ鈴を鳴らして様子をみる。
その後どうするか迷ったがオー、オーと声をだしてみる。すると向こうからグォー、グォーと唸り声。・・・母グマが襲ってくるのではと覚悟を
決め熊スプレーを構えながら登山道を後退。しばらくすると唸り声も収まり、途中やぶがガサガサする音がしてクマが移動したと思われるが、中々前に進めず30分程度停滞してからゆっくり前に進み。無事に小屋に戻る。
遭遇場所は、小屋の100m手前の小屋の水の取水口の沢のところであった。
今回の幌尻山行を前にヒグマ情報をいろいろ調べていて、クマに出会った場合の対応として、『声をだす』と『大声は出さない』の相反することが書いてあったが、親子クマのような場合には声を出すとクマを刺激してしまうのでゆっくり静かに後ずさりするのが一番と思われる。

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