大中寺から太平山〜晃石山〜馬不入山 周回
- GPS
- --:--
- 距離
- 11.8km
- 登り
- 582m
- 下り
- 579m
コースタイム
天候 | 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
◎大中寺 山号は大平山、曹洞宗の名刹で雨月物語の舞台とされる。 戦国期、当時の大中寺住職虎溪和尚の斡旋により対立していた上杉謙信と北条氏康がここで和議を結んだ。 マイカーで大平山から晃石山を縦走する際の起点となり、参拝者用駐車場をハイカーも利用できる。 無舗装、区画なしで50台以上は駐車可能なスペースである。 駐車場脇にトイレがある。 ◎大中寺〜太平山神社 関東ふれあいの道で太平山神社まではアスファルトの車道歩きが続く。 ◎謙信平 北条氏康と和議を結んだ上杉謙信がここから関東平野を眺めその雄大さに感嘆したといわれる。 視界が開けば富士山やスカイツリーまで遠望できる展望スポットだが、今回は曇天、日の出前ということでその眺望を見ることは叶わなかった。 ◎太平山神社〜晃石山〜馬不入山 コースを通じて関東ふれあいの道『稜線をたどる道』に指定されており、危険な場所はない。 途中のエスケープルートも多く、初心者でも気軽に縦走にチャレンジできる。 ◎謙信平以外の展望ポイント ☆晃石山手前のパラグライダー発射台 南側が大きく開けている。 ☆晃石山 北側の展望がよく日光から足尾が一望できるようだ。 ☆馬不入山 栃木百名山ガイドブックではコース随一の眺望と書かれている。 昨年3月に歩いた半袖隊長のレコではここから富士山、浅間はもとより、八ツまで見えたとアップされている。 http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-419503.html いずれにしても今回は曇天のため雨が降らずにラッキーという程度。 |
写真
感想
7日に宇都宮アルプスと鞍掛山に登ったのち、新国道4号バイパスを南下して予約していたルートイン小山で宿泊。
8日は太平山から晃石山を経て馬不入山まで縦走の予定だ。
標高は400メートル内外と低いものの、晃石山は関東百名山にも選ばれ、条件が良ければ富士山や浅間山まで遠望できる好コースのようだ。
直前の天気予報では、8日の10時ごろから雨が降るという予報となったため、計画よりも早く3時半に起床、4時過ぎにホテルをチェックアウトして登山の起点となる大中寺へ。
曇天のせいか冷え込みは少なく車の温度計は3度程度だ。
まだ真っ暗な5時15分にヘッデンをつけて大中寺を出立。関東ふれあいの道の標識に従い車道を太平山神社へ向かう。
30分ほどで好展望の謙信平に着くが、まだ日の出前でなんも見えないのはやむを得ない。
鳥居をくぐって6時に太平山神社に到着。
早朝にもかかわらず地元の方と思しき軽装のハイカーが何人か歩いていたのは驚き。
神社の先から登山道に入り、富士浅間神社の標識に従い急坂を登ると大平山山頂。
かなり明るくなってきたが曇天のため展望は叶わない。
冷え込みが少なく泥濘が続く登山道を進み、電波塔を過ぎると晃石山への登りとなる。
杉林となりNTTの通信アンテナを過ぎると山頂へ。
条件が良ければ足尾から日光の山々が一望できるようだが、きょうはしゃーないね。バナナ一本でここまで来たのでおにぎりで腹ごしらえの小休止をしていると、地元のハイカーやトレランの方が数人通り過ぎてゆく。
照葉樹と植林を繰り返しながら青入山を越え、万里の長城のような手すりの附いた下りを降りると、東屋のある桜峠だ。
帰りはここから清水寺へ下るがその前に馬不入山へのピストン。
桜峠から馬不入山までは照葉樹の明るい道が続く。
天気が良ければ気持ちのいいプロムナードなんだろう。
栃木百名山ガイドブックでは馬不入山はコースの中最も展望が楽しめると書かれ、昨春歩いた半袖隊長のレコでは富士山や浅間はもとより八ツまで見えたとあるが、今日は歩いてきた晃石山への稜線が見えるのみ。
桜峠に戻り、木製階段を下ると車道に飛び出す。
道路わきの蝋梅が心を和ませてくれる。
清水寺からは稜線山麓につけられた車道を2キロほどたどると大中寺への参道へと戻る。
広い駐車場には車が10台程度、皆ハイカーのようだ。
車に戻ってビックリ、なんと施錠しないまま歩いていたようだが、幸い中を荒らされた様子もなく一安心。
ご近所のどっかの国なら間違いなく車ごと消えてるはずだが、さすがここは日本。
民度のレベルが違うんだよね。
とはいえこれからは気をつけないと…
小さな登降を繰り返すものの、危険な個所はなくエスケープルートも多いのでファミリーや初心者でも安心して歩ける好コース。
天気が良ければ樹間から日光の山々を愛でながらの楽しい山歩きとなったんだろうけど、今日は雨が降らないだけラッキーってところ。
ここ3週間、栃木、茨城の低山歩きを続けてるけど、標高では判断できないいい山が多いことが本当によくわかる。
もちろんメジャーな山も外せないけど、『全国的な知名度はないけど、地元では名山』こういう山をこれからも探して歩いてみたいと思う。
次週の土日も晴天予報、次も栃木に遠征していよいよ岩の殿堂古賀志山にチャレンジしようと思う。
と言っても難しいところはパスして一般コースで歩くつもりだけど。
今回も帰りはみきーたさんが運転、高速に乗ってしばらくして雨が降ってきた。
早出して正解だった。
大平山はアジサイや桜の名所としか記憶にない私です
もっと早く山歩きの楽しさを知っていたら・・・
隠れ名山レコを拝見しながら、
記憶の糸を辿って繋げてみるのが今の私の楽しみです
ハナさん、おはようございます。
栃木市内に知り合いがいますが、毎年ブドウを送っていただくので、私の中では太平山といえばブドウです。笑
アジサイや桜の名所とは現地の案内板やパンフレットで初めて知った次第です。
山の旬とすればそのころに登るべきなんでしょうが、人が多いのが嫌な性質なもので…
ほぼ1年前なんですね、拙者がここを歩いたのは。
関東100名山歩きの一環で訪れましたが、低山の割には眺望がよく、山懐も深く、大勢にハイカーで賑わうのも納得のコースでした。
馬不入山山頂では、地元のベテランハイカーの方に「八ヶ岳が見えているよ」と教えて頂いて、「あ〜、そうなんだ 」と合点した次第。
そうでなければ、「どこの山かなぁ」で終わってしまうところでした。
この辺りの低山では、大小山、石尊山・深高山、吾妻山・・・が次の照準です。
隊長
隊長、おはようございます。
早朝から地元のハイカーが多数みられました。
おらが裏山って感じなんでしょうね??
2月28日まで、今月いっぱいは栃木の低山歩きを続けようと思ってます。
隊長同様石尊山のほか赤雪山から仙人が岳、Stillさんに教えていただいた一床二床三床山などを歩くつもりです。
昨年の3月に栃木、茨城の関東100めぐりで古賀志山、八溝山など7座を3日間でまわりました。太平山、晃石山もその時に行きましたが、今にして思えば、何分ピークハントの意識ばかりが先行してしまい、ここにコメントすること自体とても恥ずかしく思っています。
天気を考慮して午前10時まえに登山を終えられるなど、見習うこと多々ありと思いました。今は関東100の呪縛から解き放たれ、少しはmatch1128さん達を見習えるかなと思っています。
当方の時は午後の遅い時間からの登山となりましたが、ハイキングというより散歩感覚で登られる地元の方が散見され、地元民にとても大切に愛されてる山、名山かなと思いました。古賀志山なんかも、あの広大な駐車場が朝の早い時間から満車になるなどハイキングだけではなく散歩やジョギングする方も多く見受けられて、太平山と同じような印象を持ちました。
ところで「そのまんま!かつ丼」美味しそうですね。ホントにカツ入ってるんですか。
古賀志山への縦走、晴れることを祈ってます。
mtkenさん、おはようございます。
なんたら百名山にこだわると、どうしてもピークハントが優先されスタンプラリー的な登山になっちゃいますね。
山は頂上だけじゃなく、派生するいろんな稜線や裾野からなっていますので、できるだけその山のいい面を体感できるようなコースを歩こうと、ヤマレコなどを拝見して参考にしています。
とはいえ、我が家もマイカー登山ゆえ、限定させる面は多々ありますので偉そうなことは言えません。
古賀志山は半袖隊長が歩かれた稜線から『岩』を体感すべきなんでしょうが、嫁さん同伴登山なのでそこは安全なルートを選び、その代り鞍掛山の縦走路に足を延ばすことにしました。
「そのまんま!かつ丼」ですが、かつが入っていた、味もかつ丼そのものです。
ちょっと値段が高いのがあれですが、結構いけますよ。
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