晩冬の深入山 広島の雪山入門

2015年03月08日(日) [日帰り]

• GPS: 03:28
• 距離: 3.1km
• 登り: 367m
• 下り: 344m

コースタイム

日帰り

• 山行: 2:26
• 休憩: 1:02
• 合計: 3:28

距離 3.1km 登り 367m 下り 361m

9:14 スタート地点
10:30 10:38 深入山 百畳岩
10:51 11:39 深入山
11:48 11:54 深入山 百畳岩
12:42 ゴール地点

雪の無い時に比べると登りで2倍くらいの時間がかかったようです。
つま先で二回ついて登ったり、時折踏み抜いたりで歩きにいことと、雪山だとどのコースでもとれるので、逆に、先行者の足跡や地形を見て、具体的にどのコースを採るかを考えることが多かったせいだと思います。

天候

曇りのち晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

いこいの村ひろしまの駐車場にとめさせていただきました。

コース状況／危険箇所等

ときどき、踏み抜き。岩の周りなどは雪で深くえぐれていたりするので、要注意。
また、下り時は、上から見ると岩や穴による段差が見えにくいので、滑って降りるときは要注意です。

その他周辺情報

いこいの村ひろしまで、日帰り入浴ができます。

写真

3/8 9:06

いこいの村ひろしまの駐車場に到着。駐車場には雪はありません。標高790m。

3/8 9:06

ただ、すぐ横の東登山口からは、しっかり雪があります。

3/8 9:17

天候が悪かったりしたら、見るだけで帰ろうと思っていたのですが、この天候、雪の状態なら、自身初の雪山登山にトライできそうです。

3/8 9:29

100mくらい？登ってきました。駐車場が小さく見えます。

3/8 9:29

上を見ると、雲がだんだん取れてきて、青空が見えてきました。
やったー!

3/8 9:38

白い斜めのラインも美しく感じます。

3/8 9:44

木立が入るのもなかなかいいショットです。

3/8 9:44

3/8 9:44

3/8 10:04

ところどころブッシュが出ているところもあります。
お天気もまずまずで、かなり遠くの山々も見えます。

3/8 10:04

3/8 10:06

ストック二本にチェーンスパイクの四輪駆動で頑張っています。

3/8 10:10

3/8 10:26

3/8 10:26

3/8 10:26

3/8 10:30

3/8 10:33

一つ目のピークに到達すると、その先に深入山頂上の姿が見えました。

3/8 10:33

これから最後の登坂を始める人が二人見えます。

3/8 10:38

お二人は、かなり上まで登っておられます。
とっても小さく見えます。
この美しい白い山は、広島市内の山からも見えるのですよ。
とうとう、登ることができます。
ちょっと感動!

3/8 10:39

3/8 10:39

頂上を含むパノラマです。美しい形の白いやまですね。
私のホームグラウンドの絵下山などから見える白い山は、間違いなくこの深入山であることを確信しました。

3/8 10:42

先行者の方、まもなく頂上に到着〜。

3/8 10:43

真っ青な空に、白い山。
夢にまで見た、このシーンが現実に目の前に〜。
うれしい〜。

3/8 10:51

深入山頂上三角点。

3/8 10:51

頂上の標識。
頂上にはそれほど雪はありませんでした。
長時間、日光が当たるから？　風が強いから？

3/8 10:51

少し雲があるので、鳥取県の大山までは見えませんでしたが、島根県　三瓶山は見えました。
もちろん、すぐ目の前は臥龍山。龍のように稜線がうねっています。昨年登りました。

3/8 10:52

銘板アップ。

3/8 11:28

3/8 11:28

下方には聖湖が見えます。

3/8 11:29

白いところはスキー場ですね。
この山が広島県最高峰の恐羅漢山1346mです。

3/8 11:29

東登山口〜頂上以外のルートはほとんど人が入らないため、雪に閉ざされているようです。

3/8 11:41

下りは、おしりの下にプラスチックの簡易ソリ？を敷いて滑っておりるのだ〜!

3/8 11:44

通常の手袋の上に、ヤマレコでも紹介されていた、青い透湿防水のゴム？手袋をしました。

3/8 11:46

頂上からすべって降りてきました。その航跡が見えます。
柔らかい雪なので、他の登山の方に迷惑をかけることはないと思います。
頂上からここまではまったく危険なく降りることができました。

3/8 11:54

このあたりもすべって降りたのですが、実は、おおきな岩があったり、大きな穴が開いていたりしている領域で、止まろうとしても止まらず、かなり焦りました。
ソリで滑っているというよりも滑落している気分〜(^^;)
あとで考えるとぞっとする体験でした。

3/8 12:33

これくらい緩やかな斜面だといいのですが。

3/8 12:43

無事、登山口まで戻ってきました。
初の雪山挑戦は、いろんな課題が見つかりましたが、白い山、青い空も十分に楽しめ、総合的に見て大成功!

撮影機器：

iPhone 5s Apple

装備

個人装備

チェーンスパイク

感想

kawaken1

天気もよさそうだし、前日は舗装路を17.6kmも歩いて山が恋しくなったことだし、チェーンスパイクも一回しか使っていないことだし、
そうだ、雪山に行ってみようということで、
広島の雪山入門用の深入山に行ってきました。
雪山の歩き方は、グレートトラバースなどを見て、勉強はしていましたが、
実践は初めて。でも思った以上にうまくいきました。
ただ、そりなどで滑るときは、下が見えないことがあるので、慎重にコースを選ぶ必要があることがわかりました。スキーだと立った状態ですが、そりだと座っているので、余計に前方下方視界が狭くなります。
一度、止まろうとしてもどんどん滑っていき、岩に激突しそうになりました。
これはソリで滑っているのではなく、滑落しているという方が当たっていたような気がします。国土地理院の地図も丁寧に見て、岩場表示を避けたコース取りをする必要があったかもしれません。
ストックのスノーバスケットも無いよりはあった方がよかったです。
そんなこんなの課題はあるものの、
白い山、青い空は人生初？でたっぷり堪能できて、大満足の一日になりました。