燕岳→常念岳: 中房in / 一ノ沢out 天気最高の縦走!
- GPS
- 14:19
- 距離
- 20.5km
- 登り
- 1,938m
- 下り
- 2,057m
コースタイム
- 山行
- 5:20
- 休憩
- 1:21
- 合計
- 6:41
- 山行
- 5:51
- 休憩
- 0:21
- 合計
- 6:12
天候 | 1日目、2日目は晴れ。少し風があったものの問題なし。3日目は中盤まで雨本降り。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス タクシー
|
コース状況/ 危険箇所等 |
合戦尾根、稜線ともに特に問題なし。3日目は雨のため、普段から沢っぽい常念の登山道が川状態に。 |
その他周辺情報 | 下山後しゃくなげの湯でお風呂。サイコー! |
写真
感想
ずっと行きたかった燕に大天井にお邪魔するべく、パノラマ銀座縦走の旅を計画。中房から入り、常念の一ノ沢から下山というコース。
中房からの合戦尾根は北アルプス三大急登とされてるだけあってなかなかきつかった。ちょくちょく休めるスポットがあるのと、周りのハイカーさんの雰囲気がすごく良かったのでそれに助けられてなんとか登り切れた。
ずっとガスガスだったので心配していたが、燕山荘に着くと目前に広がる裏銀座、表銀座、そして燕岳。写真でよく見る燕岳はそれ以上の気品さと妖艶さがある。チェックインを済ませ、早くビールを飲むためさっと頂上を踏む。この山は本当に不思議な岩が多い。何がどうなったらこんな形になるのか。
燕山荘に戻ってからはテン泊で来られてたお兄さんとビールを飲む。こういう出会いがあるから山は最高だ。明日は日の出前から大天井に向かい、ピストンで中房に下山するとのことで、稜線でお会いしましょうと約束をする。
2日目。天気は相変わらず最高。昨日の中秋の名月に続き、美しいご来光を拝む。今日は長い稜線歩き。幸先が良さそうだ。表銀座の稜線はずっとまったりできるのかと思いきや、思いの外アップダウンもあるしバラエティに富んだトレイルだったため意外だった。大天井への登り返しはだいぶ心配していたが、意外とそれでもなかった。しんどかったけどね。
大天荘についてザックをデポさせてもらい10分ほど登り山頂を踏む。そのあとは、天気が下り坂との情報があったので、トイレを借り行動食をそこそこに先に進む。
そこから東天井まではただただ最高な散歩。なんじゃこれ。槍や穂高がばっちり望める。東天井から横通まではちょっと岩がゴロゴロしたゾーンがあったり、長めの登り返があったりで少し脚にこたえたが、天気がいいので眺めに疲れも吹っ飛ぶとはこのこと。横通を超えたあたりで常念小屋を目下にロックオン。これがまた見えてからが全然着かない! 後半は樹林帯に入るのだが、それからがしんどいことしんどいこと。
小屋についてからは昨日と同じくずっとビールタイム。他のハイカーさんたちの交流がすごく楽しい。ただ、食後ぐらいから予報通り雨風が強くなる。テント泊の人たちが心配になるぐらい!
この天気は夜通し続き、朝も結構強めな雨が降っていた。待っていてもしょうがないので7時半ごろに小屋を出発、下山開始。ただでさえ沢のように水が流れている箇所の多い一の沢のトレイルが雨の影響でちゃんと川になっていた。笑
登山口に出る頃にはすっかり雨も止み晴れ模様。山ってこんなもんよね。その後タクシーでしゃくなげの湯に行き、穂高駅近くのおそばとクラフトビールで今回の山行は終了。いやーーーーー。最高な散歩になりました!
PS
冒頭にも書いたが今回はトレイルを歩いているハイカーさんたちの雰囲気が本当に良かった。みんな笑顔でこっちも元気になるし疲れが飛ぶ。
合戦尾根で途中一緒に歩いた練馬のお二人、合戦尾根、常念小屋、さらには下山後の温泉でもあったお姉さん二人、合戦小屋から脚が攣っていた自分に声をかけてくれた関西からのご夫妻、燕山荘でビールをガブガブ一緒に飲んだ佐久のお兄さん、燕山荘から見る中秋の名月をLeica M3で狙っていたお兄さん、大天荘でちょっと話した台湾のカップル、常念小屋で一緒に飲んだ静岡からのお三方、常念小屋で部屋が一緒だった蝶ヶ岳から縦走していたお二人、名古屋から安曇野に引っ越してハンティングなどを楽しまれているご家族、下山時、後半一緒に歩いた名古屋のお兄さん、他にもおしゃべりしたたくさんのハイカーさん、みんな有難うございました。また心に残る山行になりました!
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