笠谷
- GPS
- 36:48
- 距離
- 22.2km
- 登り
- 2,858m
- 下り
- 2,639m
コースタイム
天候 | 晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
下山口の中尾高原口に1台デポ |
コース状況/ 危険箇所等 |
往路笠谷林道は崩壊箇所多数 復路クリヤ道は整備されていないので笹藪漕ぎ多い |
写真
感想
夏合宿で初めての笠谷へ。長い長い笠谷林道。2時間くらいと聞いていたが、奥は崩壊していたり草木に覆われていたりで結局3時間ちかく延々と歩く。10時半にやっと入渓。はじめのうちに大きな滝が3本現れ、それぞれ巻いて登っていく。あまり上流に行くと流木が少なく、合宿最大の目的?焚火が楽しめないとのことで、初日は早々に沢が少し細くなりかけた標高1480m辺りの中州で幕営。
2日目は時間を見ながらどこまで進むか決めるとのこと。初日のような巻かないと登れない滝は無いが、小瀑と大岩を越えて進む道中は、巻が無い分楽かと言うとそうとも言えない。なかなかハードな道のり(沢のり?)なのだ( ;∀;)
標高2000m付近の二俣に着いたのが9時くらい。左の水を湛えた沢の先にはいくつもの美しい滝が連なっていて、南西尾根へ向かって突き上げている。もう1泊できるのなら是非ともこちらを登り笠ヶ岳に登頂したいところだが、残念ながら一泊の予定。今日中に下山しなくてはならない。左の沢へ少し進みかけたが戻り、右の涸れた沢に入っていく。
この沢、最初の内は北東方向にまっすぐ伸びて、直ぐにでもクリヤ道に合流しそうに見えたのだが、標高2300m辺りで北に方向を変え結局こちらも南西尾根に突き上げている。そのまま詰めてしまうと時間もかかるし体力も的にも辛そう。おまけにこの地点からは右手前方にクリヤ道が見えているので、端折ってハイマツをトラバースして登山道へ乗り上げることに決定。このトラバース…帰宅して地図で確認するとたかだか300m程の道のりなのに、ハイマツに足を取られザックに絡みつかれ体力を削ぎ落され魂まで吸い取られ…這う這うの体で何とか昼頃にクリヤ道へ合流。
登山を始めた年に初めてクリヤ道から笠ヶ岳に登頂して以来のクリヤ道。最近荒れていると聞いていたが上部はそれほどのこともなく「楽勝!」と思っていたのだけれど、クリヤの頭を過ぎて最終水場の手前辺りから笹藪が煩わしくなり始め、下部にいたっては筆舌に尽くし難い藪!この辺りから体力の限界で亀足鈍足になりなかなか前に進まない。見かねたN&Mのお2人、「先に降りて車回収しとくわ」とカモシカのごとく猪のごとくかけ降りて行った(^^;
亀組4名、おかげさんでマイペースで中尾まで降りて行きました。ありがとうございます。初めての笠谷、技術的に難しい所は皆無と聞いていたが体力勝負の沢でした。山行中に誕生日を迎えた私、あと1年はアルパインっぽいことをやりたいと思っていたが、2週間前のジャンダルム飛騨尾根登攀後も今回も、下山後の疲れや下肢の浮腫みが長引いて調子が戻りません。ん〜ん〜…そろそろ年貢の納め時?でもまだまだやりたいちょっとアビナイこと(笑)いつまでやれるかな?
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する