大阪府 妙見山と周辺の4座を周回

2023年08月28日(月) [日帰り]

• GPS: 05:46
• 距離: 17.0km
• 登り: 1,095m
• 下り: 1,110m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:12
• 休憩: 0:34
• 合計: 5:46

距離 17.0km 登り 1,096m 下り 1,126m

7:46 妙見口駅
8:35 高代寺山
9:17 吉川城址
9:36 黒川駅
9:59 大堂越
10:33 10:52 妙見山
11:08 初谷21(府道出合)
11:29 光明山
11:51 12:04 天台山
12:49 12:51 青貝山
13:32 ゴール地点

写真

8/28 7:45

スタートは能勢電鉄 妙見口駅です。簡素な駅ですが平日の日中でも10分毎に発着があります。駅舎横にトイレや自販機があります。

8/28 7:47

駅から2分程で高代寺への参道への分岐(左)が現れます。

8/28 7:53

分岐から住宅街を7分ほど歩くと高代寺山への山道が始まります

8/28 7:55

よく整備された道が山頂まで続きます

8/28 8:01

8/28 8:07

8/28 8:08

山頂直前の分岐から妙見山を臨みます。ここは「高代寺コース」の終点であり、麓の妙見口駅から1〜8の標識がありました。他のコースも同じようなデザイン(赤と白)の標識が麓からの順番号で立っています。
※ 麓からの順番号は下りの際はありがたいですが、登りの際は何番まであるのか分からないのでイマイチですね。

8/28 8:22

「高代寺8」の標識がある道の反対側にはこの標識があります。高代寺山頂へはまず霊園の方へ進むのが良さそうです。

8/28 8:26

進むとほどなく霊園が現れました

8/28 8:52

霊園の中の道を奥まで進むと舗装路のガードレールが見えます

8/28 8:37

舗装路を少し歩くと右手に山頂を示す標識らしきものがありますので、小さな倒木を越えて奥へと進みます

8/28 8:39

すると山頂に向かってよく整備された道が続いています

8/28 8:41

どうやら山友会の方が整備されているようです。ありがたいことです。

8/28 8:41

8/28 8:42

無事山頂に到着。なお展望はありません。

8/28 8:44

高代寺山の二等三角点にタッチ

8/28 8:10

山頂へ来た道を戻り、寺の方に来ました

8/28 8:11

高代寺はお大師様(空海)ゆかりの寺のようです

8/28 8:15

高代寺の本堂で手を合わせました

8/28 8:59

高代寺の境内にはツキノワグマの獣舎があります

8/28 9:01

名前は「とよ」君だそうです（豊能町だから）

8/28 9:00

登山中にツキノワグマには遠目で出会ったことはありましたが、こんなに近くで見たのは初めてです。結構大きな体ですが、人懐っこそうにこちらに寄ってきました。
※ 近年では生息数は年々増えているそうですから、京都の山奥辺りに放獣してあげてもいいんじゃないかなぁ。

8/28 9:02

獣舎の奥に下山ルートへの入り口があります

8/28 9:17

吉川城址(よしかわじょうし)という山城跡を通ります

8/28 9:21

歩きやすい道をどんどん下ります。なおこの道は国土地理院地図上では登山道ではなく、県境の線(一点破線)で示されていますが、どうやら正規ルートのようです。
※なお国道に出る直前は一旦集落の中へ下りるのが正解のようです。私はわずかな踏み後があったため藪の中を突っ切ってしまいましたが。

8/28 9:33

国道477号線に出て間もなく大阪府から兵庫県へと入ります

8/28 9:34

国道477号は車の通りが多いので気を付けてください

8/28 9:36

妙見山山頂へはケーブルカーとリフトを乗り継いで登ることができます

8/28 9:54

もちろん人力で進みます

8/28 9:57

8/28 10:06

大堂越(おおどうごえ)を越えて、山頂直下のつづら折れの急登が今回の登山ではもっとも大変でした。

8/28 10:14

山頂が近づくと道は林道となり

8/28 10:20

やがてリフトと合流します

8/28 10:21

リフト横の妙見大黒天で参拝

8/28 10:24

山頂手前にブナ原生林があるとのことで立ち寄りました

8/28 10:25

たしかに山頂直下の急斜面に立派なブナ林が広がっていました。

8/28 10:26

8/28 10:29

妙見寺の境内に入りました。南西方向に展望があり、川西市の市街や瀬戸内海、その先の淡路島もうっすらと見えます。

8/28 10:29

境内で最もインパクトのある建物、「星嶺」(せいれい)という信徒会館です。1998年建立。江戸時代周辺を統治していた能勢氏の家紋である切竹矢筈十字(きりたけやはずじゅうじ)をかたどったとのこと。礼拝堂の床は全てガラス張りだそうです。(Wikipediaより)

8/28 10:31

立派な山門をくぐります

8/28 10:30

この山門、ちょうど県境に立っているそうです

8/28 10:35

能勢妙見山 本堂にて手を合わせます

8/28 10:45

境内には郵便局や売店などがありました。
※平日だったせいか、閉まってました

8/28 10:47

妙見山の山頂三角点へは境内のこの脇道を登ります

8/28 10:52

三角点はこの忠霊塔の裏側にあります

8/28 10:51

妙見山の四等三角点にタッチ

8/28 10:56

次の山、光明山に向けて境内を後にします。光明山へはこの大きな鳥居をくぐります。

8/28 11:07

光明山へは県道を歩いたり横切ったりしながら進みます。この標識では右方向に進みます。

8/28 11:15

ほどなくして光明山へと進む道が現れます

8/28 11:22

林の中の道を進むと

8/28 11:29

光明山山頂です。なおここは三角点はありません

8/28 11:39

次の山、天台山へも県道から脇道へ入ります

8/28 11:53

天台山の三角点はこのアンテナ塔の裏側にあります。

8/28 11:52

天台山の三等三角点にタッチ

8/28 12:12

その後は植林林の中などをずっと進みます

8/28 12:49

青貝山の三等三角点にタッチ

8/28 13:02

下山を進めると、やがて青貝山コースの起点を示す「青貝山1」の標識が現れました。無事下山です。

8/28 13:31

手持ちの飲料が尽きていたので、スタート地点の妙見口駅へは戻らずに1つ手前の駅、ときわ台駅方向へ下りました。すぐに国道沿いにコンビニが見つかり助かりました。

感想

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兵庫県川西市と大阪府豊能町(とよのちょう)の境界に位置する山、妙見山とその周囲の山4座に登ってきました。登山道の要所には標識があり、また道はきれいに整備されており、周辺の山も大変登りやすい山でした。妙見山は山頂に能勢妙見山(のせみょうけんざん)という日蓮宗の寺があり、関西の信者さんにとっては重要な寺のようです。当日は猛暑日のせいもあって登山道で人と会うことはありませんでしたが、妙見山の山頂周辺だけは信徒さんと思われる方たちをチラホラとお見かけました。
山に来る際に利用した電車、「能勢電鉄妙見線」も『妙見山への参詣用に敷設されたもの』(Wikipedia)だそうですから、日蓮宗のパワーを感じます。

※ 同じく山頂に神社を持つ京都愛宕山の周辺施設が衰退していったのとは大きく異なりますね。せめて嵐山-清滝間は電車通してくれないかなぁ。同じ阪急系列なんだから。(^^;

なお能勢電鉄のホームページには周辺も含めたコース図が分かりやすく整理されています。今回歩いたコースは以下になります。

高代寺山コース
https://noseden.hankyu.co.jp/guide/course/znqiivml4q/
↓
大堂越から能勢妙見山コース
https://noseden.hankyu.co.jp/guide/course/jenh7e5arq/
↓
光明山・天台山コース
https://noseden.hankyu.co.jp/guide/course/d0nh6h6vtb/
↓
青貝山コース
https://noseden.hankyu.co.jp/guide/course/f4q2s1h2vs/

<今回踏んだ主なピーク>
高代寺山(こうだいじやま) 488m
↓
妙見山(みょうけんさん) 660m
↓
光明山(こうみょうさん) 639m
↓
天台山(てんだいさん) 639m
↓
青貝山(あおかいやま) 391m