権現山（浅川から鋸尾根に）

2015年01月29日(木) [日帰り]

• GPS: 06:06
• 距離: 10.5km
• 登り: 896m
• 下り: 1,100m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:17
• 休憩: 0:49
• 合計: 6:06

8:54 浅川バス停
9:40 9:48 浅川峠
10:52 0:00 稜線分岐
10:59 11:27 権現山
11:57 0:00 オクノ沢ノ嶺
12:21 0:00 麻生山(栗干場)
13:08 13:21 三ッ森北峰(郡内鋸岳)
15:00 杉平入口

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

行き)JR中央線/猿橋駅⇒浅川(富士急山梨バス)
帰り)杉平入口⇒猿橋駅(富士急山梨バス)

コース状況／危険箇所等

浅川から権現山を通り麻生山までは段差もなく比較的歩きやすい道。
麻生山から三ツ森北峰間の下りと北峰西面の下りは急斜面に雪が残って凍結箇所もあって滑りやすい。
鋸尾根は全面落ち葉に覆われリボンを辿る下りとなる。また落ち葉に足を取られるなど滑りやすい。

写真

1/28 9:09

浅川バス停から15分で登山道入口に

1/28 9:41

浅川峠の分岐、ここから支線尾根をたどる

1/28 10:29

尾根の枝越しに丹沢の山々、右は扇山

1/28 10:52

稜線に出会う、ここから権現山を往復する

1/28 10:59

権現山頂上、二等三角点の標石があり、一面の霜柱

1/28 11:02

権現山からの富士山

1/28 11:03

東側、東京方面が遠望できる

1/28 11:03

南側、富士と周辺山々、左に鹿留山、右に三ツ峠、手前は百蔵山

1/28 11:24

北側、奥秩父の白い峰々と手前に奥多摩、左奥に雲取山、その手前に三頭山

1/28 11:47

権現山（後方）からはなだらかな尾根歩きに

1/28 11:57

オクノ沢ノ峰、表示板の代わりに赤と青のリボン

1/28 12:00

雪の残る尾根道を行く

1/28 12:02

麻生山手前のピーク、後方は権現山

1/28 12:22

麻生山、1267.5m地点

1/28 12:22

麻生山から権現山方面を見ると

1/28 13:11

三ツ森北峰頂上

1/28 13:17

南側に鏡付きの表示盤

1/28 13:09

富士山と桂川流域、左から鹿留山、杓子山、倉見山、右手前に高川山

1/28 13:09

その右に富士山から三ツ峠、本社ヶ丸、御坂黒岳、滝子山から南大菩薩の峰々

1/28 13:12

南面、左から権現山、麻生山、扇山、百蔵山

1/28 14:01

全面落ち葉で覆われた鋸尾根を下っていく

1/28 15:00

杉平入口バス停前から

撮影機器：

COOLPIX P7100 ニコン

感想

kesera182

扇山の背後にそびえる権現山は山稜が大きく堂々としていてなかなか魅力的な山だ。過去に東側から登ったことがあるが、今回は西側尾根を歩くことにした。

貸切状態のバスで浅川に。バスを降りると相当寒く顔をこわばらせて歩き始める。林道をたどり登山口に着き、ここからつづら折れを登りつめると浅川峠に。ここで陽の光が差し込み、ようやく寒さから解放され一息つける。
支線尾根は自然林の中、枯れ枝を通し富士山はじめ周辺の山並みが確認できる。道は落ち葉に覆われ足に優しく気持よく歩ける。
急登を登りつめると権現山山頂に、そこは一気に展望が開けて素晴らしい眺めに思わず歓声を上げたくなる。まず富士山、そして周辺山々から南大菩薩の山嶺、北側には奥秩父から奥多摩の山並み、東側には新宿などの高層ビル群も望める。
ここで展望を楽しみながらの昼食をとる。

このあと西側尾根を行く。明るい自然林の中の尾根道はアップダウンはあるがなだらかで陽だまりハイクが楽しめる感じだ。
麻生山は1267.5mのピークの他、西側にもう一つあってこちらが本当の麻生山との記述も見られる。これらの麻生山は林に展望は阻まれている。
麻生山から登山道は一変する。岩場が現れ、急勾配の上に雪が残って滑りやすい。おかげでコースタイムの1.5倍ほどかけて三ツ森北峰に到着する。
頂上の山名表示は単に「北峰」。南側に鏡付きの表示板と少々洒落っ気がある。
北峰の展望も素晴らしい。特に富士山と桂川流域の景観が印象的だ。
北峰頂上からの西側の下りも急勾配で雪が張り付いていて慎重に歩く。
このあと鋸尾根の全面落ち葉で覆われた道を下る。トレースを見つけるのは難しく赤いリボンが頼りの下りとなる。
鋸尾根の落ち葉は桁違いに多いが、コース全体に渡って豊かな広葉樹の森に覆われていてぜひ紅葉の時期に歩いてみたいコースだと思う。
登山道を抜け、山村の生活道路を歩き、杉平バス停に。最終的にはバス時間にうまくアジャストできた。
快晴のなか、展望に恵まれ、誰一人出会わない静かで変化のある山歩きが楽しめた一日だった。