滝子山〜黒岳〜大峠
- GPS
- 05:15
- 距離
- 23.2km
- 登り
- 1,730m
- 下り
- 1,730m
コースタイム
- 山行
- 5:04
- 休憩
- 0:10
- 合計
- 5:14
過去天気図(気象庁) | 2023年08月の天気図 |
---|---|
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
自転車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
・大峠〜桑西駐車場:自転車を利用した下り。所々穴のある舗装道路 ※大峠は10台?ほど駐車可能。汲み取り式?のトイレあり ・桑西駐車場〜小沢ドウミ:よく整備された林業用道路 ・小沢ドウミ〜滝小山北尾根?:1447Pからの上り下りがナイフエッジになっており、下地がもろい箇所もあり、やや怖い(一部トラロープが設置されている) ・滝小山北尾根〜北尾根:普通の登山道だったが、アモウ沢乗越のあたりでツキノワグマ?と思われる唸り声を聞いた(姿は見ることができず) ※以下略 |
写真
感想
当初、ソロ沢、南アルプス日帰りなどいくつか計画があったが、直近の降雨や午後の雷雨の可能性を考慮して、前日23時過ぎにここに決めた。滝子山へは、できれば中央道側(南側)からアクセスしたかったが、いいラインが思い浮かばなかったのと、自転車アクセスでは回り込む距離が長くなるので、諦めた。
大峠に駐車して自転車で結構下りる。桑西駐車場の奥にあるスペースに自転車をとめて歩き出す。しばらくは林業用の歩きやすい道路を登る。小沢ドウミから人間か獣かわからないような踏み跡をたどって尾根に乗る。1447Pから先はナイフエッジで、まあまあ怖い。滝小山から北に伸びる尾根に出る手前も少し急で手を使った登りがあった。
滝小山北尾根(仮)に出てからはおだやかなアップダウンが続く。気持ちよく歩いていると、足元でぶわっとハエの羽音がした。近くに大きな排泄物でもあったのだろうか。さらに数歩行くと、向かう滝小山の方角から「グルルッ」という唸り声が聞こえたため、歩みを止める。周囲に話しかけたり、声をあげたりしてから、また歩き出す。その後、熊の気配を感じることはなかったが、久しぶりに総毛だつ瞬間だった。思えば、こういう状況において、先に相手を見つけられないというのは、結構致命的なことなのかも知れない。この前後にも何度か、視認するよりも先に鹿の警戒音を聞いた…。
歩きながら色々と考える。思うに、登山の良さは世俗から離れられるところにあるのだから、世俗の煩わしさを知らない子供には(少なくとも大人と同じようには)、理解できない。楽しみ方は千差万別だし、子供には子供の楽しみ方があるだろうが、開放感みたいなものは制限するものがあってこそはじめて得られるものなので、そういうものをさほど意識していない(と思われる)子供に開放感は得られないか、得られても大人とは比べ物にならないくらい小さなものだろう。それに、命にかかわる意思決定は、ある程度成長してから自分でした方がいいだろうから、本人が強く望む場合を除き、子供の登山にはあまり積極的になれない。
そうこうするうちにお花畑を過ぎて大蔵高丸へ。ここまですれ違ったの登山者は1組だったが、その後もう数名に遭遇。黒岳から大峠までの下りは苔が多く歩きやすい道だった。それまでは曇りだったが、自転車を回収する直前から雨が降り出したため、この日のルート選択と判断は概ね正解だった。帰り際、真木川で脚を洗い、セブンイレブンでエリックサウス監修のビリヤニを食してから帰宅。なかなかいい一日であった。
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