富士見山・御殿山(ちょっと霞んでいる富士山と南ア)
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- GPS
- 07:39
- 距離
- 14.6km
- 登り
- 1,415m
- 下り
- 1,413m
コースタイム
天候 | ■富士見山 09:34 晴れ 4℃ 風速5〜6m(体感) ■御殿山 11:53 晴れ 6℃ 風速1〜2m(体感) |
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過去天気図(気象庁) | 2015年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
■全体として 山頂付近にはまだ積雪がありますが、ワカン、アイゼンとも使用せずに登ることができました。リボンはすくないですが、標識はたくさんあります。 ■平須登山口〜富士見山 標高1500m付近から雪があります。稜線は30〜40cmの積雪です。トレースはありませんでしたが、この日は私たち以外にも2名の登山者がいたため、しっかり踏跡はつきました。危険個所は一か所(写真参照)。トラバースのところは、道が流れて沢に落ちないように、注意が必要です。でもロープやクサリがあるので、慎重にいけばまったく問題ありません。 ■御殿山への分岐〜御殿山 トレースはありませんでしたが、先行者がいたためわかりやすかったです。基本稜線歩きなので、道迷いの心配もありません。標識も多数です。 ■堂平分岐〜堂平登山口 稜線付近は北斜面になるため、積雪が多いです。多いところで50cm近くあったと思います。デブリの箇所もあり、厳冬期はここからの下山は避けた方がいいでしょう。下山と登りとも引き返したトレースがありましたが、私たちの山行で踏跡は、つながりました。標高1400mくらいまで積雪がありますが、平須ルートに比べて、変化に富んでいておもしろいです。 |
その他周辺情報 | つむぎの湯 http://www.tsumugi-spa.com/ |
写真
装備
個人装備 |
ツエルト(2人用)
救急セット
ヘッドライトPETZL ZIPKA PLUS2
非常用防寒シート
手袋・フェイスマスク(1)
インナー(1)
ステンレスボトルTHERMOS FEK-800(1)
ガスカートリッジPRIMUS IP-110(1)
バーナーPRIMUS P-153(1)
イグニッションスチール(1)
カートリッジホルダーPRIMUS P-CH(1)
コッヘルセットsnow peak(1)
手拭・ハンカチ・ティッシュ(1)
地図・コンパス(1)
高度計・時計Suunto Core Glacier Gray(1)
GPS GARMIN etrex20(1)
カメラOLINPUS TOUGH TG-1(1)
無線機STANDARD VX3(1)
非常食(2)
携帯食
水
トレッキングポールHelinox LB130(1)
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感想
■南アルプスを期待して富士見山へ
先週の「石割神社」での参拝のおかげか、週末の天気予報が前日に好転。なんとか富士山が見れそうな予報となりました。富士見山に行くのですから、富士山が見えなきゃいく価値がありません。
実際は、春霞か花粉かわかりませんが、富士山は雲が多く霞んでいました。でも、何とか富士見山展望台で富士山を拝むことがでミッション達成です。展望台の楽しみは、富士山もあったのですが、なんといっても南アルプス。こちらも、やや霞んでいましたが、笊ヶ岳から北岳まで、甲府盆地からは眺められない稜線を楽しむことができました。
■稜線つなぎへの欲望
御殿山は、条件がよければ足を伸ばそうを思っていました。登りに確認したときには、トレースがなく、積雪後は誰もいっていない様子。でも、毎年この時期に富士見山に登っているという静岡県のクライマーに富士見山でお会いし、その方が先行してトレースをつけてくださいました。ありがとうございます。
稜線を歩いている最中も、笊ヶ岳〜北岳の南アが木々の間から見えます。展望台からの景色を思い出しながら、まだ未踏の広河内岳から笊ヶ岳の稜線をなんとかつなげないものか、そればかり考えてしまいます。
さらにいけないことに、御殿山から源氏山までの稜線も見えてしまいました。御殿山に着いたとき、そのまま源氏山までいけないかと考え始めてしました。ふと、地図がないことに気が付き、自制、自制(笑)。危ない、危ない!
富士見山と御殿山。新たな稜線つなぎの欲望が刺激された山行でした!
富士見山近辺には、「みみ」という郷土料理があります。
これは、有名な「ほうとう」をワンタンのような形にしたもので、
すいとんのようにして食べたり、お味噌汁の実にしたりするそうです。
今回は、この「みみ」を味噌汁の具とし、
主食は富士山をイメージして、おにぎりにしました。
味噌汁の具には、早川町、身延町産の長ネギとほうれんそうも加えました。
(前日に家族で貫ケ岳に行ったので、帰りにスーパーでゲットできました)
おにぎりの中身は、豚のしょうが焼き、かつおぶし、ツナマヨです。
みみの味噌汁+富士山おにぎり 男3人分
<材料>
みみ 1パック
ほうれんそう 2分の1把
ねぎ 2本
豚汁の具(市販、だしいり) 1パック
みそ 適量
和風だし 適量
七味唐辛子 適量
ごはん 4合
のり 適量
豚肉(しゃぶしゃぶ用) 100g
かつおぶし 4g
ツナ缶 2分の1
塩、こしょう、サラダ油、酒、しょうゆ、しょうが、マヨネーズ 適量
<前日準備>
1 ほうれんそうをゆでて、水にさらしてあく抜きし、適当なサイズにカットする
2 ねぎを斜めに切る
3 1、2をジップロックに入れる
4 ごはんをたく
5 豚肉を酒、しょうゆ、しょうがにつけこむ
6 サラダ油で豚肉を焼く
7 ツナをマヨネーズであえ、軽く塩コショウする
8 かつおぶしにしょうゆをかける
9 6、7、8を具としておにぎりを作る
10 おにぎりが冷めたらのりを巻く
<当日>
1 豚汁の具+ほうれんそう+ねぎを入れたお湯を沸騰させる
2 和風だしと味噌を加えて、ひと煮立ちさせる
3 おにぎりと一緒に食べる
コメント
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yama-ariさん、regさん、こんばんは
次々と山梨100攻めてますね。
今回は生き物のようなルート図、南アの景色が素晴らしいです。
白峰南嶺は遠くから見てもフラットですが、
近くから見てもほんとフラットですね。
私は残り12座のうち、この富士見山だけルートが決まっていません。
南アトレイルが整備進行中とのことで、
源氏山〜富士見山が早く整備されるといいなあと思っていますが、
もう少し先になりそう。
>そのまま源氏山までいけないかと考え始めてしました
この気持ち、大変共感できます。
地図を眺めて、いろいろと計画するのも楽しいですよね。
hirokさん。いつもメッセージありがとうございます。
富士見山なのに、見るのは南アばかりでした。南ア見山ですね。
あの稜線はそそられます。
やはり、hirokさんも源氏山〜富士見山の稜線つなぎをお考えでしたか。
私も、富士見山と源氏山をどう処理するか、相当悩みました。
地図でみると、源氏山から御殿山まではかなり距離がありますね。
hirokさんなら、大丈夫かと思いますが、この時期は積雪も考えて、
富士見山は御殿山セットで単体としました。
いまだに、繋げなかったことに、未練はあります(笑)。
hirokさんが、どのように料理されるのか、とても楽しみです。
yama-ariさん、regさん、トレランランナーさん、こんばんは!初めまして!
途中途中でお会いした静岡のクライマー?です
富士見山展望台での山飯、羨ましかったです
普段からちゃんとした食事は取らないので、山梨の食材での山飯。最終的には何を食べられたんでしょうか
十谷峠から下られると聞いていましたが、やはりトレースなしで堂平に下られたんですね!
こちらもデブリ痕もあって厳しかったんでは
若いっていいですね!
今後共よろしくお願いします
daishohさん。メッセージありがとうございます。
まずは、感謝の言葉を。富士見山山頂の写真撮影、楽しいお話しを
ありがとうございました。また、御殿山までのトレースも助かりました。
堂平分岐の地点には、行きは「→」、帰りは「× ムリ」とのメッセージも、
確認できました。様々なお心遣いに感謝申し上げます。
堂平ルートは、困難なら引き返す覚悟で行きました。デブリの前
辺りまで、daishohさんのトレースを辿っていきました。
daishohさんのトレースが途絶えた辺りで、私たちも躊躇しましたが、
デブリを上から巻いて進んだところ、先に黄色テープを発見し、無事突破。
まもなく明瞭な登山道に合流できて、難なく下山できました。
それにしても、デブリには緊張しました。3人いたので、少し安心
でしたが、一人だったら、撤退だったと思います。間隔をおいて、
ストックもすぐに放り出せるようにして、横切りました(汗)。
静岡にもたくさんいい山がありますね。私たちもちょくちょく
お邪魔しますので、また山でお会いできるといいですね。
今後ともよろしくお願いします。
ご飯のアップ遅くなりました。今回は、ほうれんそうとネギが手に入ったので使用しました。前日に身延町のスーパーでゲットしました。
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