甲斐駒ヶ岳 〜様々な顔を持つ「南アルプスの貴公子」 北沢峠から〜
- GPS
- 07:53
- 距離
- 10.3km
- 登り
- 1,103m
- 下り
- 1,116m
コースタイム
- 山行
- 6:59
- 休憩
- 0:53
- 合計
- 7:52
天候 | 朝のうち快晴 午前中からガス・雲が多くなった。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
駐車場が出庫する時に利用料1,000円を支払います。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
■北沢峠〜長衛小屋〜仙水小屋 樹林帯コース。長衛小屋からは沢沿いの気持ち良い道のり。 仙水小屋から先はトイレも水場もないので注意が必要。 ■仙水小屋〜仙水峠 途中から一転してガレ場になる。右側に栗沢山を見ながらしばらく歩くと、左前方に摩利支天が見えてくる。 ■仙水峠〜駒津峰 樹林帯の中を一気に500m登る。時折展望ポイントがある。 ■駒津峰〜六方石 時折クサリ場を経ながら50m下る。この先直登ルートと迂回ルートがある。 ■六方石〜甲斐駒ヶ岳山頂(迂回ルート) 迂回と言いながら、道のりはそれほど楽ではない。 ザレた登山道でなかなか前に進まず体力を削られる。 摩利支天との分岐を過ぎると登山道がわかりにくいが、赤い杭を目印にしていく。 |
その他周辺情報 | 下山後は仙流荘の日帰り温泉利用600円。 水風呂があるが、水温は10℃ぐらいでかなり冷たいが熱った体のクールダウンにはちょうど良い。 |
予約できる山小屋 |
北沢峠 こもれび山荘
|
写真
感想
2023/8/19 動画リンク追加しました。
今週2回目の南アルプス。
1週間の夏休みをもらったので、前回の鳳凰山につづけて滞在したかったが、途中台風7号がきていたので、一度埼玉県の自宅に帰り。金曜日に再度車を走らせた。
今回は未踏峰の甲斐駒ヶ岳を選択したが、黒戸尾根から登る勇気はないので、登山口は北沢峠をチョイス。
金曜日とは言え、お盆休みなので仙流荘発の南アルプス林道バスは大混雑。4時半から並んだが、前に並んでいた方に話しかけて談笑しながら過ごしたので、待ち時間はそれほど苦痛ではなかった。
北沢峠には6時40分頃に到着し、早速登山を開始。仙水峠経由のコースを選択した。樹林帯・沢沿い・がれ場・急登・ザレ場と変化に富んだコースだが、10時頃から周囲の山々はガスに包まれ始め、山頂に到着した10時半ごろには富士山や北岳も見えなくなっていた。
また、ガレ場を通過しているあたりから日差しが強烈でかなり暑く汗を搾り取られたし、甲斐駒ヶ岳に取りついてからは登山道が狭い所もあり、すれ違いの待機も多く発生した。
南アルプス林道のマイカー規制のため、日帰りだとこれ以上早く登山を開始することはできないし仙流荘のバスの混雑も問題。
時間的に余裕があるなら、1日目は昼ごろのバスでのんびり北沢峠に到着して栗沢山などに行ってのんびり過ごし、2日目以降に夜明け前から登山を開始して早く山頂に立っておきたいところ。
また、このコースは仙水小屋を過ぎてから山頂までに水場もトイレもないので、十分な準備をして臨む必要があるが、水分量の計算を間違えて途中水不足に陥ってしまった。復路の駒津峰のあたりで水がなくなってしまい、仙水小屋まで1時間あまり無給水で歩いていたら腕に痺れが出てきたが、熱中症の前兆だったと思われる。盛夏には十分な準備をして臨む必要がある。
お隣の「南アルプスの女王」仙丈ヶ岳とはまったく特徴が異なる甲斐駒ヶ岳は、「南アルプスの貴公子」と呼ぶにふさわしいさまざまな顔を見せる山だった。
甲斐駒良いですね。
青い空、白い山肌、森林限界からの大展望、これぞ夏山って感じがして自分が登っている感じになりました。
しかし、写真1の激混みは凄いですね。でも混雑もこの時期の夏山の一部ですね。
お疲れ様でした。
いつもコメントありがとうございます😊
甲斐駒ヶ岳は以前から気になっていたので、今回登頂できて無量です。ただし、体力面では色々課題があったので、体鍛えて絞らないと…。
南アルプス林道は当分通行止めでしょうから北沢峠は仙流荘からのみアクセス可能ですので日帰り登山ではこの混雑も致し方ないかと😅
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