浅瀬入口-権現山-屏風岩山-大滝橋

2015年02月21日(土) [日帰り]

• GPS: 05:55
• 距離: 10.6km
• 登り: 1,144m
• 下り: 1,056m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:10
• 休憩: 0:45
• 合計: 5:55

8:23 浅瀬入口
10:10 10:23 権現山（世附権現山）
10:59 11:06 二本杉峠
12:11 12:30 屏風岩山
13:01 13:07 大滝峠上
13:35 13:35 一軒屋避難小屋
14:18 14:18 大滝橋
14:18 ゴール地点

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

往）小田急線新松田駅　富士急湘南バス　07:25西丹沢自然教室行き　浅瀬入口下車
復）大滝橋バス停　富士急湘南バス　14:47新松田駅行き　終点下車

コース状況／危険箇所等

浅瀬入口→権現山　雪はなく、道標もあり道迷いはないが、頂上直下の急登は、踏み跡がなく、滑落の危険あり。ルートは手入力なので、2.3kmになってしまいましたが、道標では2.8kmです。

権現山→二本杉峠　凍った下りのため、慎重に。アイゼンかストックは必携

二本杉峠→屏風岩山　尾根への取付きは急。両手を使いながら登る。
　途中道なりに右の尾根に入らないように注意。足元に左折の表記あり。

屏風岩山→大滝峠上　山頂から直進しないように。幹に×印あり。左に下ります。
　やわらかい雪道でとても歩きやすい。

大滝峠上→大滝橋　東海自然歩道。渡渉や木橋がありますが、難度は高くありません。林道が舗装になったゲート近くで路面凍結、転びそうになりました。

その他周辺情報

大滝橋から中川のぶなの湯まで徒歩30分。バスなら、1時間に1本のバスの間に入浴可能。

写真

2/21 8:23

浅瀬入口の権現山登山口

2/21 9:11

冬なので、枝の向こうに富士山が見えます

2/21 9:23

権現山まで1.1kmの道標

2/21 9:33

この先が山頂かと思ったら・・・

2/21 10:04

あと30分歩いて、やっと山頂手前の明るい尾根

2/21 10:10

権現山山頂標識

2/21 10:24

1歩、北側に入ると一面の雪

2/21 10:40

東側の展望が開けているところが所々あります

2/21 10:41

やせ尾根。展望がよいが、ここを通るときは慎重に

2/21 10:51

権現山を振り返って

2/21 11:09

二本杉峠からすぐの、屏風岩山尾根取付き。両手を使うほど急です

2/21 11:28

この辺りまで、誰ともすれ違いませんでした。足跡は鹿のみ

2/21 11:47

屏風岩山南尾根の少し開けた小ピーク。気持ちのよいところ

2/21 11:49

道なりに右に尾根が続いていますが・・・

2/21 11:49

足元の木に、屏風岩山　左矢印の表示あり

2/21 11:49

右に行くとこんな感じ

2/21 11:49

左はこんな感じで、こちらが正解

2/21 12:09

屏風岩山山頂付近の立派なブナ

2/21 12:11

屏風岩山山頂の三角点(目印はこれだけ）

2/21 12:43

東の展望。雪を被った檜洞丸から石棚山稜かな。いい天気です

2/21 13:59

大滝の二つの滝の上流の方。

2/21 14:18

大滝橋バス停。ベンチでゆっくり。日差しがあるので、ありがたい

撮影機器：

FinePix XP30 富士フイルム

感想

kent160

山と高原地図「丹沢」の一般登山道(実線ルート)の山は登り尽くしたように思うので、次は破線ルートの山に挑戦。ということで、比較的大きな文字で地図に書かれている「屏風岩山」が今回のターゲット。
世附権現山には、前に細川橋から往復しているので、今回は、浅瀬入口から権現山にアタックし、二本杉峠から大滝峠上まで、初めての道を歩く。
権現山までと、二本杉峠から大滝峠上までは破線ルート。
破線ルートは今まで、大山北尾根しか歩いたことがないが、ヤマレコのレポートから予想するに、単独でもなんとかなりそう。

確かに道標は充実していて、ルート上の多くの部分はよく整備されているので、一般登山道なみの道だと思うが、権現山の山頂直下の急登は、つづら折りになっていないので、踏み跡がないところを滑り落ちないように登っていくのは一苦労だった。ストックと木の根元を頼りに、踏ん張ること数度。破線ルートを覚悟して来ないと痛い目に合うぞ、と思った。

権現山の南斜面は、乾いた土と落ち葉で歩きやすく、北斜面に入ると途端にガチガチに凍っていました。見た目乾いていても、ガラスの上かと思うほど、ストックは刺さらず、アイゼンもかろうじてグリップしてくれる程度。
それが同じ北斜面でも、屏風岩山の北尾根では、フカフカの雪道。
なんでこんなに違うんだろう。
わずかな温度差で雪になるところと雨になるところで違いができるのだろうか。
あるいは風で雪が飛ばされやすいところが、ガチガチになるのか。
もう一つ、東斜面と西斜面の雪の残り方もまったく違う。
南北の差は、日向と日陰の差として分かるのだが、東西でこうも対照的になるものかと驚かされる。気温の高くなる午後に日射がある西側が温度と光のパワーで雪を溶かすのだろうか。
などなどと、考えさせられながら、歩いていました。

次は鐘撞山かな。横浜から電車とバスでは、アクセスがなあ・・・

スギの花粉、山を降りる頃、浴びてしまいました。
目がかゆい。
しばらく山もお休み？？