風谷山−鋸山−桝形山−三ノ峠山

2015年02月07日(土) ~ 2015年02月08日(日)

• GPS: 25:26
• 距離: 17.6km
• 登り: 1,165m
• 下り: 1,167m

コースタイム

1日目

• 山行: 7:30
• 休憩: 1:00
• 合計: 8:30

6:33 スタート地点
9:40 9:55 風谷山
10:34 10:40 尾根ピーク
12:38 13:16 鋸山
13:43 13:43 花立峠
14:11 14:12 仁王ブナ
15:03 桝形山

2日目

• 山行: 3:11
• 休憩: 0:03
• 合計: 3:14

4:45 桝形山
6:09 6:10 コハ清水
6:28 6:28 三ノ峠分岐
6:40 6:41 観鋸台
6:58 6:59 三ノ峠山
7:59 ゴール地点

天候

7日（土）　うす曇り　風なし　気温 日中10℃
8日（日）　うす曇り　弱い風　気温 明け方−2℃
日の出 6:43　日の入り 17:13　月齢 17.6

アクセス

利用交通機関：

自家用車

長岡市営スキー場駐車場

コース状況／危険箇所等

風谷山に登るのに今回のルートはおすすめできない。小さな崖といいたいくらいの急斜面にぶつかる。その崖や鋸山の急登には足元の雪が崩れて登りにくいところがあり、ストックが手がかりにならないのでピッケルを使った。
鋸山から花立峠までは踏み跡をたどることができた。
長工新道の尾根は、予想に反して歩きやすかった。ツェルト泊も快適だった。ただし風が強いと吹きさらしになるのでたいへんだと思われる。
桝形山からの下りでは、最低鞍部まで下るのに尾根を1本まちがってしまい、トラバースで余計な苦労をした。主尾根なりに下らないといけない。
最低鞍部から622M地点南側の鞍部まで登ると、そこから先は三ノ峠山方面への踏み跡があった。

ファイル

天気図2015年02月07日12時.png

（更新時刻：2015/02/08 12:42）

天気図2015年02月08日06時.png

（更新時刻：2015/02/08 12:42）

写真

戸田文司像のところで通行止め。

ここまで除雪されていた。この先にも踏み跡があり歩きやすい。

風谷山の分岐。標柱には不動滝の不の字が見える。1人分のワカンの踏み跡があった。前日のものか。

林道にはけっこう通りにくいところがある。

夏道の登山口よりも手前で適当なところから尾根にあがった。

ヤセ尾根がヤブにはばまれる。夏道のルートにしておけばよかったと後悔しはじめる。

小さな崖。蔓をナイフで切ろうとして、ストックを数メートル下まで落とした。不安定な雪にピッケルを刺し、もう片手で立木をつかみ、やっとのことでよじ登った。

緊張するヤセ尾根。すでに夏道に合流している。踏み跡がないと気持ちがいい。

風谷山山頂にある長岡ハイキングクラブの小屋。

風谷山の先の尾根。絶好の雪上ハイキングコース。

いよいよ鋸山の急登。手前に立っているのは「長稜尾根」の木。急登では時々ピッケルを使った。ピッケルは首の後ろから取り出したり戻したりできる。

山頂直下の尾根に出た。ここからは登りが多少楽になるが、ヤセ尾根もあらわれる。

まさかの踏み抜き。もう一歩左を歩いていたら面倒なことになっていたかもしれない。

鋸山山頂。花立峠ルートから登った3人がすでに到着していた。

花立峠から長工新道の尾根へ。

長工新道の尾根は思いのほか快適に進める。

桝形山の手前で幕営。

鋸山の夜明け。それまで有明の月明かりで撮った写真には何も写っていなかった。

三ノ峠山の積雪計。積雪は190cmくらい。

友遊小屋。赤道コースはたくさんの踏み跡がついている。

友遊小屋の中にはお邪魔しなかった。

長岡市営牧場の先の除雪はここまで。この日はクロスカントリーのレースがあったようだ。

感想

shiremono

今回の主目的は雪上泊だった。天気が穏やかで気温も高く、ツェルトで問題はなかった。ヘリテイジのスーパーツェルトは、ポール受けに雪上泊への配慮があってうれしい。

愛用しているアルコールバーナでは心細いので、20年以上前に買って保管していたガソリンストーブを試してみた。MSRのウィスパーライトは、かさばることととろ火にできないことが難点だ。素直にガスストーブを買えばよさそうなものだが、どうも気がすすまない。

朝早く起き出してしまって時間を持て余したので、月明かりをいいことに夜明け前に出発した。凍み渡りの状態にはなっていなかったが、ヘッドランプなしで歩ける夜道はなかなかよかった。