【富士山麓を歩き回るシリーズ(その3)】中の茶屋起点に約35��(富士林道〜精進登山道〜河口湖口五合目〜滝沢林道）

2023年08月12日(土) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 34.7km
• 登り: 1,285m
• 下り: 1,282m

コースタイム

日帰り

• 山行: 9:52
• 休憩: 0:00
• 合計: 9:52

6:03 中の茶屋
6:23 林道富士線 起点
6:54 林道富士大石線 起点
7:37 富士スバルライン 一合目下駐車場
7:47 船津口登山道 車止め
9:41 精進口二合目
9:45 富士スバルライン三合目バス停
10:04 精進口三合目
10:43 精進口四合目
11:53 富士スバルライン五合目(河口湖口)
12:12 泉ヶ滝
12:20 里見平★星観荘
12:26 吉田口五合
13:39 滝沢林道 四合目ゲート
14:16 林道小富士線 起点
14:19 新屋山神社 奥宮
15:08 林道鷹丸尾線 起点
15:14 林道侭下線 起点
15:55 中の茶屋
15:55 ゴール地点

天候

アクセス

利用交通機関：

自家用車

中の茶屋近隣の駐車場を利用

写真

【中の茶屋】
久しぶりにやってきました
富士山をゼロ合目から往復
したのは2012年
もう10年以上も前なのか
■富士山【麓(富士吉田)からの日帰り】に再挑戦
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-202908.html

【林道富士線起点】
中の茶屋から吉田口
登山道を少しだけ登ると
右に富士林道の起点が
出てきます。
ここから同林道を西へ
進みます。

【林道富士線起点】
台風で通行止めに
なってしまうのね

【林道富士線】
ルリビタキかな？
でもそれにしては
足が長いな・・・
調べてみたら
コルリの若鳥のようです
（前週に続き
　二度目の遭遇）

【林道富士線】
「あっかんべー」
という声が
聞こえたような
気がしました

【林道富士線】
故岡本太郎さんが
描いた画に登場しそうな
キャラクターを発見

【林道富士線】
朝日を浴びて
水色〜青〜紫の
グラデーションが
目を惹きました

【林道富士線】
ノコギリカミキリの
兄いがブンと飛んできて
足元に富士着
いや不時着

【林道富士線】
林の間に前方に
御大現る！
少し進むと・・・

【林道富士線】
全貌を現しました！
富士山の山中に居ながら
富士山を眺めるという
不思議な感覚

【林道富士線】
あの人工物の間を
沢山の人が歩いて
いるんでしょうなあ・・・

【林道富士線】
左手の萩の花を入れて
撮ろうとしたところ
足を踏み外して
路肩の側溝に落ちてしまい
とても深かったにも拘わらず
大怪我せずに助かりました
2011年にも同じように
落ちたのを思い出しましたが
気を付けねば・・・
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/photodetail.php?did=119824&pid=0623da3b465f309260de4af2ea409e4c

【林道富士線】
オオマツヨイグサと
マルハナバチ君

【林道富士線】
オハナにもう夢中で
近寄っても
見向きもされません

【林道富士線】
近くに渓流もない所で
キセキレイが
ひょこひょこと散歩中

【林道富士線】
黄色つながりで
ハンゴウソウ

【林道富士線】
おや
可愛らしい君は！

【林道富士線】
ヒガラかと思ったら
シジュウカラ君だね
若鳥かな？

【林道富士線】
樹間にチビ助も登場！
ミソサザイ君

【林道富士線】
日本じゃ
ないような景観

【林道富士線】
遠方眼下には
黒岳から王岳まで
ズラッと並ぶ御坂山塊が
一望できて喝采
山塊というよりは
あれは立派な山脈だな

【林道富士線】
一方、足元には
樹海をゆらゆら遊泳する
黄色いトットちゃん
キツリフネ

【林道富士線】
タケニグサの
明るい黄土色と
先端の白い花が
なんだか好きです

【林道富士線】
おお！
子供の頃に憧れた
ルリボシカミキリ発見！
日本にしかいない
固有種だそうです

【林道富士線】
スバルラインの下を
くぐり抜け・・・

【林道富士線】
少し進むと
富士林道の現在地を
表す標識

【林道富士線】
ここで右手から来る
林道船津線と交差
船津線は左に伸びますが
ゲートで通せんぼ
写真右前方に進みます

【林道富士線】
ん！今度は？
アカハラの♀？
クロツグミ♀？
それともマミジロ♀？

【林道富士線】
イチモンジチョウかと
思って撮ったのですが
家で調べてみたら
アサマイチモンジの
ようです

【林道富士線】
この赤と黒の実は
初対面
調査中です

【林道富士線】
右の木々から
夥しい数のカケスが
左に飛んでいきました

【林道富士線】
カヤにもミクロの花が
咲いているのを見つけ
よく見てみると
とても繊細なのに感動

【林道富士線】
一服中の御大

【林道富士線】
オンタデにも
接近してみました

【林道富士線】
途中、旭平線という林道の
入口を発見

【林道富士線】
入っていきたくなりますが
富士線の赤線繋ぎの為に我慢
次回のお楽しみに

【林道富士線】
左から鬼ヶ岳、節刀ヶ岳
左に十二ヶ岳と
三峰を揃って見ることが
できて嬉しい！

【林道富士線】
フジバカマの花に目がない
アサギマダラ
長旅お疲れさん！

【林道富士線】
今度は右から大和田線
左に東軒線との
交差点に出ます

【林道富士線】
前週に向こうからやってきた
ポイント、精進口二合目に到着
ここを左折し

【精進口登山道】
精進湖口登山道を
登っていきます

【精進口登山道】
クルマユリと出会えて
テンションアップ！

【精進口登山道】
山と高原地図では
ここから左に東軒林道が
伸びているはずなのですが
・・・

【精進口登山道】
倒木で進むのが困難
さっきの大和田線との
交差点からの道が正解か？

【精進口登山道】
ちょっと笹が
生い茂っていましたが
すぐに歩き易い道に
変わります

【精進口登山道】
ゆるゆる登っていくと
再びスバルラインの下を
潜る地点

【精進口登山道】
スバルラインの左手に
出ました
登山道は左下にありますが
道路までちょっと
登ってみました

【精進口登山道】
富士スバルラインの
三合目地点
ここでパンを頬張りました

【精進口登山道】
そして
精進湖口登山道の
三合目を通過

【精進口登山道】
木漏れ日の中
カラマツの葉が
沢山落ちた溶岩の道を
淡々と登ります

【河口湖口五合目】
そして
恐る恐る・・・

【河口湖口五合目】
出てみると
富士山は文字通り
雲隠れ

【河口湖口五合目】
原宿ではありません

【五合目→佐藤小屋】
外人さんばかり・・・

【五合目→佐藤小屋】
前週に続き
キベリタテハに会えて
ドキドキ！

【五合目→佐藤小屋】
それにしてもいい眺め！
河口湖と山中湖を同時に
見下ろせるなんて贅沢

【五合目→佐藤小屋】
そういえば
吉田口から富士山に登る時
ここを左に下りたくなる衝動
を振り切っていたのですが
今日は衝動に従うことが
できて嬉しい

【林道滝沢線】
河口湖の向こうに見える
三ッ峠〜御坂黒岳〜の
山並みがいい

【林道滝沢線】
再び静寂の世界に
戻ってこれました！

【林道滝沢線】
11年前のゼロ合往復の時に
ここから左に下ったのを
よく覚えています

【林道滝沢線】
フレッシュな
カブト君たち

【林道滝沢線】
ルリビタキの声は
沢山聞こえていたのですが

【林道滝沢線】
漸く
出てきてくれました

【林道滝沢線】
次に登場したのはウソ♂
遠くてピンボケですが
赤い実を咥えています

【林道滝沢線】
そしてウソ♀も
お食事中のようですね

【林道滝沢線】
頂上方面を振り返る
青い空が気持ちいい

【林道滝沢線】
チョリチョリチョリ
ジッジッと鳴く
メボソムシクイ
木の葉を忙しく伝うので
撮るのが難しく
今回はこれが精一杯

【林道滝沢線】
なかなか留まってくれない
キベリタテハが
遠くの白樺の幹に着地
滅多に見ることができない
この蝶がこの辺りでは
沢山飛んでいたのにびっくり

【林道滝沢線】
あまり見かけない
アサノハカエデも
滝沢林道には沢山
翼果が目に付きました

【林道滝沢線】
マイカーでここまで
登って来たことはありますが

【林道滝沢線】
今日は自分の足で
下ります

【林道滝沢線】
おお
再び山中湖のいい眺め

【林道滝沢線】
いつか歩かなければ
ならないと思っている
林道小富士線の入口

【林道滝沢線】
ここが起点
次回は須走口と
赤線を繋げよう

【林道滝沢線】
右手に
山と高原地図には載って
いない林道鷹丸尾線の
入口がありました
ここもいつか歩こう

【中の茶屋】
手前で空が暗くなり
雨が降り出してきたので
ギリギリセーフ
約10時間、35��
久しぶりによく歩きました

感想

yamahiro

●お盆で遠出をすれば
　どこに行っても混む
　とはいえ、近場の低山歩きだと
　猛暑の灼熱で楽しくない・・・
　ということで
　今回も富士山の麓を歩いてきました。

●スタートの標高は
　約1200M弱の中の茶屋
　朝6時に出発できた為
　意外と涼しくて
　まずは富士林道を
　実に気持ち良く歩けました。
　途中でコルリの若鳥や
　ルリボシカミキリなど
　珍しい生き物にも遭遇でき
　展望も素晴らしく終始ワクワク。

●富士林道の西側は前週に
　精進口登山道三合目まで歩いているので
　今回はそこまで林道を辿った後
　同登山道を五合目まで登りました。
　比較的緩い傾斜を
　淡々と詰めていきましたが
　スバルラインと交差したり
　ミソサザイが突然足元から
　飛び立って狼狽したり
　カラマツの葉で埋め尽くされて
　フカフカの道を歩いたりと
　興味は尽きません。

●静寂だった登山道から
　恐る恐る五合目に出てみると
　そこは予想どおり
　完全に”アウェイ”の世界でした
　が、滝沢林道に入ると
　再び静寂の空間
　野鳥達の声を聞きながら
　長くて緩い傾斜の舗装道を
　延々と歩いて
　中の茶屋まで戻ってきました。

●最後は空が灰色になり
　雨がポツポツ降り出して
　ギリギリセーフで帰還
　久しぶりに30�卍�
　10時間弱歩くことができ
　持久力が少し
　戻ってきたことも実感
　充実した1日と
　することができました。