記録ID: 593681
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雪山ハイキング
中国山地西部
雪の大潰山に登る
2015年02月21日(土) [日帰り]
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- GPS
- --:--
- 距離
- 8.4km
- 登り
- 332m
- 下り
- 332m
天候 | 晴れ後曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
雪の大潰(おおづえ)山(997.3)に登る 日時:2015年2月21日(土) 天気:晴れ後曇り 積雪:多いところで1.5m以上 コース:北広島町(旧芸北地区)苅屋形浄水場〜林道〜県境尾根〜大潰山および960m峰往復後往路を引き返す メンバー:単独 大潰山から北東に向かって県境尾根の縦走を目指すが、出発時間が遅くなったり地形的な煩わしさもあって結局、北隣の960峰までとなった。 誰も登っているはずはないし、今回のコースからは全く初めてなので山の概要がさっぱり掴めない。そのため、いざという事を考えて補助ザイルや厚めの防寒着やスコップ代わりにと思ってプラスチック製のまな板を用意するが、結果としては不要だった。 山は予想していたほど深くはなく大きなアップダウンもなかった。道路の除雪は最後の民家のかなり奥の浄水場まで行われていたので助かった。ところが問題はそれから先の林道歩き。目的の県境尾根近くまで伸びてはいたが、スノーシューを付けても10儖幣緞笋泙蝓90分近い雪上歩行は結構疲れた。林道終点から地形図を見る限りでは、等高線に沿ってそのまま直進すれば県境尾根に出られると判断していた。ところが、現実は厳しく桧林の斜面は急で思わず引き返してしまった。 次なる手は桧林に潜り込み、高いところに向かって直登するしかない。桧の背丈は低く密生しているので歩きにくいが、とにかく登るだけである。展望は閉ざされているので下山時は注意を要するが、同じルートを下るので踏み跡さえ残っておれば問題ない。 10分余りで暗い桧林を通り抜けると、明るいミズナラなどの自然林に変わり歩きやすくなり、10分足らずで待望の県境尾根に達した。 県境尾根は明るくなだらか。緩やかに下ったり上ったりしている内にこれも10分余りで大潰山の山頂に。山頂一帯のツツジを中心とする灌木帯は雪に隠れ、雪原と化していた。山頂標識もわずかに頭を除かせている程度で積雪は1.5m以上あるのではないかと思われた。遮るものがないので風が強く、あまり長く立っておられない。それでも曇り空の下、目の前には大佐山をはじめ掛頭山や苅尾山が見えたのは収穫だった。 山頂から北に向かってわずかばり下ったカラマツ林のすぐそばで立ったままの簡単な昼食を済ませ下山に向かう。ところが今回の目的は県境尾根の縦走だったので北隣の960m峰まで往復する。県境尾根へ出た地点から往復30分。山頂はなだらかで高杉山や天狗石山そして雲月山などが見渡せた。雪があっても灌木があちこち顔を出していたので雪が無い時は結構ひどいブッシュになるのではないかと思った。 下山は登って来た踏み跡をそのまま辿ったが、もし踏み跡がなかったら、迷う事間違いなし。その場合、林道を目指してがむしゃらに下れば問題はないが、林道を見失うと枝沢に迷い込みやすいので要注意。林道に出ると、後は長い距離を歩くだけ。今日は県境尾根の縦走と言うより林道歩きと言った感じだった。 (参考タイム) 上り 浄水場〜林道〜大潰山 約2時間 そのうち1時間30分は林道歩き 下り 大潰山〜林道〜浄水場 約1時間20分 そのうち論どう林道歩きは約1時間 なお960m峰まで往復すると約30分加算 |
写真
下山は往路を引き返すが、次回のことを考えて960m峰を往復する。山頂からは844m峰と939m峰が重なって見えた。その奥左手には真っ白に雪を被った雲月山も見えた。今冬雲月山まで縦走出来るだろうか。
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