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Yamareco

記録ID: 5929629
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
富士・御坂

【富士山・主杖流し】富士山を初のバリルートで登る♪

2023年09月13日(水) [日帰り]
情報量の目安: S
都道府県 山梨県 静岡県
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
08:28
距離
10.9km
登り
1,512m
下り
1,513m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
7:22
休憩
1:05
合計
8:27
距離 10.9km 登り 1,512m 下り 1,513m
7:27
7:31
0
7:31
7:32
87
8:59
9:04
217
12:41
13:08
7
13:15
13:22
2
13:24
13:28
1
13:29
10
13:39
13:40
13
14:10
16
14:26
14:27
14
14:41
14:53
20
15:13
15:15
1
15:16
15:17
13
天候  
天候:晴れ
 風:山腹から山頂まで無風〜微風
 
過去天気図(気象庁) 2023年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
 
■アクセス
・東名高速/御殿場ICより一般道(富士山スカイライン含む)を利用し
 富士宮ルートの登山口がある”新五合目駐車場”へ(6:40着)
(途中、水ヶ塚公園駐車場で車中泊)

<東名高速/御殿場ICから新五合目駐車場まで>
・距離:約38km
・所要時間:渋滞無しの直行で50分(Googleマップのナビによる)

■駐車場について
・駐車場は上記の通り、新五合目駐車場を利用
・駐車料金:無料

<当日の駐車状況>
・この日は閉山後の平日でありながら午前6時40分ごろの到着で、
 登山口付近の上段は満車、下段はシャトルバスの発着所がほぼ満車、
 下段の周回路の駐車区間は5割程度の駐車状況でした。
(オフシーズンの平日でも上段が満車だったことには正直驚きました)

■トイレについて
・この日のトイレは登山口から少し登ったところにある公営トイレと
 新六合目の雲海荘と宝永山荘が営業中で利用できました。
(但し、既にオフシーズンなのでいつまで利用できるかは不明。
 また、新六合目から上の山小屋やトイレは全て閉鎖されています)

■コンビニ
・御殿場IC周辺に数軒あります。但し、自衛隊の滝ヶ原駐屯地前を
 過ぎると無くなりますので注意してください。
 
コース状況/
危険箇所等
 
【ルート状況など】 2023/09/13 現在 

<全般>
・今シーズンの富士山は既に閉山しています。
 この日の登山道(下山で利用した富士宮ルート)はシーズン中の
 夏道がそのままの状態で残っていました。
・この日は主杖流し、富士宮ルートともに滑り止め無しで問題なく
 歩けましたが、これからはいつ雪がついてもおかしくない時期に
 なります。今後入山される方は直前の情報を十分確認して、
 それ相応の装備で臨む必要があります。

・山小屋については、富士山自体が既に閉山しているため、
 新六合目の雲海荘と宝永山荘以外の山小屋は全て閉鎖しています。
 従って必要な水や食料は全て持参する必要があります。
 また、トイレも上記の山小屋以外は利用できないのでご注意を。
(雲海荘と宝永山荘もいつまで営業しているのかは不明)

<主杖流し>
・一般的な山地図には記載されていないバリエーションルートです。
・標高2720mの主杖流し取り付きから剣ヶ峰まで、高低差約1000mを
 一直線に結ぶルート。剣ヶ峰まで一気に直登して行きます。
・踏み面は露岩帯とザレガレのゾーンがあり、出来るだけ露岩の岩伝い
 を登るように進路を取ると効率よく登ることができます。
・取り付きから序盤は全面露岩帯が続きどこでも登れる印象ですが、
 高度を上げるにつれて山頂に向かって左寄り(沢の右岸)が露岩帯と
 なるのでその上を進むようにしました。
・標高3230m付近でここまで辿ってきた山頂に向かって左寄りの
 露岩帯がなくなりザレガレゾーンになってきます。今度は右寄りに
 露岩帯が出てくるのでそちらへトラバースし再び岩伝いに登りました
・上記のようにうまく岩場を狙って登れば、ザレガレで苦しむことは
 それほどない印象。個人的な感覚では9割方岩伝いで進める印象。
 但し、その為には適切な足場のルーファイが必須となります。
・このルートはバリエーションルートなので、マーカーや標識類は
 一切ありません。山頂までひたすら真っ直ぐ登るルートですが、
 ザレガレを避けて足場が安定する岩場を選んで進む点なども含めて
 その場の状況を確認し、全て自分の判断で進む必要があります。
 その点ではある程度の山慣れが必要なルートだと感じました。
(その他、写真にも情報を記載していますのでご確認ください)
 
その他周辺情報  
<下山後の温泉はこちらを利用しました>
■東名高速/御殿場ICの近くにある”富士八景の湯”
https://fujihakkei.jp/
・利用料:900円(平日の17時以降)
・内湯、露天それぞれ1槽ずつで湯温はややぬるめの印象。
・日中であれば露天風呂から富士山が一望できる。
・シャワーは制限付きなものの、お湯の出がよく使いやすかった。
・館内には食事処もあり手頃な値段で食事も可。食堂の雰囲気も
 アットホームな感じで好印象。
*個人的には利用料がやや高めと感じたものの、お風呂や食堂など、
 全体的に好印象だったので次も利用したいと思える温泉施設だった。
 
予約できる山小屋
八合目池田館
おはようございます!水ヶ塚公園駐車場より
今回は閉山直後の富士山へ。富士登山では初のバリルートで山頂を目指します
2023年09月13日 06:04撮影 by  DSC-WX350, SONY
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9/13 6:04
おはようございます!水ヶ塚公園駐車場より
今回は閉山直後の富士山へ。富士登山では初のバリルートで山頂を目指します
富士宮ルートの登山口がある”新五合目駐車場”に到着
すると閉山後のしかも平日だというのに上段駐車場がナント満車!
もうビックリですよ💦(下段は半分くらい空いてました)
2023年09月13日 07:08撮影 by  DSC-WX350, SONY
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9/13 7:08
富士宮ルートの登山口がある”新五合目駐車場”に到着
すると閉山後のしかも平日だというのに上段駐車場がナント満車!
もうビックリですよ💦(下段は半分くらい空いてました)
ということで、今日もここからスタート!
今回は大好きな富士山を初のバリルートで登るのでちょっと緊張してます…
2023年09月13日 07:12撮影 by  DSC-WX350, SONY
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9/13 7:12
ということで、今日もここからスタート!
今回は大好きな富士山を初のバリルートで登るのでちょっと緊張してます…
まずは一般道で登って行きます。いつもの富士山らしい画が出てきました
この大斜面を上に向かってひたすら登っていく。これぞ富士山の画
こういう単純明快で分かりやすいところが好きだし、
これもこの山の魅力のひとつだと思う
2023年09月13日 07:14撮影 by  DSC-WX350, SONY
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9/13 7:14
まずは一般道で登って行きます。いつもの富士山らしい画が出てきました
この大斜面を上に向かってひたすら登っていく。これぞ富士山の画
こういう単純明快で分かりやすいところが好きだし、
これもこの山の魅力のひとつだと思う
”富士宮口新六合目”に到着。既に富士山自体は閉山していますが、
ここの2軒の山小屋(雲海荘と宝永山荘)は営業していました(トイレも可)
2023年09月13日 07:27撮影 by  DSC-WX350, SONY
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9/13 7:27
”富士宮口新六合目”に到着。既に富士山自体は閉山していますが、
ここの2軒の山小屋(雲海荘と宝永山荘)は営業していました(トイレも可)
富士宮口新六合目から15分ほど登ったここ(画面左)からブル道へ入ります
ここから山腹をトラバースしながら”主杖流し取り付き”へ向かいます
2023年09月13日 07:45撮影 by  DSC-WX350, SONY
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9/13 7:45
富士宮口新六合目から15分ほど登ったここ(画面左)からブル道へ入ります
ここから山腹をトラバースしながら”主杖流し取り付き”へ向かいます
ブル道を10分ほど進むとトラバースの踏み跡が出てきます
この先もこれを辿りながら”主杖流し取り付き”まで進みます
2023年09月13日 07:54撮影 by  DSC-WX350, SONY
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9/13 7:54
ブル道を10分ほど進むとトラバースの踏み跡が出てきます
この先もこれを辿りながら”主杖流し取り付き”まで進みます
山腹のトラバース中は南方の素晴らしい風景に癒されました
標高2600m台でこの壮大な景観。やっぱり富士山はいいね♪
2023年09月13日 07:54撮影 by  DSC-WX350, SONY
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9/13 7:54
山腹のトラバース中は南方の素晴らしい風景に癒されました
標高2600m台でこの壮大な景観。やっぱり富士山はいいね♪
この駿河湾の先(駿河灘)に見える島のようなものは何だろう?
2023年09月13日 07:55撮影 by  DSC-WX350, SONY
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9/13 7:55
この駿河湾の先(駿河灘)に見える島のようなものは何だろう?
主杖流し取り付きまでの道は所々にマーカーもあり、
踏み面もそれなりに安定してまともに歩ける印象でした
(一応、ラクルートでは主杖流し取り付きまで実線ルート扱い?)
2023年09月13日 07:59撮影 by  DSC-WX350, SONY
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9/13 7:59
主杖流し取り付きまでの道は所々にマーカーもあり、
踏み面もそれなりに安定してまともに歩ける印象でした
(一応、ラクルートでは主杖流し取り付きまで実線ルート扱い?)
この枯れ沢の横断だけは対岸までの踏み跡が少し分かり辛かった
良く見て何とか分かりましたが…(ここは多少の山慣れが必要な場面かも)
2023年09月13日 08:09撮影 by  DSC-WX350, SONY
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9/13 8:09
この枯れ沢の横断だけは対岸までの踏み跡が少し分かり辛かった
良く見て何とか分かりましたが…(ここは多少の山慣れが必要な場面かも)
この位置(標高2600m台)から約1000m上にある剣ヶ峰の構造物が見えた
さすが遮るものがないフラットな山肌が山頂まで続く富士山ならではの画だと思う
2023年09月13日 08:22撮影 by  DSC-WX350, SONY
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9/13 8:22
この位置(標高2600m台)から約1000m上にある剣ヶ峰の構造物が見えた
さすが遮るものがないフラットな山肌が山頂まで続く富士山ならではの画だと思う
主杖流し取り付きまでの途中に少し藪っぽい箇所もありますが、
踏み跡はキチンとついていたので普通に歩けました
2023年09月13日 08:30撮影 by  DSC-WX350, SONY
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9/13 8:30
主杖流し取り付きまでの途中に少し藪っぽい箇所もありますが、
踏み跡はキチンとついていたので普通に歩けました
そして一般登山道との分岐から約1時間15分ほどで”主杖流し取り付き”に到着
ここから剣ヶ峰まで、高低差約1000mを一直線に登り詰めて行きます
2023年09月13日 08:59撮影 by  DSC-WX350, SONY
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9/13 8:59
そして一般登山道との分岐から約1時間15分ほどで”主杖流し取り付き”に到着
ここから剣ヶ峰まで、高低差約1000mを一直線に登り詰めて行きます
主杖流しの序盤は全面的な露岩帯なので、どこでも登れる印象です
浮石も少なめで岩自体も剥がれたりすることも殆どなく安定していました
2023年09月13日 09:10撮影 by  DSC-WX350, SONY
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9/13 9:10
主杖流しの序盤は全面的な露岩帯なので、どこでも登れる印象です
浮石も少なめで岩自体も剥がれたりすることも殆どなく安定していました
高度を上げて行くと山頂に向かって右側(沢の左岸)寄りがザレガレゾーンに
なってきたので、写真の左寄りの露岩沿いを登るようにしました
2023年09月13日 09:37撮影 by  DSC-WX350, SONY
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9/13 9:37
高度を上げて行くと山頂に向かって右側(沢の左岸)寄りがザレガレゾーンに
なってきたので、写真の左寄りの露岩沿いを登るようにしました
こんな感じの斜面を登って来ました。見ての通り、うまく岩伝いを狙って登れば、
ザレガレで苦しむことはそれほどない印象。但し、足場のルーファイは必須です
2023年09月13日 10:05撮影 by  DSC-WX350, SONY
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9/13 10:05
こんな感じの斜面を登って来ました。見ての通り、うまく岩伝いを狙って登れば、
ザレガレで苦しむことはそれほどない印象。但し、足場のルーファイは必須です
高低差約1000mを直登、さらにマーカーもなく誰もいないルートを
ひたすら登り続けるので、体力もさることながら、精神的にキツクなる
そんな時は振り返ってこの風景で癒され、落ち着きを取り戻す
2023年09月13日 10:06撮影 by  DSC-WX350, SONY
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9/13 10:06
高低差約1000mを直登、さらにマーカーもなく誰もいないルートを
ひたすら登り続けるので、体力もさることながら、精神的にキツクなる
そんな時は振り返ってこの風景で癒され、落ち着きを取り戻す
この辺(標高3230m付近)でここまで辿ってきた山頂に向かって左寄りの
露岩帯がなくなりザレガレゾーンになってきました。今度は右寄りに
露岩帯が出てきたのでそちらへトラバースして再び岩伝いに登りました
2023年09月13日 10:36撮影 by  DSC-WX350, SONY
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9/13 10:36
この辺(標高3230m付近)でここまで辿ってきた山頂に向かって左寄りの
露岩帯がなくなりザレガレゾーンになってきました。今度は右寄りに
露岩帯が出てきたのでそちらへトラバースして再び岩伝いに登りました
このように岩石とザレのミックスゾーンもあります
この辺はうまく岩石の上に足を置いていけば効率よく進むことができます
2023年09月13日 11:21撮影 by  DSC-WX350, SONY
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9/13 11:21
このように岩石とザレのミックスゾーンもあります
この辺はうまく岩石の上に足を置いていけば効率よく進むことができます
これは”イワツメクサ”かな?(3450m付近にて)
こんな高所でもお花に出会えるとはちょっと感動
2023年09月13日 11:26撮影 by  DSC-WX350, SONY
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9/13 11:26
これは”イワツメクサ”かな?(3450m付近にて)
こんな高所でもお花に出会えるとはちょっと感動
露岩帯を狙って岩伝いに登っているので、腰をおろすポイントは十分あります
既に3500mを超えているので、他の山では見られない大展望が広がっています♪
2023年09月13日 11:47撮影 by  DSC-WX350, SONY
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9/13 11:47
露岩帯を狙って岩伝いに登っているので、腰をおろすポイントは十分あります
既に3500mを超えているので、他の山では見られない大展望が広がっています♪
これは三保の松原でしょう。右は清水港かな
2023年09月13日 11:48撮影 by  DSC-WX350, SONY
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9/13 11:48
これは三保の松原でしょう。右は清水港かな
南アルプス方面も朝は快晴だったのですが、予報通り雲に覆われてきました
でもこの山だけは雲の上。さすが富士山、こういうところも好きな理由のひとつ
2023年09月13日 11:49撮影 by  DSC-WX350, SONY
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9/13 11:49
南アルプス方面も朝は快晴だったのですが、予報通り雲に覆われてきました
でもこの山だけは雲の上。さすが富士山、こういうところも好きな理由のひとつ
そして取り付きから約3時間ほどで剣ヶ峰の旧測候所の建物が見えてきました
ゴールが見えて一気にテンションアップ!ちなみにアレに関しては、
涸沢ヒュッテや穂高岳山荘のように”見えてからが長い”とはあまり思わなかった
2023年09月13日 11:52撮影 by  DSC-WX350, SONY
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9/13 11:52
そして取り付きから約3時間ほどで剣ヶ峰の旧測候所の建物が見えてきました
ゴールが見えて一気にテンションアップ!ちなみにアレに関しては、
涸沢ヒュッテや穂高岳山荘のように”見えてからが長い”とはあまり思わなかった
剣ヶ峰直下のここもこのまま進むと岩場がなくなりそうなので、
画面の中央付近で左の大きな露岩帯へ乗り移ります。こんな感じで
岩場の状況を見ながら効率よく登れる進路を判断してここまで来ました
2023年09月13日 12:16撮影 by  DSC-WX350, SONY
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9/13 12:16
剣ヶ峰直下のここもこのまま進むと岩場がなくなりそうなので、
画面の中央付近で左の大きな露岩帯へ乗り移ります。こんな感じで
岩場の状況を見ながら効率よく登れる進路を判断してここまで来ました
いよいよ剣ヶ峰に辿り着きます。事前の情報等で大体分かっていましたが、
本当に剣ヶ峰へダイレクトに通じるルートだということをこれで実感しました
2023年09月13日 12:28撮影 by  DSC-WX350, SONY
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9/13 12:28
いよいよ剣ヶ峰に辿り着きます。事前の情報等で大体分かっていましたが、
本当に剣ヶ峰へダイレクトに通じるルートだということをこれで実感しました
このルートは剣ヶ峰への一般道である”馬の背”を外側から見ることができます
ちなみに登る前はこのルートの終点は馬の背の下あたりかなと思ってました
2023年09月13日 12:31撮影 by  DSC-WX350, SONY
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9/13 12:31
このルートは剣ヶ峰への一般道である”馬の背”を外側から見ることができます
ちなみに登る前はこのルートの終点は馬の背の下あたりかなと思ってました
旧測候所に達するとあの黒い柵の端部から中へ入れます
でも、ホントに測候所の真下に来るなんて思ってなかったのでちょっとビックリ
2023年09月13日 12:33撮影 by  DSC-WX350, SONY
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9/13 12:33
旧測候所に達するとあの黒い柵の端部から中へ入れます
でも、ホントに測候所の真下に来るなんて思ってなかったのでちょっとビックリ
ここまで辿ってきた”主杖流し”を振り返る。この広大な富士山の大斜面で
高低差約1000mを直登。やり切った感アリアリで感慨もひとしおです
2023年09月13日 12:34撮影 by  DSC-WX350, SONY
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9/13 12:34
ここまで辿ってきた”主杖流し”を振り返る。この広大な富士山の大斜面で
高低差約1000mを直登。やり切った感アリアリで感慨もひとしおです
測候所の外壁を歩いて一般道に合流します。何度も富士山に登っていますが、
こんなところを通るのはもちろん初めて。なんか新鮮で良い気分だ
2023年09月13日 12:35撮影 by  DSC-WX350, SONY
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9/13 12:35
測候所の外壁を歩いて一般道に合流します。何度も富士山に登っていますが、
こんなところを通るのはもちろん初めて。なんか新鮮で良い気分だ
ここで一般道と合流してすぐそこが富士山の最高所になります
これで剣ヶ峰へダイレクトに通じる”主杖流し”は終了です
2023年09月13日 12:37撮影 by  DSC-WX350, SONY
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9/13 12:37
ここで一般道と合流してすぐそこが富士山の最高所になります
これで剣ヶ峰へダイレクトに通じる”主杖流し”は終了です
主杖流し取り付きから登ること約3時間40分、無事に到着しました〜
今回は自身初となる富士山でのバリルート山行
これで一般4ルート+バリ1ルートで計5ルートでの登頂となりました
2023年09月13日 12:38撮影 by  DSC-WX350, SONY
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9/13 12:38
主杖流し取り付きから登ること約3時間40分、無事に到着しました〜
今回は自身初となる富士山でのバリルート山行
これで一般4ルート+バリ1ルートで計5ルートでの登頂となりました
記念に撮っていただきました。ありがとうございました☆
冬も含めて今回で通算10回目、節目の登頂になります(*^^)v
2023年09月13日 12:39撮影 by  DSC-WX350, SONY
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9/13 12:39
記念に撮っていただきました。ありがとうございました☆
冬も含めて今回で通算10回目、節目の登頂になります(*^^)v
8/21以来となる巨大な噴火口。相変わらずの大迫力です
2023年09月13日 12:42撮影 by  DSC-WX350, SONY
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9/13 12:42
8/21以来となる巨大な噴火口。相変わらずの大迫力です
右の伊豆岳から左の成就岳への稜線。その下の火口壁の絶壁度がハンパない
2023年09月13日 12:42撮影 by  DSC-WX350, SONY
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9/13 12:42
右の伊豆岳から左の成就岳への稜線。その下の火口壁の絶壁度がハンパない
こちらは富士宮口の頂上。画面中央付近の平らなところが朝日岳
2023年09月13日 12:43撮影 by  DSC-WX350, SONY
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9/13 12:43
こちらは富士宮口の頂上。画面中央付近の平らなところが朝日岳
こちらはお鉢の西側。あの先に見えるピークが白山岳
それにしても、噴火口の縁だけでこれだけの広さがある
やっぱり富士山は凄い規模の山なんだと思う
2023年09月13日 12:44撮影 by  DSC-WX350, SONY
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9/13 12:44
こちらはお鉢の西側。あの先に見えるピークが白山岳
それにしても、噴火口の縁だけでこれだけの広さがある
やっぱり富士山は凄い規模の山なんだと思う
日本最高所(剣ヶ峰)の標高は正確には3775m台のようです
一般的には四捨五入した値で3776mということになっているんですね
2023年09月13日 12:46撮影 by  DSC-WX350, SONY
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9/13 12:46
日本最高所(剣ヶ峰)の標高は正確には3775m台のようです
一般的には四捨五入した値で3776mということになっているんですね
日本の最高所でひと息入れたら、一般道で下山して行きます
で、いつもの滑りやすい馬の背ですが、この日は盛り土?のようなものが…
2023年09月13日 13:03撮影 by  DSC-WX350, SONY
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9/13 13:03
日本の最高所でひと息入れたら、一般道で下山して行きます
で、いつもの滑りやすい馬の背ですが、この日は盛り土?のようなものが…
富士宮口の頂上側から望む駿河湾と南方の風景は壮大で本当に素晴らしいと思う
2023年09月13日 13:05撮影 by  DSC-WX350, SONY
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9/13 13:05
富士宮口の頂上側から望む駿河湾と南方の風景は壮大で本当に素晴らしいと思う
今回はいつもスルーしていた”三島岳”に立ち寄ってみました
ちなみに三島岳のピークは画面左の一般道からちょこっと登るだけです(^^)
2023年09月13日 13:11撮影 by  DSC-WX350, SONY
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9/13 13:11
今回はいつもスルーしていた”三島岳”に立ち寄ってみました
ちなみに三島岳のピークは画面左の一般道からちょこっと登るだけです(^^)
で、2〜3分登って三島岳のピークに到達
一応、富士登山10回目にして今回が初登頂です!(*^^)v
2023年09月13日 13:14撮影 by  DSC-WX350, SONY
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9/13 13:14
で、2〜3分登って三島岳のピークに到達
一応、富士登山10回目にして今回が初登頂です!(*^^)v
こちらは山頂の設置物。”皇祖”って書いてあるけど、何だかよく分かりません…
2023年09月13日 13:14撮影 by  DSC-WX350, SONY
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9/13 13:14
こちらは山頂の設置物。”皇祖”って書いてあるけど、何だかよく分かりません…
山頂の鳥居にはお賽銭が…
2023年09月13日 13:15撮影 by  DSC-WX350, SONY
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9/13 13:15
山頂の鳥居にはお賽銭が…
三島岳から望む剣ヶ峰。今回の”主杖流し”はあの左の斜面を登って来ました
2023年09月13日 13:16撮影 by  DSC-WX350, SONY
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9/13 13:16
三島岳から望む剣ヶ峰。今回の”主杖流し”はあの左の斜面を登って来ました
三島岳から程なくして富士宮口の頂上に到着。こちらは”浅間大社奥宮”
既にオフシーズンなので山小屋含めて全て閉まっています
2023年09月13日 13:24撮影 by  DSC-WX350, SONY
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9/13 13:24
三島岳から程なくして富士宮口の頂上に到着。こちらは”浅間大社奥宮”
既にオフシーズンなので山小屋含めて全て閉まっています
帰りは南方の壮大な景色を眺めながら富士宮ルートで下って行きます
このルートは駿河湾を望む素晴らしい眺望があるから好きなんだよね
2023年09月13日 13:25撮影 by  DSC-WX350, SONY
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9/13 13:25
帰りは南方の壮大な景色を眺めながら富士宮ルートで下って行きます
このルートは駿河湾を望む素晴らしい眺望があるから好きなんだよね
富士宮口の頂上から約2時間弱で雲海荘まで下ってきました
ここで懐かしのシュワーでクールダウン♪ウマい!
2023年09月13日 15:17撮影 by  DSC-WX350, SONY
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9/13 15:17
富士宮口の頂上から約2時間弱で雲海荘まで下ってきました
ここで懐かしのシュワーでクールダウン♪ウマい!
最後に山頂方面を振り返る。この山頂まで延々と続く大斜面。これぞ富士山
日本一の標高や山の規模も含めて唯一無二の特別な山だと改めて思う
2023年09月13日 15:21撮影 by  DSC-WX350, SONY
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9/13 15:21
最後に山頂方面を振り返る。この山頂まで延々と続く大斜面。これぞ富士山
日本一の標高や山の規模も含めて唯一無二の特別な山だと改めて思う
そして今日も無事に下山完了。今回は初のバリルートで臨んでみましたが、
またひとつ富士山の新たな魅力を発見できた良い一日でした
2023年09月13日 15:37撮影 by  DSC-WX350, SONY
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9/13 15:37
そして今日も無事に下山完了。今回は初のバリルートで臨んでみましたが、
またひとつ富士山の新たな魅力を発見できた良い一日でした
帰りの日帰り温泉”富士八景の湯”より。夕景の幻想的な富士を眺める
やっぱり富士山は日本一のお山。今日もサイコーでした☆
2023年09月13日 17:13撮影 by  DSC-WX350, SONY
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9/13 17:13
帰りの日帰り温泉”富士八景の湯”より。夕景の幻想的な富士を眺める
やっぱり富士山は日本一のお山。今日もサイコーでした☆
入浴後は館内の食事処で夕食を戴きました
ここで注文するのはいつもの”塩さば定食”(850円)
今日も安定の美味しさでした〜☆(^^)/
2023年09月13日 18:31撮影 by  DSC-WX350, SONY
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9/13 18:31
入浴後は館内の食事処で夕食を戴きました
ここで注文するのはいつもの”塩さば定食”(850円)
今日も安定の美味しさでした〜☆(^^)/
撮影機器:

感想

 
今回の山行は以前から気になっていた富士山のバリエーションルート”主杖流し”へ。
日本の最高所・剣ヶ峰へダイレクトに通じるルート、そして高低差約1000mをひたすら真っ直ぐ登り詰めるルートということで、何とも単純で分かりやすいこれらの要素に惹かれ、良さげなルートに期待して臨んできました。

当日は予報通りの好天に恵まれ、既にオフシーズンで登山者も少ないところに輪をかけてバリルートということで、一般登山道を外れてからは剣ヶ峰まで誰とも会うことはなく、ひとり静かな中を山と対峙しながら日本一の頂に向かってひたすら登り詰めて行きました。
個人的にこのような単純明快で分かりやすいことは好きな方なので、目標に向かって足場の良いところを選びながら黙々と進む作業は全く苦になりませんでした。
一方で誰もいないバリルートということで、多少のプレッシャーはありましたが、むしろそれらを心地よく感じ楽しみながら登ることができたと思います。
登る前に懸念していたザレガレ斜面についても、実際に歩いてみるとうまく露岩帯の岩場を繋いで行けば思いの外、ザレガレゾーンを避けることができたので、この点でも無駄な体力の消耗やストレスを感じることもなく快適に登ることができました。

そして無事に山頂まで達した際には、久々のバリルート山行で少なからずプレッシャーもあった為か、やり切った感アリアリで感慨もひとしお。何とも言えない心地よい達成感に包まれました。
広大な富士山の大斜面を目標に向かってただただ真っ直ぐ登り詰めて日本の最高所を踏むという大きな目標を無事に達成できたこと。
それがこれほどの大きな達成感となったことは素直に嬉しかったです。

そんなことで今回は大好きな富士山でまたひとつ新たな魅力を発見し、良い一日を過ごすことができました。
今回のバリルートで一般登山道4ルートと合わせて計5ルートで登頂できたことも個人的には非常に嬉しいことでした。
自宅から近く移動もラクでお手軽に楽しめる富士山。これからもルートや時期を変えてこの唯一無二の特別なお山を楽しんでいきたいと思います。
 

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