欅平⇔阿曽原温泉小屋 ピストン

2023年09月16日(土) [日帰り]

• GPS: 12:10
• 距離: 22.5km
• 登り: 3,487m
• 下り: 3,478m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:54
• 休憩: 0:28
• 合計: 5:22

距離 11.2km 登り 1,913m 下り 1,650m

9:51 欅平駅
10:54 水平歩道始・終点
11:41 11:42 蜆谷
12:16 12:25 志合谷
12:55 大太鼓
13:33 13:41 オリオ谷
13:46 13:56 折尾ノ大滝
15:13 阿曽原温泉小屋

日帰り

• 山行: 6:09
• 休憩: 0:20
• 合計: 6:29

距離 11.2km 登り 1,574m 下り 1,835m

6:41 阿曽原温泉小屋
8:26 8:36 折尾ノ大滝
8:42 8:49 オリオ谷
9:23 大太鼓
10:05 志合谷
10:54 10:55 蜆谷
11:35 11:36 水平歩道始・終点
13:07 13:08 欅平駅
13:10 ゴール地点

天候

曇り時々雨、その後晴れ

アクセス

利用交通機関：

電車 自家用車

宇奈月温泉駅に駐車、その後黒部峡谷鉄道で欅平駅まで移動しスタート。

コース状況／危険箇所等

水平歩道は転倒厳禁。
足を滑らすとそのまま谷底まで一直線です。

その他周辺情報

宇奈月温泉の「湯めどころ宇奈月総湯」で入浴しました。
大人一人￥510なり。

写真

9/16 6:37

朝6時過ぎに宇奈月駅前の駐車場に到着。
駐車料金は一泊で1,500円、日帰りだと1,000円でした。

9/16 6:48

宇奈月駅です。
7時前でまだ人は疎ら。

9/16 6:49

一般客乗車の始発は8:17発ですが、工事関係者専用のトロッコがその前の7:11に運航される模様。

9/16 6:50

ツキノワグマ住んでるらしい。
出ないで欲しい。

9/16 6:53

黒部峡谷鉄道は欅平駅まで10駅あり、乗降できるのは宇奈月、黒薙、釣鐘、欅平の4駅みたい。

9/16 7:29

タバコならぬチャバコの自販機。

9/16 7:38

宇奈月駅から欅平駅まで一人片道1,980円、往復3,960円です。
始発の8:17に乗車。

9/16 7:41

欅平から黒部ダムまで通行可能です。
今年は雪が少なかったので下ノ廊下の開通が早く、今日の宿は満室らしいです。

9/16 8:22

宇奈月湖と湖面橋が見えてきた。

9/16 8:49

出し平ダムが近づく。

9/16 9:00

黒部川第二発電所です。

9/16 9:37

欅平駅に到着。

9/16 9:44

駅の右手から登山道が始まる。

9/16 10:10

のっけから急登、石積みの階段と木の階段が続く。

9/16 10:24

40分ほど登って展望台と水平歩道への分岐に到着。
既に大汗かいた💦。

9/17 12:32

この先上級者向けとのこと。トラロープ外して入ります。

9/16 10:28

上の方は曇ってきたな。

9/16 10:50

いよいよここから水平歩道のスタート。

9/16 10:51

なんとも古びた味わい深い案内板。

9/16 10:53

歩きやすいように斜面に桟橋がかかってる。

9/16 10:54

それらしくなってきました。ヤバめの場所にはワイヤーで番線が張られています。

9/16 10:55

木製の桟橋が続きます。

9/16 11:32

桟橋が設けられないところには素掘りでトンネルが掘られています。

9/16 11:33

蜆谷のトンネルです。

9/16 11:48

下を見るとこんな感じで谷底が見えない。
あまり乗り出すわけにもいかず…。

9/16 11:55

岩盤が削られて道が通されてるのがよくわかる。

9/16 12:02

今度は蜆谷より長めのトンネルです。

9/16 12:12

回り込んだ向こう側にも歩道が続く。

9/16 12:16

志合谷に到着しました。

9/16 12:16

ここにもトンネルが掘られている。
照明必須です。

9/16 12:19

この志合谷のトンネルは坑道のように補強されており結構な距離がありました。
志合谷に道を作っても崩落するため谷の内部を通したらしいです。

9/16 12:34

いよいよそれらしくなってきました。
桟橋の下は切れ落ちています。

9/16 12:35

よく写真で見る場所です。コの字に岩盤が掘削されています。ここも当然ながら谷底まで切れ落ちてます。

9/16 12:36

大太鼓と呼ばれる場所です。

9/16 12:43

木を使ってうまい事橋が架けられている。

9/16 13:20

折尾谷に着きました。
ここは堰堤内にトンネルがあります。

9/16 13:48

折尾谷を過ぎるとすぐに折尾大滝があります。
ここで大休止をとります。

9/16 15:11

折尾大滝を過ぎて小屋手前で100mほどの高巻きを強いられようやくテン場に到着。
雨が本降りになる前に到着できてよかった。

9/16 16:58

小屋で受付を行い荷物整理をしている間に雨も小降りになったため念願の温泉に向かいます。昼間は男女1時間交代制で男性は奇数時間が割り当てられています。
17時ジャストに温泉へ。

9/16 17:05

小屋から結構下った先に露天風呂がありました。常時沢水が導かれており湯音は40℃くらいで適温、解放感があっていい感じ。石鹸も置いてあるので体も洗えます。

9/16 18:30

温泉の後は夕食、今日は満室ということでカレーライスでした。
スパイシーでおいしいカレーでした。

9/17 4:40

翌朝、4時半過ぎに温泉へ。
まだ誰もおらず暫く独り占めで朝風呂を堪能。30分ほど浸かって周囲が明るくなりだしたころに戻りました。

9/17 5:18

風呂から小屋まで80メートルくらい登る必要があり途中休憩。

9/17 5:21

早朝の阿曽原温泉小屋全景。

9/17 5:56

朝食はオーソドックスですが、ガス釜で炊いた御飯と味噌汁が絶妙。

9/17 6:36

出発前に小屋の主佐々木さんが小屋の成り立ちを説明してくれました。

9/17 6:40

朝食後出発すると大半の登山者は早立ちしたあとでした。

9/17 6:41

テン場のお手洗い棟。

9/17 7:25

今日は昨日と打って変わって快晴。
暑くなりそう。

9/17 7:34

まずは高巻きから。

9/17 8:34

復路も折尾大滝で大休止。

9/17 8:41

折尾谷を通過。

9/17 9:34

危険地帯に突入。

9/17 9:38

ヘツリ道が続く。

9/17 9:39

木の桟橋は遠くから見ると恐ろしげだが、

9/17 9:41

近くで見るとこんな感じ。
ココは昨日の雨で濡れてるのでイヤなところ。
慎重に通過します。

9/17 9:42

下を見るとこんな感じ、右下には黒部川。

9/17 9:43

大太鼓に差し掛かりました。

9/17 9:43

番線を持ちながらもつい覗き込んでしまう。
崖下まで優に100m以上はありそう。

9/17 9:44

往路でも撮ったがつい撮ってしまう。

9/17 9:45

これぞ峡谷と呼ぶにふさわしい深さ。

9/17 9:51

志合谷が見えてきましたが、この谷はヤバいですね。ほとんど落石の巣です。なので地中を掘って迂回したんでしょうね。

9/17 9:59

ヘルメットとライト必須です。

9/17 10:00

坑道内にはと所々鉄道のレールと思しき補強が入っています。
下には踝辺りまで湧水がたまっており、靴の防水性を確認できます。

9/17 11:11

後立山連峰が見えてきました。

9/17 11:28

鹿島槍ヶ岳も遠くに見えてます。

9/17 11:32

ここも滑ると超危険。

9/17 11:32

後立山も今日は人が多そうですね。

9/17 11:32

ここを過ぎてから下り基調になりますが登り返しもあり地味に疲れます。

9/17 12:32

無事展望台との分岐まで戻ってこられた。
ホッと一息。

9/17 11:52

展望台に立ち寄り。
丁度黒部峡谷ツアー御一行と行き合い賑やかでした。

9/17 11:51

展望台に方位盤がありました。
後立山や毛勝三山も見られるようです。

9/17 13:46

分岐から15分ほどで欅平駅に到着。

9/17 14:01

今日は3連休の中日で観光客多し。

9/17 15:59

宇奈月駅に戻ってきました。
観光バスがいっぱいです。

9/17 16:18

湯めどころ宇奈月総湯で入浴。
二階と三階が男女別で入れ替わるようです。
41℃と43℃の湯舟があり熱めのお湯がなんとも心地よい。

9/17 17:18

道の駅うなづきでお土産の白えびせんべい購入。
立山方面が夕暮れでキレイでした。

9/17 18:22

最後の〆は「きときと寿司　黒部店」。
ネタが新鮮、関西のチェーン店とは段違いにうまい。

撮影機器：

ILCE-6000 SONY

SO-54C Sony

装備

個人装備

普通の小屋泊り装備＋ヘルメット

感想

ponta2gou

9月の三連休は欅平から阿曽原温泉まで水平歩道を歩きに出かけました。本当は黒部ダムから歩きたかったのですが、相方と相談してまずは下見と調査でピストンしてきました。
想定していたより細かなアップダウンが多く地味に体力が奪われる感じで、累積標高差は往復で3400mに及び、いきなりダムから歩かなくてよかったかも。

ルートはやはり危険地帯のオンパレードでしたが、復路は状況が把握できているため高度感を楽しんで歩くことができ新手のアトラクションのようでしたが、通常のアトラクション異なるのはミスるとそのままあの世行きになる点で、疲れてきた後半や雨後は要注意だと感じました。

小屋泊も久しぶりでしたが、荷物が少なくて済み温かい食事が提供され風雨を気にせず寝られる寝床があるのは安心感が違います。
いつになるか分かりませんが次はダムから通して歩きたいと思いました。

おわり