セカンドビレイ訓練:マスキ嵐沢
- GPS
- 06:09
- 距離
- 6.5km
- 登り
- 873m
- 下り
- 875m
コースタイム
天候 | 曇りのち晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
<計画>
3連休最終日に奇跡的に予定があったため、1日だけの訓練山行をO会長に実施いただきました。
<アプローチ>
前日まで2日間は自転車を活用した観光感たっぷりのパノラマ銀座縦走と中央高速50km渋滞をへて、5:30にO会長宅に到着。東名川崎から一路渋滞談義で大井松田IC、246を経て西丹沢自然教室方面へキャンプ場の入り口から林道に入るとすぐ4台の駐車場に着きます。
<入渓と訓練>
駐車場から東海自然歩道を通り、マスキ嵐沢の看板がある入渓点へ
入渓点付近で、支点の選び方、支点の種類、支点構築方法やセカンドビレイの方法を学びます。木・岩・支点を2つ作る場合とそれらに使うスリングの長さや巻き付け方などをやり、ATC、ムンターヒッチ、肩がらみなどのセカンドビレイも学びました。
<遡行と実践>
遡行を開始し、最初の滝で支点を作ります。
この沢は支点に手頃な木がだいぶ上の方にあるため、巻のように登ってスリングを巻き付けます。
さらに登っていくと防水ケース入りのスマホが落として捜索します。
激流の中で岩に挟まっていました。
<ロープの投げ>
続く滝で、ロープを持って滝を登り、支点を作りロープを下に投げるとなんとロープが木に巻き付いて取れなくなりました。これを教訓のロープの投げ方も教えていただきました。二つに分けてコイル上に巻き、時間差で片方づつ投げるとうまくいくそうです。
確実なのは、リードが上る前にロープをハーネスに結んでおき、ロープを引きずりながら登っていく方式とのことで、この後は全てそのやり方で行きました。
<支点がない→肩がらみ>
さらに大きな滝が出てきます。
登ってみると手頃な岩もなく、木も相当に上にしかありません。
これは支点確保不可。肩がらみを使います。肩がらみは今は推奨されない昔のやり方とのことですが、支点確保できない場合は有効な手段ですね。
<涸滝とクイックドロー>
早々と沢が枯れ始めます。
水のない沢を進むと詰めの前のF7に当たります。
ハーケン3つ、終了点にボルト3つありました。
ハーケンにクイックドローをかけてロープをかけるリードクライミング的な動きを実践できました。
最後にボルトで支点づくり。
この場合は2支点を二つ作った方が良かったようです。
<詰めと下山>
F7を超えると短くも蟻地獄な詰めに入ります。稜線に上がるひと登り、挫けそうなところに残置のお助けロープがぶら下がります。
稜線に上がると権現山方面に向かいます。O会長速すぎて視界から消えます。
権現山の山頂には謎のベンチがあり丹沢湖が望めます。
しばし道具についてO会長から指南を受け、駐車場向け尾根を下ります。
結構ザレザレで気を使いました。
途中右尾根か?左尾根か?迷う箇所がありますがこれは黄色テープがある左が正解👍
GPSを確認すると安全ですね。
間違えると沢に戻って懸垂で沢に戻ることになりそうです。
<帰路>
帰路は新東名を駆使し、山岳スポーツセンターの脇をワープすることで厚木までハイスピードを維持しますが、
横浜町田までは東名低速道路。
<感想>
O会長には大変お世話になりました。
マスキ嵐沢では支点探し、ビレイに幅広い実践ができるちょうど良い沢でした。支点構築は家でも練習できるので、道具を買い揃えて練習できるようになったことが収穫でした。
やはり実践するとよく学べますね
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