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Yamareco

記録ID: 5829658
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
白馬・鹿島槍・五竜

不帰嶮を目指すも撤退…(大雪渓〜白馬鑓〜杓子)

2023年08月13日(日) ~ 2023年08月14日(月)
 - 拍手
さわだ その他1人
体力度
6
1~2泊以上が適当
GPS
15:28
距離
21.5km
登り
2,360m
下り
2,342m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
8:18
休憩
0:47
合計
9:05
5:17
58
6:18
6:18
8
6:27
6:27
136
8:43
8:53
23
9:15
9:33
55
10:29
10:29
40
11:08
11:09
62
12:11
12:18
74
13:32
13:38
18
13:57
14:03
24
14:27
2日目
山行
5:40
休憩
0:31
合計
6:11
14:27
21
5:31
5:33
19
5:52
5:53
16
6:09
6:22
21
6:43
6:44
34
7:18
7:19
59
8:17
8:32
16
8:48
8:48
13
9:01
9:01
5
9:06
9:08
18
9:26
9:27
35
10:02
10:02
41
10:43
10:44
11
10:55
10:55
8
11:02
11:02
23
11:25
天候 初日は晴れ、午後からガス。
2日目はガス、風、雨、晴れ、目まぐるしい変化
過去天気図(気象庁) 2023年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
タクシー 自家用車
8/12の2:30頃に八方バスターミナル第2駐車場に到着。この時点で5台以上の空き、その後4時頃には満車になった様子。
4:45頃にタクシーで猿倉へ移動。

下山後も猿倉発のバス時間とタイミング合わずタクシーで八方へ。
コース状況/
危険箇所等
大雪渓は崩落が進んでいて、全体で30分ほどしか歩けず、殆ど秋道を歩きます。
雪渓よりも歩きづらく時間も体力も余計に必要となりました。
今年はさらに崩落が進む可能性があり、そうなると雪渓上は歩けなくなるそうです。

【白馬尻〜頂上宿舎】
雪渓取り付きまでは右岸の秋道を延々と歩きます。
ザレていて歩き難い場所があり、雪渓歩きより時間がかかります。
雪渓は標高差にして僅か200mほど、30分程度しか歩かずに左岸に上陸します。
その先は広大なお花畑を灼熱の太陽の下で登ります🥵

【頂上宿舎〜天狗山荘】
杓子までは細かくアップダウンを繰り返しますが、巻道と別れた頂上直下は細かく砕けた岩が積み重なり歩きにくいです。
一旦降り登り返して白馬鑓ヶ岳へのピークに到着。
再び細かなアップダウンを繰り返し天狗山荘に到着します。
杓子山頂付近と鑓に向かう稜線は信州側が切れ落ちており足元も細かな岩の重なりなので、風の強い日などは要注意です。

【天狗山荘〜天狗の頭の先(撤退)】
天気が良ければとても気持ちの良い稜線歩きが楽しめるポイント。危険箇所もありません。

【天狗山荘〜白馬鑓温泉〜猿倉】
白馬鑓温泉直前の鎖場付近までは、涸沢や千畳敷を思わせる広大な圏谷で、上部にはコマクサの群落も見られました。
鑓温泉から猿倉までは鑓と杓子の尾根と谷のトラバースでアップダウンが続き、下山でも体力を必要とします。
その他周辺情報 下山後は八方の湯へ。
アルカリ性の良い温泉ですが、 8/1からモンベル割引が無くなりました(^^;)
猿倉から出発。
遭対協の方が経口補水液OS-1を無料で配布してくださいました。有り難く完飲してから出発します。
2023年08月13日 05:17撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
8/13 5:17
猿倉から出発。
遭対協の方が経口補水液OS-1を無料で配布してくださいました。有り難く完飲してから出発します。
白馬尻に到着。
青空が素晴らしい〜
2023年08月13日 06:20撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
8/13 6:20
白馬尻に到着。
青空が素晴らしい〜
やっと雪渓が見えるところに来ましたが、崩落してて歩けそうにありません。
2023年08月13日 06:42撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
8/13 6:42
やっと雪渓が見えるところに来ましたが、崩落してて歩けそうにありません。
雪渓が近づきましたが、まだまだ秋道を伝います。
2023年08月13日 06:54撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
8/13 6:54
雪渓が近づきましたが、まだまだ秋道を伝います。
やっと雪渓にのりましたが、その途端にガス。
湿気の多い天候なので雪渓の上がこうなるのは覚悟の上ですが。
2023年08月13日 07:22撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
8/13 7:22
やっと雪渓にのりましたが、その途端にガス。
湿気の多い天候なので雪渓の上がこうなるのは覚悟の上ですが。
あっという間に雪渓が終わってしまいましたが、ガスも取れてきました!
2023年08月13日 07:56撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
8/13 7:56
あっという間に雪渓が終わってしまいましたが、ガスも取れてきました!
雲海の上に出ましたね。
雪渓の崩落が進んでいるのも見えます。
2023年08月13日 08:32撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
8/13 8:32
雲海の上に出ましたね。
雪渓の崩落が進んでいるのも見えます。
もう一息で頂上宿舎到着ですが、とにかく暑い❗️🥵
2023年08月13日 10:19撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
8/13 10:19
もう一息で頂上宿舎到着ですが、とにかく暑い❗️🥵
宿舎で体力回復させて、いざ稜線へ!
2023年08月13日 10:58撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
8/13 10:58
宿舎で体力回復させて、いざ稜線へ!
剱岳〜⛰️
この後は雲に覆われ姿を見せてくれませんでした。
2023年08月13日 11:02撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
1
8/13 11:02
剱岳〜⛰️
この後は雲に覆われ姿を見せてくれませんでした。
2つの山小屋を従えた白馬岳!
カッコ良い山です。
2023年08月13日 11:04撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
1
8/13 11:04
2つの山小屋を従えた白馬岳!
カッコ良い山です。
早くもトウヤクリンドウの季節です。
稜線の主役はこの花でした(天気のおかげで花が開いてくれていました)
花の終わったウルップソウの大群落も至る所に!
今度は1ヶ月程度早く来たいですね。
2023年08月13日 11:12撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
8/13 11:12
早くもトウヤクリンドウの季節です。
稜線の主役はこの花でした(天気のおかげで花が開いてくれていました)
花の終わったウルップソウの大群落も至る所に!
今度は1ヶ月程度早く来たいですね。
目指す杓子(左)と白馬鑓(右)。
2023年08月13日 11:15撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
8/13 11:15
目指す杓子(左)と白馬鑓(右)。
登りにくいガレ場よ先に杓子岳の山頂!
2023年08月13日 12:14撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
8/13 12:14
登りにくいガレ場よ先に杓子岳の山頂!
次は一旦降ってから白馬鑓を目指します。
2023年08月13日 12:28撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
8/13 12:28
次は一旦降ってから白馬鑓を目指します。
黒部側には柔らかな高原地帯。
この先、急峻な黒部の谷に落ちるんでしょうね…
2023年08月13日 12:30撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
8/13 12:30
黒部側には柔らかな高原地帯。
この先、急峻な黒部の谷に落ちるんでしょうね…
振り返って杓子岳。
巻道通らず山頂踏めて良かった〜。
2023年08月13日 12:42撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
8/13 12:42
振り返って杓子岳。
巻道通らず山頂踏めて良かった〜。
こんなところに雷鳥さん。
2023年08月13日 13:08撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
1
8/13 13:08
こんなところに雷鳥さん。
登山道で回り込んで下からも。
2023年08月13日 13:09撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
8/13 13:09
登山道で回り込んで下からも。
ところどころにコマクサも。
2023年08月13日 13:20撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
8/13 13:20
ところどころにコマクサも。
頑張って白馬鑓ヶ岳。
本日の累積の登りが約2,000m。
大雪渓秋道が長かった事もあり、結構バテました🥵
2023年08月13日 13:27撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
8/13 13:27
頑張って白馬鑓ヶ岳。
本日の累積の登りが約2,000m。
大雪渓秋道が長かった事もあり、結構バテました🥵
この先も稜線が続きます。
登り返して少し降った先に、今夜のお宿【天狗山荘】が見えます。
2023年08月13日 13:46撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
8/13 13:46
この先も稜線が続きます。
登り返して少し降った先に、今夜のお宿【天狗山荘】が見えます。
振り返って白馬鑓!
端正な山です。
2023年08月13日 14:21撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
8/13 14:21
振り返って白馬鑓!
端正な山です。
翌朝、ガスガスの天狗山荘。
この時点では風も弱く、どうしようか迷いつつも出発。
2023年08月14日 05:07撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
8/14 5:07
翌朝、ガスガスの天狗山荘。
この時点では風も弱く、どうしようか迷いつつも出発。
早速、登山道を雷鳥が散歩。
今日は稜線近くで10羽以上見ました。
天気も崩れるはずだ…😥
2023年08月14日 05:17撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
8/14 5:17
早速、登山道を雷鳥が散歩。
今日は稜線近くで10羽以上見ました。
天気も崩れるはずだ…😥
天狗の頭、本日の最高地点となりました。
この先10分ほど進みましたが、風も雨も強くなってきたので撤退を決めました…
2023年08月14日 05:30撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
8/14 5:30
天狗の頭、本日の最高地点となりました。
この先10分ほど進みましたが、風も雨も強くなってきたので撤退を決めました…
天狗山荘に戻り身支度整えて下山開始。
白馬鑓の圏谷入った直ぐのコマクサ群落。
2023年08月14日 06:44撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
8/14 6:44
天狗山荘に戻り身支度整えて下山開始。
白馬鑓の圏谷入った直ぐのコマクサ群落。
急に天気が回復して雲海の下に街並みも❗️
稜線のガスも取れて不帰嶮に再チャレンジしたい気持ちが動きますが、天気が崩れるまでに安全地帯に到達する時間は取れないと判断し、このまま下山を選択。
2023年08月14日 07:03撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
8/14 7:03
急に天気が回復して雲海の下に街並みも❗️
稜線のガスも取れて不帰嶮に再チャレンジしたい気持ちが動きますが、天気が崩れるまでに安全地帯に到達する時間は取れないと判断し、このまま下山を選択。
一瞬の晴れ間!
この後直ぐにガスと雨雲に覆われました。
2023年08月14日 07:14撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
3
8/14 7:14
一瞬の晴れ間!
この後直ぐにガスと雨雲に覆われました。
白馬鑓温泉。
凄いところに建ってるな〜と感心。
2023年08月14日 08:08撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
8/14 8:08
白馬鑓温泉。
凄いところに建ってるな〜と感心。
足湯からの写真。
中段が露天風呂、上段が宿泊棟です。
湯量が豊富で驚きです‼️
2023年08月14日 08:24撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
8/14 8:24
足湯からの写真。
中段が露天風呂、上段が宿泊棟です。
湯量が豊富で驚きです‼️
温泉の川と温泉の滝。相当な湯量が谷に流れ込んでいました。
チョット勿体ない感じがするけど山深すぎて使い道ないよね〜…
2023年08月14日 08:32撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
8/14 8:32
温泉の川と温泉の滝。相当な湯量が谷に流れ込んでいました。
チョット勿体ない感じがするけど山深すぎて使い道ないよね〜…
こんな谷や尾根をいくつもトラバースするので、下山といってもなかなか標高が下がりません…
長い道のりです。
2023年08月14日 09:05撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
8/14 9:05
こんな谷や尾根をいくつもトラバースするので、下山といってもなかなか標高が下がりません…
長い道のりです。
一番大きな? 杓子沢。
上部に杓子沢雪渓があり水量も豊富です。
2023年08月14日 09:12撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
8/14 9:12
一番大きな? 杓子沢。
上部に杓子沢雪渓があり水量も豊富です。
小日向のコルに到着。
やっとココから本格的に降ります🎵
2023年08月14日 10:02撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
8/14 10:02
小日向のコルに到着。
やっとココから本格的に降ります🎵
小日向のコル付近ではギボウシが満開でした。
2023年08月14日 09:50撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
8/14 9:50
小日向のコル付近ではギボウシが満開でした。
白馬鑓温泉分岐に戻ってきました。
お疲れ様でした〜
2023年08月14日 11:17撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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8/14 11:17
白馬鑓温泉分岐に戻ってきました。
お疲れ様でした〜
【おまけ】
中央道勝沼付近のレインボー🌈〜
右から左まで見事な半円形を見せてくれました。
2023年08月14日 17:02撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
1
8/14 17:02
【おまけ】
中央道勝沼付近のレインボー🌈〜
右から左まで見事な半円形を見せてくれました。

感想

8/13〜16で裏銀座縦走を計画していましたが台風7号の直撃予報により中止。
台風影響少ないであろう8/13〜14だけで「白馬大雪渓〜不帰嶮〜唐松(八方尾根)」を回る計画を急遽実行したけど、予想より早く稜線の天気が悪化したので撤退、となりました…😢

裏銀座は3年連続中止で課題のまま、その上、不帰嶮も宿題に加わったと言う結末でした。
杓子岳と白馬鑓ヶ岳に行けたのは良かったのと、建て替えた天狗山荘も良かったです。
またリベンジしに来ます🎵

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