幌尻岳

2023年08月22日(火) ~ 2023年08月23日(水)

• GPS: 14:44
• 距離: 28.5km
• 登り: 1,806m
• 下り: 1,795m

コースタイム

1日目

• 山行: 9:31
• 休憩: 1:59
• 合計: 11:30

5:00 第2ゲート
5:32 5:32 奥幌尻橋 登山口
6:45 6:58 北海道電力取水施設
9:05 9:09 幌尻山荘
10:39 10:46 命の水
12:34 12:35 大岩
12:39 12:40 振内・新冠コース分岐
12:46 14:18 幌尻岳
14:25 14:26 振内・新冠コース分岐
15:32 15:32 命の水
16:30 幌尻山荘

2日目

• 山行: 3:05
• 休憩: 0:04
• 合計: 3:09

16:30 幌尻山荘
6:37 6:42 北海道電力取水施設
7:51 7:52 奥幌尻橋 登山口
8:24 第2ゲート

天候

曇／晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

とよぬか山荘までレンタカー
とよぬか山荘から１便 4：00発のシャトルバスで第二ゲートへ。

復路　第二ゲート１便 9：30発

札幌からとよぬか山荘までのアクセス
札幌南IC→道央自動車道 苫小牧東IC→日高自動車道 日高富川→国道237号→道道71号→道道845号→道道638号を経て、とよぬか山荘

コース状況／危険箇所等

第二ゲートから北電取水施設までは8キロ程の林道歩きです。取水施設を過ぎると糠平川の渡渉がはじまります。水は深い所で膝上までありました。水流が強い箇所もあるので慎重に。渡渉を十数回繰り返すと幌尻山荘に到着します。

山荘からの登山道は序盤樹林帯の急登が続きます。
当日は蒸し暑かったので水は充分に準備した方が良いと思いました。(途中水場もあるので足りない場合は補充出来ます)稜線に出ると北カールを眼下に見ながらアップダウンを繰り返して山頂に辿り着きます。

下りは急斜面が続くので要注意。

その他周辺情報

幌尻山荘
１泊 2000 円
宿泊二週間前までに振り込みする


とよぬか山荘（前泊）大人　6,500円
往復シャトルバス　5,000円


びらとり温泉ゆから：入浴料500円

写真

8/21 14:55

レンタカーでとよぬか山荘に到着。
ここは廃校になった学校を利用した施設です。
この日は明日四時のバスに乗るために前泊です。
駐車場での車中泊は出来ません。

8/21 15:19

寝室は二段ベッドで一室、
十二名利用出来ます。

8/21 17:58

夕食はジンギスカンです。
ビールとともに。

8/21 18:00

美味しかったです！
ジンギスカンが苦手な方にはカレーライスの提供もあるらしいです。

8/22 5:00

翌朝4：50分に第二ゲート到着。

8/22 5:06

約8キロの林道歩きです。

8/22 5:43

ヤマハハコ

8/22 6:20

滝を眺めながら歩きます。

8/22 6:57

北電取水施設前に到着。
簡易トイレがあります。
ここで靴を履き替えます。

8/22 6:58

モンベルサワーシューズ。
ほぼ滑る事なく渡渉出来ました。

8/22 7:02

いきなりの鎖場。
川べりの岩場を進みます。

8/22 7:02

ダイモンジソウ

8/22 7:03

鎖場は数箇所あります。
慎重に。。

8/22 7:14

ここで靴を履き替えても良いかもしれません。

8/22 7:16

渡渉はじまり。
水は冷たくはなかったです。

8/22 7:17

キツリフネ

8/22 7:21

水流が強い箇所もあるので慎重に。

8/22 7:28

ミヤマトリカブト

8/22 7:42

橋もあります。
かなり不安定なのでこちらも慎重に。

8/22 7:48

水は深い所で膝上あります。

8/22 7:57

8/22 7:59

ミソガワソウ

8/22 8:06

ガクアジサイ

8/22 8:18

エゾシモツケソウ

8/22 9:06

幌尻山荘到着！

8/22 9:04

ザックは倉庫に保管します。
食料や必要なものだけ山荘に持ち運べます。

特に食料はそのまま倉庫に入れるのは厳禁です。
ネズミなどに食べられてしまうらしいです。

8/22 9:38

サブザックで山頂目指します。

8/22 9:54

かなりの急登。。
蒸し暑く汗だくです。

8/22 10:40

水場です。
登山道外れて3〜4分下ったところにあります。

8/22 10:42

急登は延々と続きます。。

8/22 11:12

やっと稜線に出ました。
あいにくの曇り空

8/22 11:17

稜線をアップダウン繰り返し進みます。

8/22 11:22

ウメバチソウ

8/22 11:22

ミヤマリンドウ

8/22 11:23

ミヤマアキノキリンソウ

8/22 11:32

8/22 11:32

登山道に熊のフン。

8/22 11:35

登って来た稜線

8/22 11:42

北カールが雄大です。
先行者がここに熊を見つけたらしいです。

8/22 11:49

8/22 11:52

イワギキョウ

8/22 11:53

エゾイワツメクサ

8/22 12:12

岩場もあります。

8/22 12:14

残念ながら山頂は見えず。

8/22 12:48

山頂到着！
あたりは真っ白。。

8/22 13:56

天気の回復願って1時間以上粘りましたが、
祈り虚しく。。下山します。

8/22 14:29

うっすらと山頂

8/22 14:39

山頂付近にはこの小さな甲虫が何百匹と飛び回ってました。害は無いですか、身体中のあらゆる所に張り付きます。

8/22 14:53

稜線から山頂が見えました。
幌尻岳の全貌がやっと見えました！

8/22 14:56

8/22 15:03

真っ白のままだとかなり名残惜しかったけど、この景色だけで満足です。

8/22 15:10

日高の山々

8/22 15:12

8/22 15:16

ホシカガラスのつがい
山頂付近に何羽かいました。

8/22 16:34

山荘まで戻って来ました。

8/23 4:26

山荘内の様子。
マットは無料で貸し出してます。
毛布は500円です。

8/23 5:14

翌朝。今日は下るだけです。
渡渉がまたあります。

8/23 6:00

前日より水が深いような。。
ピンクテープがわかりにくい箇所ありました。

8/23 6:42

取水施設には携帯トイレを外出するボックスがあります。

8/23 6:45

この日は快晴です。

8/23 7:36

林道歩きは帰りはとても長く感じました。

8/23 8:24

第一便9:30発のバス
発車一時間前に着きました。

8/23 11:05

帰りはびらとり温泉ゆからに寄りました。

8/23 11:54

温泉で汗を流して焼肉重でシメ。
お疲れ様でした！

撮影機器：

iPhone 12 128GB SoftBank Apple

iPhone 13 Pro 256GB SIMフリー Apple

感想

akira_neri

百名山の中でも難度の高さで有名な幌尻岳に行って来た。山荘は予約が必要であるが、シーズン中は人気でなかなか予約が取れない。(と思ったがキャンセルなどでポッカリ空いてたりする)

早朝第一便は朝の四時からなので前泊できるとよぬか山荘宿泊は翌日の体力温存を考慮すると大事かもしれない。

第二ゲートから出発して8キロの林道歩きの後、渡渉があるので沢靴を用意しなければいけないのも大変だ。その後も幌尻山荘から山頂まで急登を延々と登るので相当キツイ。。
1日目で歩いた距離は18キロ。。
大変な山だった。

しかし日高山脈の深部に踏み入り雄大な自然を感じた二日間は何物にも代え難い山旅となった。