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Yamareco

記録ID: 5806206
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
剱・立山

剱岳 早月尾根 真夏のテント泊修行

2023年08月05日(土) ~ 2023年08月06日(日)
 - 拍手
体力度
6
1~2泊以上が適当
GPS
14:28
距離
15.5km
登り
2,369m
下り
2,333m
歩くペース
速い
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
6:12
休憩
0:12
合計
6:24
距離 5.5km 登り 1,508m 下り 5m
5:44
7
スタート地点
5:51
57
6:48
6:49
121
10:37
10:38
90
12:08
2日目
山行
8:15
休憩
0:33
合計
8:48
距離 9.9km 登り 872m 下り 2,365m
2:48
66
3:54
3:55
48
4:43
4:49
31
5:20
5:26
11
5:37
5:45
5
5:50
5:55
24
6:19
6:21
33
6:54
86
8:20
8:22
46
9:08
9:10
41
10:55
36
11:31
5
11:36
ゴール地点
初挑戦の早月尾根。北アルプス三大急登です。
今回は早月小屋でのテント泊なので、山頂へは軽装でアタックできました
天候 1日目 晴れのち曇り 真っ白の霧 後 パラパラと小雨後豪雨 後 快晴 星空
2日目 月夜 快晴 その後ガスに包まれたようだ
過去天気図(気象庁) 2023年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
馬場島キャンプ場手前の駐車場に駐車
コース状況/
危険箇所等
コースは草刈りされていてとても綺麗でした
場所によっては、木の根や岩が滑りやすかったりします。
早月小屋から上は、ヘルメット着用し、落石、滑落に注意しましょう
馬場島の早月尾根登山口
有名な「試練と憧れ」石碑
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馬場島の早月尾根登山口
有名な「試練と憧れ」石碑
これも立派な看板
かっこえぇ
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これも立派な看板
かっこえぇ
ここからが本番
一気に急登が始まる
ザックの重さに押しつぶれそう
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ここからが本番
一気に急登が始まる
ザックの重さに押しつぶれそう
バケモノじみた巨木があちこちにある
立山杉といっていいのかな?
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バケモノじみた巨木があちこちにある
立山杉といっていいのかな?
向かいには毛勝三山
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向かいには毛勝三山
ゆっくりと標高を上げてゆく
出発した馬場島キャンプ場や駐車場が見えた
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ゆっくりと標高を上げてゆく
出発した馬場島キャンプ場や駐車場が見えた
刈払いされ、整備された道です
刈払いされ、整備された道です
たまに石や根っこにてこずる
特に重い荷物だと、滑った時のリカバリーが効かない
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たまに石や根っこにてこずる
特に重い荷物だと、滑った時のリカバリーが効かない
ガスで真っ白な早月小屋に到着
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ガスで真っ白な早月小屋に到着
テン場も広々
早速テント設営
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テン場も広々
早速テント設営
テントに潜り込むとパラパラと雨。その後、夕方まで豪雨が続く。
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テントに潜り込むとパラパラと雨。その後、夕方まで豪雨が続く。
しかし、あっと言う間に晴れ間が広がった
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しかし、あっと言う間に晴れ間が広がった
ガスもなくなり、剱岳が顔をのぞかせてくれた
2
ガスもなくなり、剱岳が顔をのぞかせてくれた
赤く染まる小窓尾根
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赤く染まる小窓尾根
日本海に沈む夕日
あの雨からは信じられない変化
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日本海に沈む夕日
あの雨からは信じられない変化
いつもの星空撮影
途中から月が出て、明るい夜空となりました
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いつもの星空撮影
途中から月が出て、明るい夜空となりました
なんとなく天の川
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なんとなく天の川
北斗七星が輝く
富山平野の夜景がきれいです
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富山平野の夜景がきれいです
月夜です
これからあの山頂を目指して登ります
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月夜です
これからあの山頂を目指して登ります
次第に色を変える小窓尾根
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次第に色を変える小窓尾根
ようやく明るくなってきた
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ようやく明るくなってきた
そしてルートも厳しくなってきた
難所 獅子頭
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そしてルートも厳しくなってきた
難所 獅子頭
その先すぐに次の難所 カニのハサミ。
中央付近に鉄の杭が1本突き刺さっている足場を使って移動する。
剱岳には何故かカニが多い
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その先すぐに次の難所 カニのハサミ。
中央付近に鉄の杭が1本突き刺さっている足場を使って移動する。
剱岳には何故かカニが多い
おぉ〜!
立山側の景色が見えた
先週は浄土山から五色ヶ原を歩いていたので、毎週通っている事に気付く🤪
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おぉ〜!
立山側の景色が見えた
先週は浄土山から五色ヶ原を歩いていたので、毎週通っている事に気付く🤪
薬師岳、黒部五郎岳、笠ヶ岳がほんのりピンクに染まる
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薬師岳、黒部五郎岳、笠ヶ岳がほんのりピンクに染まる
落石注意
前回歩いた別山尾根ルート
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前回歩いた別山尾根ルート
分岐標識が見えた
分岐標識が見えた
下から見えていた標識に到着
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下から見えていた標識に到着
この早月尾根を這い上がって来た
2
この早月尾根を這い上がって来た
別山尾根と早月尾根の合流点
別山尾根と早月尾根の合流点
エグイ岩峰がズラリ
こちらはエキスパートルート
その後ろには白馬岳から連なる後立山連峰
この時間で既に雲がモクモクと湧き上がってきた
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エグイ岩峰がズラリ
こちらはエキスパートルート
その後ろには白馬岳から連なる後立山連峰
この時間で既に雲がモクモクと湧き上がってきた
危ない尾根ルートがあちこち
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危ない尾根ルートがあちこち
もう一つの一般登山道である別山尾根コース
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もう一つの一般登山道である別山尾根コース
遠くまで見えます
立山の後ろには槍穂連峰
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遠くまで見えます
立山の後ろには槍穂連峰
はるか遠くに先日登った富士山
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はるか遠くに先日登った富士山
初対面のお社です
逢いたかったぜ😊
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初対面のお社です
逢いたかったぜ😊
早月小屋も見えます
我がテントも健在
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早月小屋も見えます
我がテントも健在
影剱岳と富山平野・富山湾
その先には能登半島が連なる
影剱岳と富山平野・富山湾
その先には能登半島が連なる
さあ、慎重に下山しましょう
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さあ、慎重に下山しましょう
ここだけ雪が残っていました
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ここだけ雪が残っていました
無事、早月小屋に戻りました
無事、早月小屋に戻りました
テントを回収し、重い荷物を担いで下山します
ありがとう!剱岳😁
※後日報道で知りましたが、ちょうどこの頃、向かいの上級者コースである小窓尾根で滑落事故により亡くなった方がいたそうです。
ご冥福をお祈りいたします
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テントを回収し、重い荷物を担いで下山します
ありがとう!剱岳😁
※後日報道で知りましたが、ちょうどこの頃、向かいの上級者コースである小窓尾根で滑落事故により亡くなった方がいたそうです。
ご冥福をお祈りいたします
暑いし、長いし、急だし・・・
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暑いし、長いし、急だし・・・
馬場島に下山
振り返って下って来たルートを見ると、予報通り早月尾根は真っ白なガスに包まれていた
お疲れ山でした🙌
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馬場島に下山
振り返って下って来たルートを見ると、予報通り早月尾根は真っ白なガスに包まれていた
お疲れ山でした🙌
最後に出逢った花々
花1
最後に出逢った花々
花1

感想

今回の目的は、縦走装備の重さを担いで行動出来るかを確認することが第一目標です。
75肇競奪の中は5箸凌紊肇咫璽襪魑佑畊んだ重量約21kg。これで北アルプス三大急登の早月小屋まで、標高差1500mを登る😱

長期縦走での初日はこの程度の重さなので、これで行動できなければテント泊長期縦走は難しい。
これだけの重量を担いだのは数年ぶり。流石にキツかった🥵。亀🐢の如くゆっくり休み休みでしか動けなかった。もちろんコースタイムオーバー。1時間に1回は休憩しないと息が続かなかった。早月尾根は軽装での日帰り、または小屋泊まりが多いので、凄い荷物ですね〜と声を掛けてくれた人もいた(コイツ、何してるんだ❓と思ってんだろうな〜)
真夏で風のない急登、汗ダラダラ流しながらの修行、結局担ぎ上げた水分は二日間で全部飲み干し、予定通り無補給での往復を達成した。

第二の目的は、昼にテン場に着いてゆっくり過ごす事😇。プライベート空間をノンビリ過ごす⛺1000円。
この小屋水場が無く、2肇撻奪肇椒肇1200円なり。
注意するのはトイレにペーパーなし(300円)

12時頃、ガスで真っ白の早月小屋に着いてすぐにテント設営。
先客は8張。テントに潜り込んでおにぎり食べ始めたら、ポツポツと通り雨。今回もギリギリセーフ。暫し雨が降ったり止んだり。14:30から本降り☔。テントに伝って流れ落ちる雨で、マグカップ満タンになるほど、夕方まで降り続いた。
雨の飛沫で飛散った土がテントを汚してしまう程の土砂降りは、テント泊では記憶にないほどで、遠くには⚡音が聞こえた。夏の高山は午前しか天気が安定しないけど、テントに入ってしまえば問題なし。

雨が降っても気温は下がらず、ダウンジャケットは未使用。夜も薄い化繊シュラフだけで過ごせた
夕方には、先程の豪雨は嘘の様に晴れ渡った空が広がり、富山平野と夕日🌄を楽しめた。

担ぎ上げたビール🍺で乾杯。ゴロゴロ過ごすうちに汗で濡れた装備も乾いてしまった。テン場でもスマホの📶は通じたので暇潰しできた👍
星空🌠もクッキリ。月🌜が輝き出すまで見事な星空🌃。そして富山平野には美しい夜景🌉が広がっていた。

最後の目的は、剱岳⛰️登頂💦(軽装でアタックするので楽です)。天気予報では、翌日も今日と同じ様に昼には雷雨⛈️の予報。予定を早めて早月小屋を3時前の月夜🌛に出発し軽装でアタックした。
初めての早月尾根、鎖も多くガレ場が続く。難所の攻略としては別山尾根の方が大変ではあるが、早月尾根は体力勝負、集中力が切れると大事故になるのはどちらのコースも同じ。
無事に山頂に着くと遠くには富士山🗻が見えるほどの視界が得られた。

山頂での撮影後、一気に小屋に降りて⛺撤収し、デカザックを担ぐ。さっきまでアタックザックだったので感覚がズレていたのか、下りでバランスを崩して重量を支えきれず一回転💀。幸い怪我も無く下りてこれた。各地で遭難、滑落、怪我が相次いでいるので、注意しましょう。
お疲れ山でした👋

(山旅想い出話)
前回、初めて別山尾根コースを登った時には、珍しい事に建替えでお社が無かった。今回は初顔合わせ。

動画作成が追い付いていません・・・夏休みの宿題です。
今は、ショート動画で御勘弁願います。




夏休みの宿題・・・ 作ったのに掲載していませんでした
改めて、本編公開します


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技術レベル
3/5
体力レベル
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技術レベル
5/5
体力レベル
5/5

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