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Yamareco

記録ID: 5939529
全員に公開
ハイキング
比良山系

リトル比良 小田川から鳥越へ

2023年09月16日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
05:36
距離
9.5km
登り
494m
下り
479m
歩くペース
ゆっくり
1.61.7
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
5:32
休憩
0:05
合計
5:37
距離 9.5km 登り 494m 下り 494m
7:29
14
スタート地点
7:43
209
11:12
11:13
31
11:44
11:45
7
11:52
11:54
9
12:03
45
12:48
1
12:49
12:50
16
13:06
ゴール地点
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2023年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車
JR近江高島駅
コース状況/
危険箇所等
深いシダで足元が見えないため、テキパキ歩くことが難しい状態です。
その他周辺情報 比良駅前「一休」で下山ビールできます。
早めに小田川を遡上しようと思い、ここから左手に進みます。
2023年09月16日 07:53撮影 by  iPhone 8, Apple
9/16 7:53
早めに小田川を遡上しようと思い、ここから左手に進みます。
綺麗な沢です。
2023年09月16日 07:54撮影 by  iPhone 8, Apple
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9/16 7:54
綺麗な沢です。
沢を離れて、シダ薮の旧道を進みます。
2023年09月16日 08:02撮影 by  iPhone 8, Apple
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9/16 8:02
沢を離れて、シダ薮の旧道を進みます。
鳥越峰の北には連続してたくさんの谷が並んでいて、うっかりすると、鳥越峰や見張山に連れてかれます(汗)軌道修正で斜面を駆け上がる。
2023年09月16日 08:07撮影 by  iPhone 8, Apple
2
9/16 8:07
鳥越峰の北には連続してたくさんの谷が並んでいて、うっかりすると、鳥越峰や見張山に連れてかれます(汗)軌道修正で斜面を駆け上がる。
旧道らしい踏み跡が見える
2023年09月16日 08:08撮影 by  iPhone 8, Apple
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9/16 8:08
旧道らしい踏み跡が見える
また深いシダ薮に。
2023年09月16日 08:13撮影 by  iPhone 8, Apple
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9/16 8:13
また深いシダ薮に。
歩きにくいのでまた沢に降りる。
2023年09月16日 08:18撮影 by  iPhone 8, Apple
9/16 8:18
歩きにくいのでまた沢に降りる。
そこそこ荒れてる
2023年09月16日 08:20撮影 by  iPhone 8, Apple
9/16 8:20
そこそこ荒れてる
沢が歩きにくくなると、尾根に出るシリーズふたたび。
2023年09月16日 08:21撮影 by  iPhone 8, Apple
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9/16 8:21
沢が歩きにくくなると、尾根に出るシリーズふたたび。
踏み跡はあるが、人が歩かなくなるとこうなる。
2023年09月16日 08:29撮影 by  iPhone 8, Apple
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9/16 8:29
踏み跡はあるが、人が歩かなくなるとこうなる。
尾根の旧道は歩けないレベルになったので、再び沢に出る。
2023年09月16日 08:40撮影 by  iPhone 8, Apple
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9/16 8:40
尾根の旧道は歩けないレベルになったので、再び沢に出る。
いい感じの沢登りだ。
2023年09月16日 08:49撮影 by  iPhone 8, Apple
9/16 8:49
いい感じの沢登りだ。
だんだん楽しくなってくる。
2023年09月16日 08:53撮影 by  iPhone 8, Apple
9/16 8:53
だんだん楽しくなってくる。
登山道に入るあたりには堰堤があったが、しばらくは自然渓だった。そこに突然堰堤が現れる。仕方ないので、左岸を巻く。
2023年09月16日 09:00撮影 by  iPhone 8, Apple
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9/16 9:00
登山道に入るあたりには堰堤があったが、しばらくは自然渓だった。そこに突然堰堤が現れる。仕方ないので、左岸を巻く。
河原の石。何か不自然じゃありませんか?石の断面がまっすぐで、人工的にカットされた感じです。そしてそのような石が多いのです。つまり石切り場から切り出された石の残骸なのですね。
2023年09月16日 09:06撮影 by  iPhone 8, Apple
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9/16 9:06
河原の石。何か不自然じゃありませんか?石の断面がまっすぐで、人工的にカットされた感じです。そしてそのような石が多いのです。つまり石切り場から切り出された石の残骸なのですね。
苔むすツルツルの岩だらけ。
2023年09月16日 09:08撮影 by  iPhone 8, Apple
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9/16 9:08
苔むすツルツルの岩だらけ。
タニウツギ!?
2023年09月16日 09:09撮影 by  iPhone 8, Apple
9/16 9:09
タニウツギ!?
二股を右に進む
2023年09月16日 09:20撮影 by  iPhone 8, Apple
9/16 9:20
二股を右に進む
再度二股を、左に折れる。なかなか鳥越は遠い。
2023年09月16日 09:54撮影 by  iPhone 8, Apple
9/16 9:54
再度二股を、左に折れる。なかなか鳥越は遠い。
倒木と岩を避けるため沢を高巻きすると、開けた場所に出た。
2023年09月16日 10:01撮影 by  iPhone 8, Apple
9/16 10:01
倒木と岩を避けるため沢を高巻きすると、開けた場所に出た。
小田川の源流。壁面から水が滴り落ちている。ここからは藪を進みます。
2023年09月16日 10:16撮影 by  iPhone 8, Apple
9/16 10:16
小田川の源流。壁面から水が滴り落ちている。ここからは藪を進みます。
やはり踏み跡がある。
2023年09月16日 10:19撮影 by  iPhone 8, Apple
9/16 10:19
やはり踏み跡がある。
ちょっとカッコいい3m程度の滝。足の置き場が気持ちいい。
2023年09月16日 10:41撮影 by  iPhone 8, Apple
9/16 10:41
ちょっとカッコいい3m程度の滝。足の置き場が気持ちいい。
突然目の前にスゲ原が広がる。スゲ原を抜けると、モミジイチゴやサルトリイバラのトゲトゲ薮。棘が思い切り刺さって、左手を負傷。
2023年09月16日 10:57撮影 by  iPhone 8, Apple
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9/16 10:57
突然目の前にスゲ原が広がる。スゲ原を抜けると、モミジイチゴやサルトリイバラのトゲトゲ薮。棘が思い切り刺さって、左手を負傷。
撮影機器:

装備

個人装備
Tシャツ ソフトシェル ズボン 靴下 グローブ 雨具 日よけ帽子 ザック 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 地図(地形図) ヘッドランプ 予備電池 筆記用具 ファーストエイドキット 日焼け止め 保険証 携帯 時計 サングラス タオル

感想

小田川の沢から鳥越まで行けるのではないか、という地形的な考察と、鳥越というコルは山の向こうとこちらをつなぐ旧道があるだろうという文化的考察で(リトル比良の主稜線で一番低い鞍部という認識もあって)おそらくここは人がたくさん通っていたはずと考えた。YamaRecoの過去のGPSによる踏み跡がほぼないのに、(沢登から、途中で岳山に強引に直登した形跡はあるが鳥越方面には皆無)チャレンジしようと急遽思い立ったのであります。実際に行って見ると、尾根には確かに踏み跡があり人が通った跡かたがありました。

小田川はとても荒れていて、その先へ進むのにとても手がかかり、信じられないほど時間を消費しました。それに早い段階から川に出て、余裕で目標地点に続く尾根を探してシダのブッシュを登ったり、早い段階から自由に経路を選択したので、次々に現れる複数の谷への誘いに収拾がつかなり、無駄に時間をかけることになりました。

しかしながら沢はたいへん美しく、比良山系でもとても素晴らしい沢登のルートであるような気がします。石はずるずるに滑るので、スメアリングできっちり上り、ときどき尾根側に巻いたり、ウエ谷の経験を活かすことができました。尾根を歩くと途中で思わず迷い込みそうになる見張山への水屋谷、保ヶ谷、ヌケ谷、大足谷、そして鳥越峰への波谷、滝谷。地図からは読み取りにくい複雑な地形と障害物。とても勉強になりました。

鳥越に近づくとほとんど踏み跡もなく、スゲ原にはバラ科のトゲトゲ植物が出迎え、そこそこ苦戦しましたが、何とか目標地点にたどり着くことができました。本来はここからリトル比良の縦走路を進み、北小松まで行く予定でしたが、時間の都合で近江高島に戻ることにしました。因みにT師匠からいただいた古い地図では「鳥越」は「うごえ」のルビがあり、ここを越えたのは人ではなく烏だったのかもしれません(笑)

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