祖母山 -まさかの吹雪- 〜九州遠征final〜

2010年03月28日(日) [日帰り]

• GPS: 03:32
• 距離: 7.9km
• 登り: 1,115m
• 下り: 1,098m

コースタイム

3月27日
17:18仙酔峡〜{R57〜R265〜県218〜県212〜県8〜宇目小国林道}〜18:30神原登山口P　＜車中泊＞

3月28日
6:25神原登山口P〜6:44五合目小屋〜7:47国観峠-(休憩)-7:55発〜8:25祖母山山頂
-(休憩)-
8:34祖母山山頂〜8:56国観峠〜9:37五合目小屋〜9:57神原登山口P

▲参考（参照：山と高原地図　昭交社）
神原登山口P-(0:30)→五合目小屋-(2:00)→国観峠-(0:40)→祖母山山頂
神原登山口P←(0:25)-五合目小屋←(1:40)-国観峠←(0:30)-祖母山山頂



10:25神原登山口P〜{宇目小国林道〜県639〜町道〜県8〜県639〜R57〜R442〜R210}〜大分光吉IC-{大分道・九州道}-13:20古賀SA-{九州道}-13:35直方PA-{九州道・中国道・山陽道}-17:15福山SA-{山陽道}-神戸西IC〜19:46神戸自宅

天候

曇、一時雪

コース状況／危険箇所等

・神原登山口Pには十数台は停められそう。トイレもある。
・それほど危険な箇所もないが、五合目小屋から先、本谷の川を１箇所渡るところがあるが、しっかりした橋もなく注意が必要。
・五合目小屋から先は急な登り尾根が続く。所々ロープも張っている。根気と体力が必要。
・吹雪で展望０...

写真

3/28 6:24

駐車場にあるトイレ

3/28 6:25

駐車場
そこそこの数の車が停められそう

3/28 9:56

祖母山の説明

3/28 9:54

林道はここで終了
ここから登山道に

3/28 9:51

この看板は向きがオカシイ
本当は逆で右に進むと山頂です

3/28 9:51

多少、歩きづらい

3/28 6:38

御社の滝

3/28 6:38

御社の滝の説明看板

3/28 6:46

五合目小屋

3/28 6:46

最初は整備された丸太の階段

3/28 6:52

川を渡る

3/28 6:56

ここから本格的な登り

3/28 7:02

少し白くなってます

3/28 7:22

いつの間にか銀世界...

3/28 7:25

急な上りが続きます,,,

3/28 7:34

いのち水
全く出ておらず....

3/28 7:46

国観峠
一面の銀世界,,,

3/28 7:46

吹雪で寒そう

3/28 7:58

８合目

3/28 8:06

やっと山頂がお目見え

3/28 8:11

9合目
もうちょい！

3/28 8:18

大きな氷柱が数多く...

3/28 8:26

祖母山三角点にて

3/28 8:26

祖母山山頂〜

3/28 8:26

吹雪で視界０,,,,

3/28 8:32

山頂はそこそこ広い

3/28 9:03

帰りのいのち水
またしても涸れてました...

3/28 9:11

写真だと高度感が分からず,,,

3/28 9:42

この林は三階建てです

3/28 9:43

帰りの御社の滝

3/28 9:45

日本で採れる鉱物の4分の1の鉱物がここで,,,
スゴイ！

3/28 9:46

安山岩の紹介

3/28 9:49

人工林と花

3/28 9:49

この花、結構キレイ

3/28 10:26

登山口までの林道
車でも全然余裕で走れました〜

3/28 10:34

大分方面に走っていると、よく目にした菜の花
黄色がキレイ

撮影機器：

EX-Z1000 CASIO COMPUTER CO.,LTD.

感想

yougaku

阿蘇山 -時間と体力との闘い-　〜九州遠征3〜
（http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-59798.html）
の続き.....


さて、もうひと踏ん張りハンドルを握り、祖母山の麓へ。
道が少し心配だったが、それなりに道はよかった。

ただ、最後に登山口に入る林道を間違えてしまい、少し大変な目に,,,
戻って正しい道を見つけると、しっかりと標識がついてました....


登山口駐車場で、カップラーメンをすすり就寝。。。
もう慣れたもんで？ぐっすり寝ることが出来ました...



翌日。
朝飯を車の中で済まし出発。

...が、鈴とデジカメを忘れたことに気付き、５分のロス,,,

再出発となりました。。



嫌な雰囲気。
あの伯母子岳の光景とよく似ている...

で、山と高原地図にも、ツキノワグマの生息は1度発見されたが、未だに謎という本当に"謎"なコメントが,,,

いつになったら、この恐怖症は克服できるのか...

まぁ止まってるわけにはいかないので、淡々と進む。



五合目小屋を過ぎ、危なげな川を横切ったところで、本格的な上りが始まる。

2kmの道のりを2時間。
地図を見ても等高線の間隔がかなり狭い。。
山と高原地図の冊子にも"這いつくばって登る感じ"と,,,

それなりの覚悟で登っていたが、なかなか精神的にキツかった。

ずっと登りで、平坦なところもほぼなく、時にはロープが張ってあって本当に"這いつくばって登る感じ"

オマケに途中から雪が降り出し、視界も悪くなる一方。。。
どんどん雪が積もって行く....

下山も考えたが、とりあえず国観峠まで頑張って行ってみることに。
...というか、そんなこと考える気力もそんなに残っていなかったのが本音で,,

流石に、昨日3山制覇して車中泊した身体は、思っていた以上に動かない...



ゼハゼハ言いながら、なんとか国観峠へ。
着いて、携帯を見るとビックリ！！
なんと、コースタイム2時間のところを1時間3分！！！
下りでも1時間40分かかると書いてあるのに,,,

いやぁ...頑張りすぎた,,,
そりゃ疲れるわ....

チョコレートを食べ暫しの休憩。


あんまり回復は出来なかったが、まぁ体力も残っていたので山頂まで行くことに。

傾斜が緩やかになり、少しラク。
...が雪が邪魔をする。

このころには積雪も数センチ積もっており、一面真っ白。
でも、数センチなんで、足元がすくわれて...

また山頂直下はまたそこそこの急な坂で、自分の足の踏ん張りも少なくなってきたのもあって、ツルツル滑ってもう大変。。



なんとか祖母山山頂へ。
...といっても、吹雪で展望０,,,
三角点と山頂の写真を撮って、すぐ下山...


下ってすぐ、第1登山パーティ発見！！
あの時は、孤独からの解放で本当に嬉しかったなぁ〜

その方々は五カ所コースから登られた方で、実は当初予定していたコース。
しかも車中泊からの登りということでドンピシャ。

でも自分は、五カ所コースの登山口までの林道が長く、ネットや本等でもあまり道が良くないと載っていたので諦めたんですよ,,,

しかし話を聞くと、その方は役場に電話して確認をとると、案外大丈夫ということで来たそうで、本当にそんなに酷道じゃなかったそう。

ちょっと後悔,,,,



人としゃべって少し元気が出てきたところで、サクサクと下山。
いつの間にか雪も止み、下りていくうちに雪もなくなっていく...

途中でもう数パーティとすれ違って、無事下山！


...といきたいところだったが、目の前に林道が見えてやっと終わりだ！と思ったその瞬間！



左足首を挫き、体制を立て直そうと右足を出した瞬間、右足首もグシャリ,,,,
その場で歩けなくなりました....

今回は2日通して挫きも全くなく、少し意気揚々としていたのに,,,
そうは甘くはなかったですね,,,,


まぁでも数分後には歩けるようになったんで、無事下山。


車で720km、神戸へ戻るのでした....






今回の遠征で...

総歩行距離：約28km
総累積標高(登り)：約4000m
総車移動距離：約2000km


よく頑張りました......