天狗原山
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- GPS
- --:--
- 距離
- 15.4km
- 登り
- 1,599m
- 下り
- 1,593m
コースタイム
4.25 980m 栃の樹亭
4.52 1055m 林道・小谷-妙高線
6.18 1475m 天狗原南西尾根稜線上
6.54 1645m 雪庇のある平坦地
9.10 2197m 天狗原山着
9.20 2197m 天狗原山発 浅海川へ
9.49 1650m 浅海川1650m登り返し
10.07 1750m 金山南西尾根
10.20 1750m 中海川へ
11.11 960m 栃の樹亭下橋
11.50 1100m 林道登り返し
12.11 850m 小谷.山田温泉着
過去天気図(気象庁) | 2015年02月の天気図 |
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アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
以下、まずはYSHRさんのホームページより引用です。
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30.天狗原周回 浅海川-中海川 2014.2.18
当初、糸魚川の駒ヶ岳、鬼ヶ面山を周回する予定であったが如何せん雨の予報,これは標高を上げて雪を求めようと直前になって仲間に天狗原山周回と告げた。今日は白馬のトマホーク、暴れん棒(サブ)の三人で朝4時山田温泉発と伝えてある。
僕は今日も深夜1時に目を覚まして眠い目を擦りながら高速に飛び乗って小谷温泉を目指す。深夜三時半に着くと白馬組は既に到着していた。僕がまず先頭でチビラッセルをする。後続の二人は少し遅れて出たが中々追いつかず結局1055mの林道登り上げ点まで先に着いて後続を待った。無事二人も着いてさあここからサブに頑張ってラッセルしてもらう。30才の白馬組は元気はつらつオロナミン、ガンガン行ってくれるではないか。
あっという間に稜線に出て後は天狗原山まで登り上げるのみ、まだまだルート読みの甘い二人だが核心部分は僕がトレースを伸ばす事にする。今日は小雪がちらつく程度で気温も低くて雪崩の心配も無いから安心して浅海川にエントリー出来そうだ。
視界の無い山頂に着いたらさあ滑り込みますか。浅海川は斜度が緩いのでスーパーファツトでなければ楽しめない,相変わらずトマホークはミサイル如くかっ飛ばす。サブも修行の甲斐がありかなり滑りも上達しジャンプする余裕も若い二人には次の山スキー界を背負ってもらわなければ。おじさんもいつまでも若くはない,早く後進に頑張ってもらわなければ。
さあいつもの登り返しポイントに来れば50mほど登って痩せ尾根に立ち次は中海川にダイビング、ここは斜度もあって楽しめる。皆思い思いにウェツトパウダーを楽しんでもらいます。雪も悪くはなく,これぞ山スキーって感じ,文句無しに楽しいです。あっという間に湿原マークに着いてしばらく歩いてガーンと滑り込めば栃の樹亭下橋に到着。
もう安心です。ここからシールで折角だから雨飾林道を登り返してフィナーレも楽しみます。1100mまで登り返して最後小谷温泉下の温泉沢にドーンとエントリーしかしこの沢堰堤が連続,気を付けないと堰堤ダイブ、と思ったら案の定トマホークかっ飛ばして堰堤ダイブ、ヤバイ4mほどの大ジャンプ、顔から雪面落下、たまにはトマホークも墜落する様です。折角だからサブにもチビダイブしてもらいました。おじさんは無茶はしません。
無事山田温泉裏に着いて今日も大満足、日曜の恵比須のうっぷんを晴らすことができた。これだからやめられない、止まらない山スキー、、、、。
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私、トマホーク(苦笑)は、3時半頃待ち合わせ場所に到着。が、カナダからの便りがあり、返信などしてのんびりしていたら、4時より前にYSHRさんは出発してしまった!
え、なにも言わずに出発してしまうんですね。と、ペースを全くわかっていないYSHRさん初心者の私。サブさんも私にそのことを伝えた後、4時前に出発しました。
私が出たのは4:02でしたが、出てすぐのところでサブさんが待っていてくれました。有難い。
言い訳ですが、前日のツアーで長い林道歩きがあり、筋肉に微妙な疲労を感じます。「俺はいつでも絶好調」という言葉を肝に銘じたいですね。そして、ここの林道歩きもなかなかに長い、、、尾根に取り付くところでYSHRさんと合流。どうやら待っていてくれたようです。
尾根に着いたらルーファイや歩きに苦労しないだろう、と思っていたら意外に複雑な地形があったり、急な斜面があったり、と簡単ではなかった。中でも急で狭いルンゼを登り上げる箇所、あれは驚きました。あそこも鬼のシール登行で切り抜けるYSHRさん。見たことのないような体勢でした。
山頂付近になって尾根はゆるやかになり、登りも楽になり、無事山頂へ。二人とも以前に来ているピークのようで、特に感動はなく、すぐにシールを剥ぎ始めます。
山頂は残念ながらガスで視界が無い。滑走を始めてすぐに見えなかった凹凸に足を取られ、吹っ飛び、GoProのマウントが折れました。
YSHRさんの記述にあるように「浅海川は斜度が緩い」が、広く、景色がキレイそうな(天気が良ければ)沢です。豪雪地帯なので、パウダー時季であれば、なかなかスピードが出ず、下りラッセルなんてことにもなりかねない(だからスーパーファット)。かといってみぞれの時季には沢心がデブリで埋まってしまうそうなので、適期の見極めは難しいですね。
YSHRさんはルート完全暗記で登り返しポイントもオンサイト。登り返しは、50メートルくらいでしょうか。そんなに苦ではありません。続く沢は長く、これもなかなか満足のいくものになる。
橋を渡り、再び林道を戻り帰るだけ、と思いきや最後にもう一本滑るそうで、山田温泉の上にある堰堤の沢山ある沢の上部まで歩きました。お二人ともとっても元気。
最後の堰堤に気付かず吹っ飛び、顔面ダイブ。ここのところ転ぶことが多いので、もう少し気を付けないといけないですね。
後日2/20にプロボーダー・三宅恭太さんが八方のゲレンデ外で亡くなりました。詳細はよくわかりませんが、どうも堰堤のようなところから落ち、コンクリートに身体を強打したようです。
死ぬ原因はそこらじゅうにあります。
気を付けないと、、、
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