横通岳・東天井岳・赤沢山・西岳・赤岩岳・大天井岳


- GPS
- 20:58
- 距離
- 35.4km
- 登り
- 3,102m
- 下り
- 3,111m
コースタイム
- 山行
- 12:36
- 休憩
- 1:07
- 合計
- 13:43
- 山行
- 7:56
- 休憩
- 0:47
- 合計
- 8:43
天候 | 1日目: 晴ときどき曇 2日目: 晴のち曇 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
横通岳: 明瞭な踏跡あり。縦走路と勘違いしてる人いそう 東天井岳: 巻道が90度曲がる所から容易に登れる 赤沢山: 踏跡はあるが薮々しい。特にハイマツの薮は慣れない人にはやっかいだと思う。マーキングは豊富なので見落とさないように 西岳: 一般ルート 赤岩岳: 踏跡はあるがとにかく急登。下りの方がこわかった 大天井岳: 一般ルート |
写真
感想
この週末は南アを計画していたが思ったより天気がよくなさそう。
北アならよいということで、槍穂周辺の未踏峰を目指すことにした。
いつもの一ノ沢登山口を3時にスタート。最終水場付近で明るくなり、常念乗越に着くと青空が広がる。何度も登っている常念岳は今日はパスして北へ向かう。
いつもは巻く縦走路を尾根に忠実に登ってまずは横通岳。踏跡は明僚で簡単に登れる。横通岳の先の縦走路には数頭のサルがいた。以前は見たことがなかったが増えたのだろうか。
次は東天井岳。取り付きがよくわからなかったが、山頂を巻いて支尾根の分岐がある所まで行くと簡単に登れた。常念側からは見えないので今まで気付かなかったようだ。
その先は縦走路を進んで大天荘へ行きトイレ休憩。しかし先週に引き続きまた右足が痛くなってきた。大天井岳は帰りに寄ることにして表銀座方面に進む。こっちを歩くのは始めてだ。足が痛いので下りの岩場に難儀しつつ大天井ヒュッテへ。にぎわっている大天荘とは対照的に通る人もほとんどいない静かな小屋だった。
表銀座、つまり喜作新道は初めて通るが常念山脈と違いとにかく歩く人が少ないという印象。ピークの時期は過ぎたのだろうか。赤岩岳の取り付きを探したが見つけられなかった。相変わらず足も痛いしとりあえず諦めてヒュッテ西岳に行く。途中、ここでもサルを2頭ほど見かけたが小屋周辺にはいなかった。テント場の受付は一番乗りだった。
テントを張ってしばらく休憩して足を休ませてから赤沢山へ。テント場の奥から入っていく。登山道はないが踏み跡は明僚でマーキングも多い。その割にはハイマツの薮がうるさい。まあ覚悟して来ているので行くしかない。1時間かけて山頂に着いた。これで最大の目標はクリアした。戻るのも難儀だが行きに通ったルートなので行きよりは早く進めた。
無事テント場まで戻ったら今度は西岳へ。これは一般ルートなので特筆すべきことはない。山頂で写真を撮り、ぐるりと一周見回したらすぐテント場まで引き返し今日の行動は終了とした。
翌朝は4時にテント場を出発。右足の痛みはまだ残っているが昨日に比べれば全然ましだ。赤岩岳の取り付きを探しながら縦走路を引き返していく。それっぽい踏跡を見つけるが、ちょうどそのとき大天井側から一人の登山者が歩いてきて取り付きを眺めている。話しかけるとやはり赤岩岳へ登るという。ご一緒させてもらい急登を登って登頂。ちょうど夜が明けて槍や北鎌尾根がよく見えた。これで今回のミッションは全て制覇した。急登なので縦走路まで降りるのがちょっと大変だった。
後は下山するだけだが、大天井ヒュッテまでの喜作新道にはサルが大勢出現していた。軽く数えただけでも十数頭はいるので実数はその数倍だろう。北アルプスでこんなに大量のサルを見たのは初めてだ。
大天井ヒュッテを通って大天荘まで戻ったら折角なので昨日スルーした大天井岳には登っておく。山頂には大勢の人がいた。ドローンも舞っている。騒がしいので写真を撮ったらすぐに引き返した。
その後はひたすら縦走路を引き返すが東天井岳付近からガスが出てきた。昨日見たサルは全く見かけなかった。晴れたり曇ったりを繰り返しながら常念小屋へ。時間があれば常念岳にも登ろうとは思っていたが、ガスガスなので今日もパスして下山することにする。気になっていた右足も大丈夫そうで、最後の方はかっ飛ばして一ノ沢登山口まで戻ることができた。
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