旭岳周遊 〜幸運な山行〜
- GPS
- 07:54
- 距離
- 12.2km
- 登り
- 913m
- 下り
- 901m
コースタイム
天候 | 晴れのち曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
「時間をお金で買う」 |
コース状況/ 危険箇所等 |
裏旭のザレ下りは相変わらず歩きにくかった 裾合の木道が補修中でしたが、部分的に鉄製側溝板を使用。コストと耐久性を天秤にかけて試験採用しているのかな? |
その他周辺情報 | ホテルベアモンテ 日帰り入浴1140円 露天風呂がなくて残念! |
写真
感想
「私11日に休み取ったから、予定合わせてもらえる?」
少々強引なお誘いに面喰いましたが、この方の事情を察すれば仕方がないのかなと思い、休みを変更してもらって今回の山行に臨みました。
天気予報は2転3転しましたが、結果的に、非常に好条件の山行となりラッキーでした。(本来の休日予定は13日でしたが、13日の予報は良くありません)
お誘いのあった同行者の希望は黒岳でしたが、「行先はお任せします」とのことだったので、彼女の未踏峰でもあり、少しでもお天気の良さそうな旭岳をチョイスしました。
どちらかと言うとマイナー志向の私が、メジャーな山をチョイスするのは同行者のいる引率登山だからこそ、であるかもしれません。
こうした機会も時々あった方が良いのかな?
ただ、旭岳は天人峡や十勝連峰、愛山溪同様、厚岸から行くと大雪山系を回り込んでのアプローチになりますので、所要時間を要することが最大のネックです。
「午前2時出発でいい?」
「2時半でお願いします。」
「OK」
厚岸から旭岳温泉までの所要時間は早朝なら約4時間半と言ったところでしょう。
「2時に出発すれば、ロープウエイ始発の6時半頃に到着するかな。」
と言うアバウトな計算でしたが、果たして2時半出発で旭岳ビジターセンター到着は6時50分でした。
「往復の長距離ドライブがあるから」
前日の日曜日は早めに就寝しました。
いつもは前日の仕事が遅くなってしまい、ロクに寝ずに出発しているためここ数回の山行では「運転途中に強烈な睡魔に襲われてしまい」ドライブ中に休息を余儀なくされています。
「最近の体調不良はどう考えても睡眠不足だろう。もういい歳なんだからさ。」と周囲からも言われ続けており、「いや、そんなことはないと思う」と否定はするものの、心当たりがないワケでもなかったり・・・
それを検証するためにも、今回は長めの睡眠を確保したのでした。
予想通り、早朝のドライブは「強烈な睡魔に襲われる」ことなく、邪魔な・・・もとい、他の交通量が少ないのでとてもスムーズに運びました。
旭岳ビジターセンター駐車場にはほぼ予定通りの6時50分頃到着します。
「遠方からの運転だった」時間的ロスを埋める意味もあり、当然ロープウエイを利用します。(近くても利用したと思いますけど)
もちろん、ロープウエイは始発ではありませんでしたが、この微妙な時間帯だからこそ?ロープウエイは非常に空いていました。
姿見駅を降りると、「あぁ旭岳に来たんだな」と実感しました。
ザレ気味の斜面を登りながら、「おや?今日は脚が軽いぞ?」と気が付きます。
もちろん同行者のペースに合わせてゆっくり登りましたが、駆け足で登れそうなほど身体が軽く感じられます。
「走り出しそうだね。走って登ってもいいよ。」
同行者の言葉に応えて走ってみます。
息は切れますが、50mくらい駆けても全く平気でした。
その後も、駆け上がっては同行者を待ち、また駆け上がって、を繰り返しているうちに山頂に到着してしまいます。
「やっぱり休息の確保が要因なんだろうね。今日の体調なら幌尻岳日帰り可能かもしれないわ。」
ごめんなさい、奢ってました。
見栄張りました。
大袈裟なこと言いました。(笑
旭岳山頂にはソコソコの人がいました。
平日とは言え、やはりこの時期の旭岳です。
100名山です。
北海道最高峰です。
山頂で言葉を交わした方には地元の方はおられませんでした。
外国人のご夫婦、或いはそれに準じたカップル。
青森からいらしたと言うご年配の方。
東京から来たという学生らしきパーティ。
さて、ここから裏旭に下りるザレ場が今日1番の悪路です。
同行者にそう告げて間宮岳に向かいます。
同じルートを選択した方々がこのルートに悲鳴を上げます。
ただ1人だけ、まるで富士山の大砂走のように駆け下りて行く若者がおりました。
「ここであのパフォーマンスが出来るとは!」
ごめんなさい、私が奢ってました。
なんとか無事にザレザレの急坂を下り切り、間宮分岐で昼食にします。
同行者は消耗した様子でしたが、斜里岳の時ほどではないようです。
「これからはほぼ下りなので大丈夫だよ。中岳まで、ちょっとゴロゴロしているけど慎重に歩けば問題ないハズ。」
御鉢の縁を少しだけ歩いて中岳分岐から中岳温泉へと折れました。
中岳温泉では、せっかくなので足だけ温泉に浸かりました。
「ココですっぽんぽんになる勇気はないよね(笑」
中岳温泉を過ぎると裾合平に差し掛かります。
いつの間にか、空は雲に覆われていました。
裾合平の木道は老朽化が目立ち、新しい木道が敷設されたところ、木道の代わりに側溝用の鋼製蓋(グレーチング)が敷かれたところもありました。
耐久性とコスト、そして歩きやすさを考えた場合、どちらに軍配が上がるのでしょうね?興味があります。
裾合分岐から姿見までは多少のアップダウンこそあるものの、登山靴の必要がないくらいのハイキングコースです。
ココを3匱紊曚品發い道儻に戻りました。
午後から上空は雲に覆われてしまいましたが、観光客の方は逆に増えていました。
紅葉はまだ始まったばかりです。
1週間後、2週間後、観光客の方は更にもっともっと増えることでしょう。
今年は鮮やかな紅葉を楽しむことが出来るかなぁ?
ゴールデンルートの周回ですね♪
長い道のりの運転、お疲れ様でした(^^)
山行前の睡眠は大切ですよね!
でも私はたくさん寝ても走れません<笑>
今年は猛烈な残暑の影響で紅葉ものんびりな進み具合のようですね。
通常。猛暑後は草木が疲れて紅葉の色付きが良くないことが多いですが、今年はどうでしょうか?
色々な情報を元に色付き良さそうな所を楽しめればと思っています(^^)
コメントありがとうございます!
このルートで標準比0.4〜0.5を叩き出す tomo-masa さんが何を仰いますか?
どうも今年は休みとお天気の噛み合わせが悪くて思うような山行計画が実践できずにいるような気がしています。
それにしても、十分な睡眠が確保できてさえいればある程度のスピードが出せるのであれば、今後の山行計画の選択肢が増えることになります。今後は、山行前の睡眠確保を含めた計画を考慮してみたいと思います。
紅葉の条件、私も気になっています。
どうせなら、感動的な観楓登山を実現したいものです。
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