仙丈ヶ岳(地蔵尾根)〜駒津峰
- GPS
- 14:16
- 距離
- 50.6km
- 登り
- 3,537m
- 下り
- 3,528m
コースタイム
- 山行
- 13:37
- 休憩
- 0:31
- 合計
- 14:08
天候 | 晴れ/雲り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
地蔵尾根:破線ルートであるがよく踏まれている。案内版、リボンが充実 |
予約できる山小屋 |
北沢峠 こもれび山荘
|
写真
感想
今年のメインデッシュは南アルプスをセレクト。南アルプスは、過去に甲斐駒から仙丈、北岳、南部の光岳まで主要な縦走路はやっていますが、地蔵尾根からの仙丈ケ岳は、やり残したルートの一つで長年気になっていました。
今年は9月になっても大気が安定しないようで、前日の予報でも雨があるかもみたいな。微妙な予報でした。私の中では、秋の天気は、秋雨前線や台風を避ければ安定した秋晴れのハズ・・・秋に微妙なんてない、と思っていました。
中央道の諏訪ICで降りて約40キロで、仙流荘駐車場に到着しました。この駐車場は、20年ぐらい前に鋸岳から甲斐駒の縦走した時に利用したことがあります。甲斐駒から北沢峠に下山しバスで戻ってきました。そう、ここは北沢峠に向かうバスの発着所ということで、平日にもかかわらず多くの車、人気のようですね。
まずは、ジョグで地蔵尾根の玄関口、柏木登山口まで向かいます。グーグルマップで距離7.5キロ、登り300mといったところ。橋を渡り、一気に高度を上げます、急坂です。途中お腹がキュルキュルときて、トイレにいきたいぞ。もしかしたら登山口にトイレあるかも?あるわけないでしょ・・・なんて考えて登っていきます。柏木登山口、なんと仮設トイレ完備でした、感動の瞬間でした。見事な水量の水場、最高の登山口。駐車場はそんなに広くないようです。
念願の地蔵尾根に突入します。至るところに案内標識、ピンクのリボンがあり、道も整備されています。緩やかに高度を上げていく感じです。途中途中、林道が交錯したり併用しますが、しっかり案内版があり迷うことはないでしょう。雨雲レーダーの予報だと、この辺りは通り雨がありましたが、全く気にすることはなくずっと薄曇りです。
緩やなアップダウンを繰り返し、最後は一気に高度を上げて山頂へ達しました。ここまで1組の登山者にしかあいませんでしたが、山頂は大勢の登山者でした。
予定どおりご褒美に小屋でコーラをゲット、冷たくて最高。それとレジ前にあったビスコッティ400円も購入、おいしかった。お土産に買っていきたいぐらい。
小屋から縦走路への登り返しが意外にキツイ。下山中は、北沢峠から登ってくる多くの登山者とすれちがいました。
北沢峠まで下山。こもれび山荘で食事をする予定でしたが、平日はやっていないとのこと。夕飯の準備なのでしょうか、奥の厨房からカレーの香りがやってきます。実はカレーライスを頂くつもりで、朝のサービスエリアでの朝食はカレーをやめておいたのに。チョコソフトクリームとパンを購入しました。
水場でボトルを満タンにして、甲斐駒方面へ登り始めます。登りスピードが全くありません。
バテバテで駒津峰へ到着、体力があれば甲斐駒までいくつもりでしたが、ここまで来れて満足です。来季以降に鳳凰三山〜甲斐駒の縦走(昨年のリベンジ)を検討しているので、ここまで来たのでつなぐことができます。
登ってきたルートを戻って北沢峠へ下山予定でしたが、思いつきで、仙水峠経由で下山することにしました。早川尾根の下見がてら、落差がスゴイですね。仙水峠からはゴロゴロ石の河原歩き、日が落ちるとルートが分かりにくいでしょう。
沢沿いにある仙水小屋には多くのテント、懐かしい光景でした。登山時代、ここでテント泊し、翌日甲斐駒ピストン、さらにその翌日、鳳凰三山方面へ縦走、前日の雨でテントが重くなって苦戦したのを覚えています。鳳凰小屋でテント泊、最終日に夜叉神へ下山した思い出がよみがえりました。
この先の長衛小屋の広々したテント場にもとても多くのテントが張られ、夕飯時とあってディナータイムを楽しんでいる様子がうかがえました。きっと明日、甲斐駒や仙丈を目指すのかなと。
再び北沢峠のこもれび山荘へ戻ってきました。ベンチで夜間への準備を整えます。ここから仙流荘駐車場までは走っていきます。バスの走るこの林道は20キロとリサーチしてあり、ほぼ下りです。下り始めてまもなく日が暮れて、街灯ひとつない林道を楽しみます。車両には1台も合わず貸し切り状態となりました。
前回の四阿山の練習のおかげか下りのロードは気分的には快調でした。下りきって戸台橋を渡るとゲートが閉まっています。下からくぐれるかな、又は横からいけるかな。橋から下を覗くと下まで7〜8mほど。くぐるのは体力使いそうなので横の手摺をまたいで外側から周りこんで手摺をまたいで戻り、通過しました。ここから3.5キロほど走りゴールしました。
今年は、10時間超えのロングが少ないのでスタミナが不足しているようです。10月末頃に、今回より長いコースを予定していましたが完走できそうにないので見送りです。
今年のアルプス山行は、日中をとおして曇り、展望もよくありませんでしたが、降られることはなく、厳しいながらに充実の一日となりました。年によってはスケジュールと天気が合わずアルプス山行を断念せざるを得ないこともあるので。
振り返りになりますが、北沢峠から駒津峰へのペースダウンの要因としては、体力面だけではなく、暑さも考えられるかなと。その暑さというのも湿度の高い蒸し暑さ。すがすがしいコンディションであれば、もう少しペースが上がったのかなと分析しました。
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