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Yamareco

記録ID: 592926
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
十勝連峰

美瑛富士・美瑛岳

2014年02月26日(水) ~ 2014年02月27日(木)
 - 拍手
hippocampus その他4人
体力度
5
1泊以上が適当
GPS
33:03
距離
21.8km
登り
1,818m
下り
1,805m
歩くペース
標準
1.01.1
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
9:23
休憩
0:03
合計
9:26
距離 9.0km 登り 1,297m 下り 318m
6:05
321
スタート地点
11:26
11:29
242
2日目
山行
7:30
休憩
0:28
合計
7:58
距離 12.7km 登り 500m 下り 1,501m
7:11
110
宿泊地
9:01
9:29
49
15:09
ゴール地点
天候 快晴
過去天気図(気象庁) 2014年02月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
コース状況/
危険箇所等
2/25 青年の家付近の道路脇は除雪された小高い雪が積もっており、その上にテントを張って前日泊。
2/26 林道入り口には竹の棒で目印してある。2,3日前のトレースが残っていてトレース沿いに登ることにした。途中から予定ルートと異なるところへ進んでいたが、天気も良いためそのままトレースを利用して登った。樹林はCo1141付近からまばらになったが、樹林限界といえるのはCo1250に登った時だ。樹林沿いと斜めに上がるトレースが2つあったが、斜上することにした。Co1450あたりから斜面がかなり固くなり、水無川にあたったあたりでシーアイゼンを装着。小さな沢型に惑わされて少し小屋の先まで行ってしまうが、屋根の端が顔を出しているのを発見した。天気が悪ければ見つけるのは容易ではないだろう。小屋の入り口は完全に雪の中であったが、スノーソーとスコップで掘り出せた。小屋でアイゼンに履き替え、スキーをデポして美瑛富士にアタックした。斜面はサンバーンしてカチカチだった。ピークに木の棒標識があり、写真撮影をして下山。小屋に戻って時間をつぶして夕食。その晩は満点の星空だった。
2/27 5時起床。朝食を済ませ、美瑛岳に向けて出発。下山時悪天にはならなさそうだったが念のためデポ旗を打ちながら美瑛富士を巻き、1716コルへバッチリ当てた。分岐尾根から美瑛岳はトラバースすべき稜線がはっきりと見える。一見怖そうに見えるが好天だったため、地下づくと高度感もない。ただ、南側を覗き込むとそちらは落ちると危なそうだ。雪塊によりかかりすぎないように注意。美瑛岳を登頂し、帰りもバックステップも使わずに帰ることが出来た。小屋に戻ったのがまだ10時くらいだったので下山を決意。小屋を出てしばらくはアイゼンを使用し、雪が柔らかくなったところでスキーに履き替える。樹林に入ってから、メンバーの一人が別のルートで降りて行ってしまい、捜索しながらの下山となったので大幅に時間がかかっている。途中すれ違った方の協力もあって、メンバーと電話で交信でき、登山口近くまで降りていることが分かった。天気が最高だっただけに、残念な下山となってしまった。
2014年02月26日 06:36撮影 by  uTough-6020 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2/26 6:36
2014年02月26日 08:10撮影 by  uTough-6020 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2/26 8:10
2014年02月26日 08:25撮影 by  uTough-6020 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2/26 8:25
2014年02月26日 08:25撮影 by  uTough-6020 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2/26 8:25
2014年02月26日 08:27撮影 by  uTough-6020 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2/26 8:27
トレースが美瑛富士へ続いている。
2014年02月26日 08:33撮影 by  DSC-TX5, SONY
2/26 8:33
トレースが美瑛富士へ続いている。
樹林限界を超えた。なんて天気が良いのだろう。
2014年02月26日 09:20撮影 by  DSC-TX5, SONY
2/26 9:20
樹林限界を超えた。なんて天気が良いのだろう。
斜面がどんどん固くなっていく。
2014年02月26日 09:38撮影 by  DSC-TX5, SONY
2/26 9:38
斜面がどんどん固くなっていく。
美瑛富士に上る朝日。
2014年02月26日 09:38撮影 by  DSC-TX5, SONY
2/26 9:38
美瑛富士に上る朝日。
途中の沢型に雪崩の跡を発見。
2014年02月26日 10:38撮影 by  uTough-6020 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2/26 10:38
途中の沢型に雪崩の跡を発見。
美瑛富士への斜面はカッチカチであるが、大変気持ちの良いのぼりである。
2014年02月26日 12:45撮影 by  uTough-6020 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
2/26 12:45
美瑛富士への斜面はカッチカチであるが、大変気持ちの良いのぼりである。
美瑛富士頂上。
2014年02月26日 13:14撮影 by  uTough-6020 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
2/26 13:14
美瑛富士頂上。
ピークから
2014年02月26日 13:14撮影 by  DSC-TX5, SONY
2/26 13:14
ピークから
ピークから2
2014年02月26日 13:14撮影 by  DSC-TX5, SONY
2/26 13:14
ピークから2
明日はあちらの美瑛岳に登る。
2014年02月26日 13:15撮影 by  DSC-TX5, SONY
2/26 13:15
明日はあちらの美瑛岳に登る。
オプタテシケも計画に入れておけばよかったですね。
2014年02月26日 13:15撮影 by  DSC-TX5, SONY
2/26 13:15
オプタテシケも計画に入れておけばよかったですね。
小屋の入り口を何とか掘り出す。
2014年02月27日 06:46撮影 by  uTough-6020 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2/27 6:46
小屋の入り口を何とか掘り出す。
美瑛富士を巻いて美瑛岳を目指す。
2014年02月27日 07:04撮影 by  uTough-6020 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2/27 7:04
美瑛富士を巻いて美瑛岳を目指す。
朝もやが美しい。
2014年02月27日 07:07撮影 by  uTough-6020 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2/27 7:07
朝もやが美しい。
サンバーンで溶けた雪が凍って鏡のようになっている。
2014年02月27日 07:16撮影 by  DSC-TX5, SONY
2/27 7:16
サンバーンで溶けた雪が凍って鏡のようになっている。
美瑛岳がみえてきた。
2014年02月27日 07:25撮影 by  uTough-6020 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2/27 7:25
美瑛岳がみえてきた。
アイゼンをしっかりきめて登る。
2014年02月27日 07:50撮影 by  uTough-6020 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2/27 7:50
アイゼンをしっかりきめて登る。
1年目のメンバーも頑張って登る。
2014年02月27日 08:30撮影 by  uTough-6020 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2/27 8:30
1年目のメンバーも頑張って登る。
美瑛岳ピークはこの先だ。怖くはないが慎重に稜線基部を行く。
2014年02月27日 08:39撮影 by  uTough-6020 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
2/27 8:39
美瑛岳ピークはこの先だ。怖くはないが慎重に稜線基部を行く。
大雪方面までくっきり見える。一気に縦走したくなるね。
2014年02月27日 08:42撮影 by  DSC-TX5, SONY
2/27 8:42
大雪方面までくっきり見える。一気に縦走したくなるね。
十勝岳方面の景観。どこまでも晴れている。
2014年02月27日 08:42撮影 by  DSC-TX5, SONY
2/27 8:42
十勝岳方面の景観。どこまでも晴れている。
十勝方面への稜線。ギャップがあるらしく今回はいけなかった。
2014年02月27日 08:56撮影 by  uTough-6020 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2/27 8:56
十勝方面への稜線。ギャップがあるらしく今回はいけなかった。
美瑛岳の標識
2014年02月27日 09:00撮影 by  DSC-TX5, SONY
2
2/27 9:00
美瑛岳の標識
最後の直上は天気が良いせいか怖さは感じない。
2014年02月27日 09:00撮影 by  DSC-TX5, SONY
2/27 9:00
最後の直上は天気が良いせいか怖さは感じない。
下山のトラバースを振りかえる。最高の天気に後ろ髪をひかれる思いだった。
2014年02月27日 12:37撮影 by  DSC-TX5, SONY
2/27 12:37
下山のトラバースを振りかえる。最高の天気に後ろ髪をひかれる思いだった。

感想

登山は様々な総合力が問われます。山の経験や体力は当然ですが、知識、冷静さ、忍耐力、引き返す勇気や自分を客観的にみる力など。今回下山時道に迷ったメンバーは、今後より良い岳人を目指してくださいね。

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