富士山 水ヶ塚〜宝永山
- GPS
- 09:59
- 距離
- 10.2km
- 登り
- 1,373m
- 下り
- 435m
コースタイム
- 山行
- 8:36
- 休憩
- 1:43
- 合計
- 10:19
天候 | 晴れ〜雨〜曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
タクシー 自家用車
トイレあり 下山後富士宮口五合目からタクシー (水ヶ塚まで 5,000円弱) |
コース状況/ 危険箇所等 |
危険箇所とくに無し 水ヶ塚出発後、宝永山を経て六合目の宝永山荘までトイレ無し |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ソフトシェル
ズボン
靴下
グローブ
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
レジャーシート
地図(地形図)
コンパス
笛
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ストック
カメラ
|
---|
感想
昨年に続き二度目の富士山。
今回はコロナ明けで人出の多そうな富士山頂を避け
水ヶ塚から富士の原生林を抜けて宝永山を目指すことにする。
この道は須山登山歩道といい
最古の富士登山道のひとつである古道らしい。
宝永大噴火で消滅してしまった登山道を一度は復興させたものの
明治時代に旧陸軍の演習場として撤収され再び廃道に。
平成になって再興し今の登山道になったのだそうだ。
前半は苔むした美しい原生林で
他のルートに比べて歩く人も少なく
そんな激動の歴史があった登山道だとは想像もできない
静かで穏やかな道だった。
小学生二人を含めた7人で
地元のWさんにたくさんの富士山情報を教えてもらいながら歩く。
昨年8合目直下でギブアップしたハル君も
富士山5回目のルルちゃんに励まされつつ
ゆっくりでもしっかりと歩いていく。
五合目辺りにくると唐突に目の前にガレ場と富士山頂が現れる。
昨年の富士宮口五合目からは最初から最後までこの風景だったが
深い森を抜けてきた後だととても新鮮で思わず声が出る。
真っ赤なクレーターのような宝永火口は巨大で
「ここは地球っていう惑星なんだ」と感じさせられる。
ズルズルの砂利道の登りは果てしない。
ハル君の休憩回数が増えていく。
去年リタイヤしたことをとても残念がっていたと聞いていたので
どうにか最後まで登らせてあげたい。
みんなで声をかけながらゆっくりゆっくり登る。
余裕綽々のルルちゃんが行ったり来たりしながらついてくれる。
杖におでこをつけて完全にうつむいてしまい
小さな体で自分と戦っている。
「どうする?やめてもいいよ」
パパに言われてじっと黙って考えている。
あぁ、今年もハルは無理かもしれないと何度か思った。
でも少しすると一歩一歩足を出していく。
宝永山の山頂で待っていたみんなの元に
霧の中から現れた姿を見たら
ほんま胸が熱くなった。
よくがんばったなぁ。
今回一番嬉しかったのが宝永山の山頂で全員揃って写真が撮れたこと。
去年はバラバラだったし。
子供はこういう経験で随分成長するんだろう。
水ヶ塚ピストンの予定は雨や時間のこともあって
富士宮口からタクシーに予定変更。
富士宮口はさすがにかなり人が多かった。
小屋泊なのかこの時間からでも登っていく人たちもいる。
今回のこのコースはほんまによかった。
去年とは全然違う富士山を味わうことができた。
変化があるし森の中を歩くのは楽しい。
でもやっぱり山頂も目指したいし
来年はどういう計画にしようか。
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