岩殿山【信州山歩き(中信・南信編)】

2023年08月28日(月) [日帰り]

• GPS: 05:45
• 距離: 9.3km
• 登り: 654m
• 下り: 657m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:25
• 休憩: 0:15
• 合計: 5:40

距離 9.3km 登り 656m 下り 658m

5:28 岩殿寺
7:15 7:20 三社権現
7:55 天狗岩
8:36 8:40 岩殿山
9:18 9:24 天狗岩
11:08 岩殿寺

大月市の岩殿山は岩殿城跡として有名ですが、長野県築北村の岩殿山は修験道の山(山岳信仰の山)として知られています。
https://www.yamakei-online.com/yama-ya/detail.php?id=2175

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

岩殿寺(がんでんじ)の駐車場は広い。
反時計回りに周回する。

コース状況／危険箇所等

別所川に架かる橋を渡り、林道の奥は廃道化していた。
山道に入り、標高が上がるほど傾斜がきつくなり、岩場もあって歩きにくい。
岩場に不慣れな初心者が単独で入山するにはリスク有り。
道標やピンクテープが多く、ルートは分かりやすい。
下りで歩いた別所集落への道は初心者でも問題なし。
往路で歩いた寺沢沿いのルートを往復する人が多いのか、別所集落への下山道はあまり踏まれてない印象だった。

写真

8/28 5:29

別所川の橋のたもとにある看板には岩殿山参道入口と書かれている。（岩殿山三社権現までの略図）

8/28 6:14

所々に山頂までの距離を示す看板が立つ。

8/28 6:38

丸太橋から新芽が出ていた。
自然界の植物の生命力はたくましい。

8/28 7:21

真ん中の看板に『岩殿山 奥の院入口 ここから150m→』と書かれているが、この時は既に体調不良で、奥の院は行かなかった。
岩殿山頂上(三角点)は左方向

8/28 7:32

奥は北アルプス
大滝山〜常念岳〜大天井岳〜燕岳〜野口五郎岳〜蓮華岳〜爺ヶ岳〜鹿島槍ヶ岳
中景右の岩山は京ヶ倉〜大城
歩いた稜線を未踏のピークから眺めるのは感慨深い。

8/28 7:32

(ズーム)
常念〜大天井

8/28 7:33

(ズーム)
餓鬼岳(左は剣ズリ)〜唐沢岳〜七倉岳(平坦)〜北葛岳〜針ノ木岳〜蓮華岳

8/28 7:34

(ズーム)
鳴沢岳〜岩小屋沢岳〜爺ヶ岳(南・中・北)〜布引山〜鹿島槍ヶ岳(南・北)

8/28 7:47

歩いた感じでは700〜800m有りそうだった。

8/28 7:58

東側が開けた大岩、四阿屋山(左)方面
（行きと帰り、大岩に腰を下ろして小休止）
薄っすらとハロ現象が出ている。

8/28 8:38

岩殿山頂上

8/28 8:38

三等三角点、基準点名も岩殿山

8/28 8:39

山頂の様子、展望は良くない。

8/28 8:55

（戻りで撮影）
後少しと書かれているが、大岩と急斜面が多くて歩きにくかった。

8/28 9:16

上りで、腰を下ろして小休止した大岩

8/28 9:22

上りで、この明瞭な道標を見逃していた。
これは上りでは左側になり、右にある白い鉄板の標識に気を取られていた。

8/28 9:37

遥拝所

8/28 9:38

ここがその場所だが、三角点峰は広葉樹に隠され、奥の院はずっと右になると思う。

8/28 10:10

この白い鉄板の標識は要所要所にあった。

8/28 10:15

廃屋
周辺にはお釜が散乱し、昔の住居の痕跡有り。

8/28 10:39

車道へ降りた地点に立つ標識
この後、腰痛と疲労で足を引きずりながら駐車場へ戻る。

8/28 14:47

【おまけ】
帰路の一般道で、私の前を走る水戸ナンバー、自家用の保冷車
『めしも食わずに一目散　楽じゃないけど好きだから』
（会社名は後ろからは分からず）

撮影機器：

TG-5 OLYMPUS CORPORATION

iPhone 13 Apple

感想

たかやま

前日の天気予報で、天気の良い山を選んだところ、奥多摩町は一時的に雨が降る予報でしたが、長野市は終日晴天でしたので、長野の山へ行くことにしました。
暑さではどちらもほとんど変わらず、猛烈な暑さは覚悟の上で、高い山なら涼しいですが、築北村の岩殿山は1000mを僅かに超える山ですので、涼しさは期待していませんでした。
尾根筋の視界が開けた所でもほとんど風がなく、風の涼しさを期待して行くなら関東地方の太平洋側の山が良さそうな感じでした。

水はお店で販売している『○○の水』というナチュラルミネラルウォーターではなく、スポーツドリンクを多めに飲むようにしていました。
私の体感では、ミネラルウォーター3本飲むのとスポーツドリンクなら2本飲むのが同等という感じですが、この日は殆どスポーツドリンクばかり飲んでいましたので、体に吸収されたのかどうか、尿意は日中は全くありませんでした。
多く汗をかいた時や、それが予想される前は、ミネラルウォーターよりスポーツドリンクの方が良さそうです。
https://www.flair-water.jp/column/health/defferent-sports-drink-mineral-water/

11時過ぎに下山しましたので、事前には未踏の「信州山歩き(中信・南信編)」の居谷里山へも行くことを考えていたのですが、腰痛(圧迫骨折)と疲労がひどく、岩殿寺の駐車場からずっと一般道で帰宅することにしました。
16時ごろに帰宅し、疲れや眠気はありませんでしたが、肌着やズボンの腰回りは汗で濡れたままでした。

50代や60代と違って、70を過ぎると衰える速度も速くなるようです(個人差が大きいとも思います)。
それでも山は心の拠り所であり、ささやかな自己満足の目標に向かって突き進むことに生き甲斐を感じるのです。