ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 5980747
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
八幡平・岩手山・秋田駒

【乳頭山】一本松コース〜乳頭山〜田代平〜蟹場コース

2023年09月25日(月) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
06:15
距離
11.7km
登り
751m
下り
745m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
5:02
休憩
1:11
合計
6:13
7:44
11
7:55
7:55
52
8:47
8:47
85
10:12
10:12
17
10:29
10:46
9
10:55
10:57
22
11:19
12:07
56
13:03
13:03
30
13:33
13:34
5
13:39
13:39
15
13:54
13:57
0
13:57
ゴール地点
天候 くもり時々はれ
過去天気図(気象庁) 2023年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス
前泊した水沢温泉の宿(最寄りバス停は田沢湖駅スキー場)から乳頭温泉行きのバスに乗車。乳頭温泉バス停で下車
コース状況/
危険箇所等
一本松コースはところどころ藪っぽいです。すべりやすい土の斜面も多し。一本松温泉跡の手前に渡渉点がありますが分かりにくので注意。田代平までの道は全体的に木道が傾いたり浮き上がったりで傷みがひどいです。無理に木道を歩いてケガをしても仕方ないので脇を歩くのもやむなしだと思います。またこちらも道に藪がかかっているところ多数。蟹場分岐から先は比較的歩きやすいです。
登山口……と思いきやこちらは蟹場コースの入口
2023年09月25日 07:43撮影 by  F-02L, FUJITSU
9/25 7:43
登山口……と思いきやこちらは蟹場コースの入口
バス停からしばらくは非舗装路をゆく
2023年09月25日 07:46撮影 by  F-02L, FUJITSU
9/25 7:46
バス停からしばらくは非舗装路をゆく
休業中の孫六温泉
2023年09月25日 07:55撮影 by  F-02L, FUJITSU
9/25 7:55
休業中の孫六温泉
黒湯温泉
2023年09月25日 07:59撮影 by  F-02L, FUJITSU
9/25 7:59
黒湯温泉
その湯畑
2023年09月25日 08:01撮影 by  F-02L, FUJITSU
9/25 8:01
その湯畑
この橋を渡った先から本格的な登山道に
2023年09月25日 08:09撮影 by  F-02L, FUJITSU
1
9/25 8:09
この橋を渡った先から本格的な登山道に
一本松沢
2023年09月25日 08:10撮影 by  F-02L, FUJITSU
1
9/25 8:10
一本松沢
徒渉点。矢印に気づかず、しばらく沢の中を遡行してしまった
2023年09月25日 08:26撮影 by  F-02L, FUJITSU
1
9/25 8:26
徒渉点。矢印に気づかず、しばらく沢の中を遡行してしまった
一本松温泉跡地。この手前の徒渉点が分かりづらい
2023年09月25日 08:35撮影 by  F-02L, FUJITSU
1
9/25 8:35
一本松温泉跡地。この手前の徒渉点が分かりづらい
一本松温泉たつこの湯。いわゆる野湯。
2023年09月25日 08:36撮影 by  F-02L, FUJITSU
2
9/25 8:36
一本松温泉たつこの湯。いわゆる野湯。
断続的に木道や木段の路が続く
2023年09月25日 08:49撮影 by  F-02L, FUJITSU
1
9/25 8:49
断続的に木道や木段の路が続く
ようやく視界が開けるポイントに出ると田沢湖が見える
2023年09月25日 09:39撮影 by  F-02L, FUJITSU
1
9/25 9:39
ようやく視界が開けるポイントに出ると田沢湖が見える
山頂への路
2023年09月25日 09:45撮影 by  F-02L, FUJITSU
1
9/25 9:45
山頂への路
ウツボグサかな?
2023年09月25日 09:46撮影 by  F-02L, FUJITSU
9/25 9:46
ウツボグサかな?
向かいの尾根に田代平山荘が見える
2023年09月25日 09:50撮影 by  F-02L, FUJITSU
1
9/25 9:50
向かいの尾根に田代平山荘が見える
山荘を探してみよう
2023年09月25日 09:57撮影 by  F-02L, FUJITSU
1
9/25 9:57
山荘を探してみよう
秋田駒ヶ岳と田沢湖
2023年09月25日 10:03撮影 by  F-02L, FUJITSU
1
9/25 10:03
秋田駒ヶ岳と田沢湖
秋田駒山頂部
2023年09月25日 10:03撮影 by  F-02L, FUJITSU
1
9/25 10:03
秋田駒山頂部
中央の出っ張りが山頂部
2023年09月25日 10:10撮影 by  F-02L, FUJITSU
1
9/25 10:10
中央の出っ張りが山頂部
山頂南面は断崖絶壁
2023年09月25日 10:23撮影 by  F-02L, FUJITSU
1
9/25 10:23
山頂南面は断崖絶壁
対称的な山頂北面
2023年09月25日 10:24撮影 by  F-02L, FUJITSU
1
9/25 10:24
対称的な山頂北面
乳頭山山頂
2023年09月25日 10:27撮影 by  F-02L, FUJITSU
1
9/25 10:27
乳頭山山頂
2023年09月25日 10:27撮影 by  F-02L, FUJITSU
1
9/25 10:27
2023年09月25日 10:27撮影 by  F-02L, FUJITSU
1
9/25 10:27
正面に見えるのは笊森山
2023年09月25日 10:35撮影 by  F-02L, FUJITSU
1
9/25 10:35
正面に見えるのは笊森山
2023年09月25日 10:36撮影 by  F-02L, FUJITSU
1
9/25 10:36
下山開始
2023年09月25日 10:41撮影 by  F-02L, FUJITSU
1
9/25 10:41
下山開始
2023年09月25日 10:41撮影 by  F-02L, FUJITSU
1
9/25 10:41
田代平方面はとにかく木道の状態が悪い
2023年09月25日 11:06撮影 by  F-02L, FUJITSU
1
9/25 11:06
田代平方面はとにかく木道の状態が悪い
田代平山荘
2023年09月25日 12:06撮影 by  F-02L, FUJITSU
1
9/25 12:06
田代平山荘
避難小屋で昼食
2023年09月25日 11:38撮影 by  F-02L, FUJITSU
9/25 11:38
避難小屋で昼食
避難小屋の前にある池塘
2023年09月25日 12:05撮影 by  F-02L, FUJITSU
1
9/25 12:05
避難小屋の前にある池塘
咲きかけのリンドウ
2023年09月25日 12:06撮影 by  F-02L, FUJITSU
9/25 12:06
咲きかけのリンドウ
田代平
2023年09月25日 12:11撮影 by  F-02L, FUJITSU
1
9/25 12:11
田代平
2023年09月25日 12:14撮影 by  F-02L, FUJITSU
1
9/25 12:14
2023年09月25日 12:18撮影 by  F-02L, FUJITSU
1
9/25 12:18
2023年09月25日 12:21撮影 by  F-02L, FUJITSU
1
9/25 12:21
田代平から臨む乳頭山
2023年09月25日 12:21撮影 by  F-02L, FUJITSU
1
9/25 12:21
田代平から臨む乳頭山
2023年09月25日 12:27撮影 by  F-02L, FUJITSU
1
9/25 12:27
蟹場分岐。この辺は比較的歩きやすい
2023年09月25日 13:03撮影 by  F-02L, FUJITSU
1
9/25 13:03
蟹場分岐。この辺は比較的歩きやすい
今さらそんなこと言われても……
2023年09月25日 13:33撮影 by  F-02L, FUJITSU
2
9/25 13:33
今さらそんなこと言われても……
休暇村に到着。ここで両親と合流してチェックイン
2023年09月25日 13:57撮影 by  F-02L, FUJITSU
1
9/25 13:57
休暇村に到着。ここで両親と合流してチェックイン

感想

 秋田遠征、二日目に登るのは日本三百名山の一座、乳頭山です。7時に水沢温泉郷の宿を出て、田沢湖スキー場前バス停から乳頭温泉行きのバスに乗車、乳頭温泉バス停で下車して歩きはじめます。温泉地周辺は小さな脇道や作業道が多く迷いやすいです。

【乳頭温泉バス停〜一本松温泉跡】
 バス停からはしばらくは林道歩きになります。休業中の孫六温泉、営業中の黒湯温泉の脇をすり抜け、沢沿いの道を遡行していきます。簡易な橋を渡ると本格的な登山道になります。山頂までずっとそうなのですが、全般的にあまり登山道の刈り払いがされていません。それほど密度の濃い藪ではないので、通行そのものにはそれほど体力を要しませんが、なにぶん足下がよく見えないのが厄介です。転倒や捻挫をしないように十分注意しましょう。また、この日は数日晴れが続いていたためか枝葉は乾燥していましたが、早い時間帯には朝露で服がびしょ濡れになることもあるようです。状況によっては雨具を着込んでいくのもいいでしょう。
 途中、一本松温泉跡の手前で沢を渡渉するポイントがあるのですが、渡るところに気づかず、しばらく沢の中を遡行してしまいました。無理やり直進してしまおうかと思いましたが、結果的には引き返して正解でした。バス停から1時間くらいで野湯が残る一本松温泉跡に到着。ここから道は沢沿いを離れ、苦しい登りが始まります。ところどころ木道が設置された急登を登り詰め、展望地の尾根に上がると幾分傾斜がゆるやかになります。ベンチがあるので休んでいきました。南西方面に秋田駒や田沢湖がよく見えます。尾根上は風が強く肌寒さを感じたので、レインジャケットを着込みました。

【黒湯分岐〜乳頭山】
 黒湯分岐の手前で森林限界を越え、分岐を右に進むと徐々に道はガレ場となります。やがて視界に飛び込んでくる断崖絶壁を回り込んだところが乳頭山の山頂になります。山頂は文字通り360度の展望で、眼下に拡がる森や湿原の風景に圧倒されました。もちろん秋田駒や田沢湖もよく見えます。最初はくもり気味だったのですが、山頂で休憩していると雲が晴れ、陽が差してきました。登山者で賑わう山頂で十数分休憩し、お昼は途中の避難小屋で取ることにしました。

【乳頭山〜田代平山荘】
 山頂からは、まず田代平方面に向かいます。遠くからも屋根が見える田代平山荘まではコースタイムは30分となっています。「そんなに早く着くかな?」という印象でしたが、実際そのくらいでした。ただ、この辺も草の張り出しが多く、木道の傷みも激しいため、雨中や雨後などはすべりやすく通過に時間がかかるかもしれません。
 やがて田代平山荘に到着。この避難小屋で昼食休憩を取りました。その様子は下記の日記の記事を参照してください。

・ダイソーの固形燃料でお湯を沸かせた話
https://www.yamareco.com/modules/diary/96561-detail-310583

【孫六分岐〜田代平〜蟹場温泉】
 腹も脹れたところで下山開始です。小屋を出るとすぐに孫六温泉との分岐があります。孫六への道を左に見送り、田代平を目指します。のどかで気持ちのいい湿原風景が続きますが、やはり木道の傷みと草木の張り出しが気になるところです。やがて湿原の道に大きな岩がゴロゴロ出てくるようになり、そんな場所を何度も下って行くと、風景は樹林帯の中へと様変わりします。蟹場コースは孫六コースよりも少し距離が長いですが、傾斜自体はこちらの方がゆるやかなので、下山に使うのならこちらの方がいいんじゃないかと思います。まあ、孫六コースを実際に見たわけではないのですが、孫六コースを下山した人の記録に何度も転んだとあるので、この推測は正しいと思います。露岩の頻出地帯を過ぎれば、道は平坦で歩きやすくなります。蟹場分岐を左に進み、(この一帯では比較的)歩きやすい斜面をくだっていけば、やがて登山口に飛び出します。あとは車道を歩いていけば、この日の宿である休暇村 乳頭温泉郷に到着です。

 印象に残る山旅となった乳頭山の登山でしたが、実は自分の家系にとって、この山と温泉地にはとある因縁があることを、翌日に母の実家へ墓参りに行ったときに知ることになりました。詳しい顛末は以下の日記を参照してください。

・82歳の伯母が語る乳頭温泉の思い出
https://www.yamareco.com/modules/diary/96561-detail-310695

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:229人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。

ルートを登録する

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら