果無峠(熊野古道歩き)
- GPS
- 02:59
- 距離
- 4.9km
- 登り
- 955m
- 下り
- 47m
コースタイム
天候 | 薄曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
小辺路なので危険個所ありません 緩い傾斜ですが往路はずっと登りました |
その他周辺情報 | 大峰山系から少し離れ、どちらかというと登山というより山歩き(散歩に近い)のようですが登山靴でないと疲れると思う |
写真
感想
もうそろそろ道路凍結もあまり気にする必要もないかと、遠出して果無歩きします
過去にクルマでの訪問しましたが、降雨のため行っただけ(通過しただけ)で観たという感想がなかった
また大森山登った時に見えた向かい側の果無山脈が勇壮に見えて「歩きに行かないと」という衝動に駆られたのは間違いありません
熊野古道・小辺路歩きなので登山者でない人も来るだろうから人が多いのかと思ったが、未だ開花もほとんどない時期なので少なかったようです
十津川村平谷まで100キロ以上3時間程度は走行しないと着きませんが、朝5時過ぎには出発できたので進みます
駐車地からすこし歩き戻って登山口へ行かないと行けないと思っていたが、写真撮影時に吊り橋が見えて人が渡っています
これは「近道があるんじゃないか? その先の階段上がればルート合流できるのではないか?」と閃いたのでとにかく進みました
吊り橋ではこれから歩きに行くと思われる人に尋ねると「ホテルから案内図貰ったから1枚あげるよ」と戴きました
すると同ホテル宿泊者らしき人たちが数名登って行きましたので取り合えず進んでしまおうと自身も急ぎます
皆さん手ぶらで軽装な感じで、果無集落までの歩きと感じました
約40分で果無集落に着き、パンフなどでよく見る処(世界遺産石像など)が見えました
私はルート的にはこの逆向きが果無峠方面(南西方向へ)へ向かうのだと思い込んでいたので、着いた時は「あ、そうだったの」という感じがしました
ここは水の音があちこちで聞こえて、なお人の気配も無く(着いたこの時は)すごくいいところと感じました
家屋の扉は開かれて「自由にどうぞ」感覚なのですが、世界遺産されたとはいえあくまでも個人人家(らしい)なので気を付けないといけないとシャッター押したら直ぐに立ち去りました
誰も居ないことがかえって警戒心が強く出ました
一度は感じた風景ですが、これから熊野古道を歩いて行くのが目的なので長居しません
正規のルートへは標識が多くあり不安はありません
また正規ルートが塞がれて迂回するという箇所も無くてスイスイ進んで行けばよいという感じです
また大峰山歩き時には山中の案内(説明)看板などはあまり在りませんが、こちらは世界遺産指定されたからか以前からか知りませんが多数存在し安心でした
それと展望できる箇所が時々に在り、展望のない歩きよりか楽しいです
しかし石段(石畳)歩きは好きではありません
階段歩きと同程度の嫌悪感があります
硬いのと濡れると滑るのが嫌なんです
ズルっと滑った瞬間の力の抜け具合が体力を消耗させるのが嫌です
どんだけ体力のない身体なんだと思うが、蹴り出すのに滑るのは疲れますね
果無観音堂に着いてなんとなくほっとしました
まあまだまだ登り坂しか見えないので進みます
ちょうど2時間半で出発地が見える位置に着きました
天気がどんよりしていてキレイではありません
全体的に霞んでいてモノトーンに近い感じです
でもそれなりに標高差は感じるし、まだ登らないと果無峠には着かないし進みます
残雪箇所がありましたある一面だけ薄く残ってあり、この先は積雪なのかと思ったがココだけのようです
果無峠に到着しましたが展望無しです
それなりの平坦な広さはあるので、先ほどの展望の良い場所まで戻っての食事を変更してここで済ませます
今日は普通に、カップはるさめ(こればっかり)とカレーライス(ご飯は昨夜炊いた)の予定ですが・・・・
はい、鮮明な記憶にあるカレーをザックに入れるの忘れてます orz
非常食袋には入っていたはずと探しますが、牛丼と差し替えたのでカレーなし!!
仕方ありません、牛丼に変更します
今日はこの程度にして、食べ過ぎないようにしました
食欲はある方なので、量的にはまだまだ欲しいという感覚ですが止めます!
他にいろいろ持ち歩いているのですが我慢、ガマン
食後は舞い戻りますが、クルマ移動だけで3時間以上かかるので今から下山時間+移動時間で夕方6時帰還は不能という感じになりました
まあ今日は制約的には無いのですが、暗くなっての移動は嫌ですね
駆け足はしませんが出来るだけ急ぎ足で歩きます
しかし石畳状が多いし、完全なる下り坂なので膝への負担を考えると無理はしないでなく「出来ません!」
それでも2時間以内でクルマに戻れたので、一安心でした
特に厳しいこともなかったので良かったです
こうなると次回は逆方面(八木尾)から果無峠目指して踏破することとします
そうなると次回は開花している頃が良いかとも思うが、そうなると来訪者の数が格段に今日とは比べ物にならないと思うと早めかGW前かという頃になりそうです
クルマ移動時間が一日の行動時間の半分程度費やすので、クルマも増えていくこれからは鬼門のようなものですね
まあ、こうやって季節の変わり目も楽しんでいるし、これから8ヶ月程度は雪の心配せずに何処へでも行けるので嬉しいです
この先は、北方面へ(伊吹山など)行きたいとも考えています
岐阜県の徳山ダムも行きたいし、その先には冠山というのがありそこへもいきたいのです
距離云々よりも高速道路使用が(高額なため)ネックなのです
大峰方面へは国道走破しかないので普通ですが、大阪から岐阜県まで一般道走行では行きたくありません
これまた資金的なことになり、自身にとっては最大かつ一番どうにもできない事案ですな!
今日の熊野古道(小辺路)のほんの一部の歩きはそれなりに楽しめましたよ
ほんと、開花していたらもっと足止め時間が掛かるでしょうね
熊野古道小辺路ルートは味のあるいいルートですね。
2〜3年まえの夏、高野山から熊野本宮大社へ行く途中で果無観音堂でツエルト張って野営しました。
夜になるとお堂前は蛍 がいっぱい飛んできていい景色でしたよ。
私も吉野から大峰奥駆道をいくつかに分けてトライしています。南奥駆の未踏部分はいつか完成させたく夢を追っています。
こんばんは、レスありがとうございます。
南奥駈の未踏区間について私はテン泊なしでしかできません。
身近にテント所有者が居ないし、自身もそこまではという考えからです。
しかし昨夜でもそうなのですが、仕事帰りに改札出て家までの数分間は顔を真上に向けながら歩いています。
そう、星空や月の輝きを楽しみながら歩いているんです。
地形的に夜は星が見えやすいところに住んでいるからですね。
しかし、いつも思うことは「山で泊まれば、この美しさなんか吹っ飛ぶほどのスケールを味わえるんだろうな」というものです。
私が山歩きを始めたきっかけはちいさなたった一つの願いだったのです。
死ぬまでに大杉谷に行きたい
これを叶えられたのは嬉しい限りでした(ヤマレコの第一弾レポでした)
そして今は「山に泊まって星空を眺めたい」です
テントがあり、まあソロではしないだろうから誰か数人でも居れば可能なことなのですが、なかなか叶うのは先なんだろうという感じです。
なのでソロで出来ることはとりあえず日帰りでの奥駈踏破です。
大峰奥駈道の全行程は無理かもしれませんが、やり遂げたいのです。
大阪で生まれ、大阪でしか生活したことがないのですが、立地的に紀伊半島に住んでいるんだから地元(紀伊半島を地元というのも・・・・)くらいはあちこち行ってみたいですね。
今回行った小辺路も、次週逆からの行程歩きも考えています。
何か思うと、居ても立っても居られない性格なので頑張ろうと思います。
もしくは未踏区間南端である山在峠〜熊野本宮までを歩くかはするでしょうね。
長々と書き込みましたが、それほどの入れ込みようなんでしょうね私。
ビギナークラスだからワクワクのまんまのようです。
お互いに、自身の思いは行動に移しましょうね!
そして「行って良かった」の言葉を残せる歩きにしたいですね!!
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