記録ID: 5914719
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無雪期ピークハント/縦走
甲信越
荒沢岳 (奥只見の、裏越後の、山深い山)
2023年09月09日(土) [日帰り]
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- GPS
- 07:44
- 距離
- 9.5km
- 登り
- 1,353m
- 下り
- 1,345m
コースタイム
日帰り
- 山行
- 6:25
- 休憩
- 1:14
- 合計
- 7:39
距離 9.5km
登り 1,353m
下り 1,354m
天候 | 晴れ ときどき 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
その他周辺情報 | 日帰り温泉:銀山平温泉 白銀の湯 |
写真
脆いタイプの岩ではなく、手がかりはけっこうあるから、落ち着いて行けばよい。しかし同行者たちは、剱岳のカニのタテバイよりも長い鎖場もある、と言っていた。私は南面から剱をやったことはないから、比較できないが。
岩壁をクライムダウンするなど案の定、下山には神経を使った。着実に失敗なくゴールできたが、曇りでも蒸し暑さは残り、発汗は止まらなかった。これが夏場の新潟の山の洗礼か。飲料水を3L〜4L背負っても良かったぐらいだ。反省点。
撮影機器:
感想
台風翌日だが、山仲間と登山に行ってきた。
今回は、台風一過ならぬ台風未到着。
上陸する前に力尽きて熱帯低気圧になった元台風の影響で、湿った雲が各所に送り込まれていく。
曖昧なカオスで、はっきりとした天気予想はムリ。
最新のシミュレーションを参考にはできるけれど、あとは博打で現地入りするしかなかった。
とりあえず朝、遅めの集合時間にして、それから行き先を本決定することに。
新潟県内の山に向かいたいモチベが高いので、とりあえず関越道を北上する。
予報がマシで、明るいうちの下山も見込める荒沢岳に白羽の矢がたった。元々の第一候補だ。
結果、奥只見エリアはなかなかの天気に恵まれ、登山日和となってくれた。
もう少し風があってほしかったぐらいだ。
水場がない尾根歩きのみのコースだったから、冷却用など、もっと水分が欲しくなった。
新潟の夏山は蒸し暑い。これは聞き知っていたはずなのに、想像力が足りなかった。
もうひとつ想像を超えていたことがあって、それは鎖場をはじめとする荒沢岳の岩場だった。
こんなに険しいとまでは思わなかった。
登山口の警告看板に「荒沢岳は上級者向け」だと勧告があったけれど、すくなくとも初級者が近づいてはいけない類の場所で間違いなかった。
新潟の山、おそるべし。
天気の読めなさゆえに、やや遅めのスタートとなった今回の山行だったが、各々のコントロール内で対処して問題なく登頂と下山をしていたと思う。
新潟の厳しさを体感的によく学ぶ機会にできたと思う。
でも今年の残暑はキツすぎるから、荒沢岳のベストシーズンは10月前半の数週間かなあ。
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