武尊山 〜 雪原と樹氷の稜線を行く
- GPS
- --:--
- 距離
- 4.6km
- 登り
- 501m
- 下り
- 510m
コースタイム
天候 | 快晴 (風ほとんどなし) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
川場スキー場への山道が凍結しているので(当方ノーマルタイヤ)、道の駅「川場田園プラザ」に駐車、スキー場の無料シャトルバスを利用。バスの始発は8時。 (参考)スキー場のアクセス情報。路面状況, シャトルバス時刻表も http://www.kawaba.co.jp/snow/access リフト; スキー場ベースのカワバシティ7階のリフト券売り場でチケット購入。登山届の提出で証明書が発行される。リフト乗車時にこの証明書の提示が必要。また、下山報告も必要。 料金は往復(片道リフト2本, 計4本分)で\1800。2人以上の場合は回数券を買って調整すれば、少しお得になる。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
○ 川場スキー場・リフト最上部〜剣ヶ峰山〜武尊山山頂 剣ヶ峰山は両側が切れ落ちているため、視界不良時などは注意が必要。また、剣ヶ峰山を巻くトラバースのトレースもあったが、急な斜面で怖そうなのでやめておいた。 剣ヶ峰山から先は数箇所で雪庇があり、トレースのすぐそばに大きなクラックが入っている場所もあり注意。 (2/21 雪の状況) 前日まで降雪があったようだが、9時半のスタート時で立派なトレースがあり、雪は締まっていって歩きやすかった。先行された方々に感謝。 |
写真
感想
12月の北横岳、1月の編笠山に続き、今シーズン3回目の雪山は上州武尊山へ。昨年だったか、雑誌「山と渓谷」で取り上げられ、いつか必ず行こうと決めていた山です。天気は快晴で、今シーズン3戦3勝。今回も歓声とため息の雪山ハイクになりました。
アクセスは川場スキー場から。スキー場手前の登りが凍結しているので、麓の道の駅に車を停めて、そこから無料のシャトルバスでスキー場に向かいます。バスは8時が始発。これに間に合うように出発したつもりでしたが、関越道で事故渋滞があり、際どい時間。でもギリギリセーフでバスに乗り込みます。スキー場のリフト券売り場で登山届を提出してチケット購入。しっかりと証明書が発行されて、これがないとリフトに乗せてくれません。下山時も報告が必要です。手間は掛かるけど、しっかりと登山者に対する受け入れ態勢が行き届いて、好感が持てました。
リフトを2本乗り継いで、ゲレンデ最上部に近づくと真っ白な武尊山が姿を現します。前日に雪が降ったようですが、10時前の出発時にはしっかりとトレースができていて、先行されたみなさんに感謝。すぐに急登があるので、はじめからアイゼン装着で行きます。
リフト乗り場の裏の丘を越えれば、いきなり絶景が始まります。谷川岳を中心とした上越、越後の山々。遠くは浅間山から八ヶ岳、富士山まで素晴らしい眺望です。そして、最初の見所、というか難所は剣ヶ峰山。稜線の上に唐突に存在する急峻なピーク。山頂はナイフリッジとまでは言わないが、両側が切れ落ちていてなかなかの緊張感でした。この日は天気が穏やかでしたが、視界が悪い時や強風ではあまり通りたくないですね。でもそこから見える景色は最高。尾瀬方面の山々、そして、本日の目標である武尊山山頂を見渡します。
ここから先は稜線まで大きく下って、あとは楽しい稜線さんぽ。樹氷の間を抜けて、広い雪原の稜線を歩き、とにかくずっと眺望が開けていて開放的。振り返れば、越えてきた剣ヶ峰山のカッコよすぎるシルエット。写真を撮ってばかりで亀足タイムですが、山頂までそれほど距離があるわけではないので、ゆっくりでも大丈夫。
山頂直下はそこそこの急斜面だったけど、出発から2時間で山頂に到着。ここももちろん360度の大パノラマ。風はほとんどなく穏やかだったので、昼休憩をしながら風景を楽しみました。
帰りは来た道を戻ります。今度は正面に剣ヶ峰山を見ながら。アップダウンが少々、堪えたけど、やっぱり楽しい稜線歩き。剣ヶ峰山はトラバースするトレースがあって、そちらに進もうかと思ってましたが、かなりの急斜面で、先行の方がちょっと苦戦されているように見えたので、ピークを行くルートを選択。帰りは1時間弱でリフト乗り場まで戻って来ました。
※ ブログもぜひ↓
http://blog.livedoor.jp/o_chiku/archives/43196657.html
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