餓鬼岳・餓鬼岳小屋に泊る、に「初冠雪の北アルプス」のサプライズ付き😄

2023年10月06日(金) ~ 2023年10月07日(土)

• GPS: 15:29
• 距離: 17.3km
• 登り: 2,246m
• 下り: 1,784m

コースタイム

1日目

• 山行: 6:48
• 休憩: 0:22
• 合計: 7:10

距離 7.7km 登り 1,810m 下り 198m

6:30 白沢登山口
6:41 白沢堰堤林道終点
7:14 紅葉の滝
8:00 8:08 魚止めの滝
8:31 8:32 最終水場
10:30 10:32 大凪山
12:28 12:35 百曲り入口
13:32 13:36 餓鬼岳
13:40 餓鬼岳小屋

2日目

• 山行: 7:44
• 休憩: 0:24
• 合計: 8:08

距離 9.6km 登り 436m 下り 1,586m

6:26 餓鬼岳小屋
6:30 餓鬼岳
6:37 6:42 餓鬼岳小屋
9:16 9:26 2508ピーク
10:45 10:47 東沢岳
11:27 11:33 東沢乗越
12:17 12:18 西大ホラ沢出合
12:53 北燕沢出合
13:11 奥馬羅尾沢出合
14:32 中房温泉
14:34 中房温泉登山口
14:34 ゴール地点

天候

1日目　曇り 風強し
2日目　晴☀

アクセス

利用交通機関：

タクシー 自家用車

中房温泉〜白沢登山口まで タクシー利用　料金は12800円でした。

コース状況／危険箇所等

登山ポスト 白沢登山口にあります。綺麗な簡易トイレあります。
駐車スペースは、10台程ですが、他車に迷惑にならないように　又、通行の妨げにならないように気を付ければ、かなりの台数が駐車可能です。

餓鬼岳小屋までの標準コースタイムは、
白沢登山口 - 1:20 魚止ノ滝 - 0:40 最終水場 - 2:00 大凪山 - 1:40 百曲がり入口 - 1:25 餓鬼岳小屋　です。
登山口には「要体力」のプレートがある位、きつく長い道のりです。
最終水場までは、沢沿いの過酷な道ですし、水場を離れてからは体力勝負の大凪山への登りになります。そこからは尾根道を行きますので難易度は下がりますが、距離のある辛抱の登りです。百曲がりは、ジグザグに付けられた草付きの登りです。「小屋まで30分」「小屋まで15分」のプレートに励まされて餓鬼岳小屋に到着します。

剣ズリ〜東沢乗越
桟橋で通過する剣ズリの岩場は、慎重に通過すればさほど難しいことはないと思います。
尾根道を行きますが、巻き道をしながら2508ピーク〜東沢岳。
東沢乗越までの急な下りと距離が長いので忍耐のコースです。

東沢乗越〜中房温泉登山口
西大ホラ沢出合まで草付きの急斜面を下ります。
西大ホラ沢からブナ平 - - と、渡渉しては高巻道を繰り返すの道のりで、「コースタイム3時間」が長く感じるコースです。
沢沿いを歩くのは大ホラ沢出合付近だけで、あとは渡渉 高巻の繰り返しです。
渡渉後の高巻道が見つけられないと大変な事になりますので注意が必要です。
高巻道は危ないトラバース道も多く、滑落に注意です。
鉄橋が見えたら中房温泉もあと少し。
安定した登山道で中房温泉登山口に到着となります。

その他周辺情報

☆ 日帰り温泉施設
大町　「上原の湯」
https://kita-alps-wappara.com/

☆「Kuni's カントリーキッチン」
https://kanko-omachi.gr.jp › spot

写真

10/6 6:29

車中泊しての 白沢登山口スタート😊
この日は私たち1台だけ😂　

10/6 6:29

登山口
登山ポスト有り。

10/6 6:40

林道終点で　ここから登山道

10/6 6:45

少し行くと 沢道になります。
ピンクテープを常に辿って進みます。

10/6 7:00

10/6 7:06

水場の表記
6分割

10/6 7:09

10/6 7:11

マッシュルーム🍄みたい♪

10/6 7:18

10/6 7:23

10/6 7:28

紅葉の滝
奥に滝があるんだけど…

10/6 7:29

10/6 7:33

10/6 7:48

ビッグきのこ🍄

10/6 7:48

幅　50センチくらいの巨大きのこ🍄
バター焼きにすると美味しそうだけど　絶対ダメよね😎

10/6 7:50

沢にドボン！しないように！

10/6 7:51

10/6 7:52

ペンキマークを見落とさないで！

10/6 7:56

魚止ノ滝

10/6 7:57

うつくしい　綺麗な流れ

10/6 8:01

10/6 8:09

滑り滝

10/6 8:12

渓谷美

10/6 8:14

沢後半　大きな岩を通過こと多々有り。

10/6 8:33

最終水場
ここで沢とはお別れ　道は‥

10/6 8:50

山道になります。
急登が大凪山まで続く　しんどい登り

10/6 9:07

見上げれば　青空♪

10/6 9:21

10/6 9:38

麓が見える　が、一生懸命登っている割には標高稼いでいない感 バリバリ😂

10/6 10:08

旨そうなヌメヌメきのこ🍄

10/6 10:32

大凪山に到着
早めの腹ごしらえ🍙

ここで半分ってとこなんだけど、私は「あと少し」って感じる。
ここからは尾根道で　百曲がりで小屋に着くからだ😄

10/6 10:32

10/6 10:55

雪　

10/6 11:41

笹に雪　裾で雪を払うので冷たい⛄
レインウエアのパンツを履く。

10/6 12:12

山の木々は紅葉　遠くの山は雪化粧

10/6 12:18

10/6 12:28

10/6 12:30

百曲がり入口

10/6 12:35

10/6 12:55

10/6 13:01

麓は晴天なり

10/6 13:03

小屋まで30分

10/6 13:20

小屋まで15分

10/6 13:21

10/6 13:21

道がトラバース道になると 小屋は近い

10/6 13:36

餓鬼岳小屋 離れ2号館が見えた♪

10/6 13:37

綺麗な雪景色

10/6 13:41

着いた😄
小屋に着いたのは嬉しさは、ここまでの道のりがあっての嬉しさだ。

10/6 13:41

10/6 13:42

10/6 13:42

ここは、小屋の展望テラス

10/6 13:43

剣ズリ

10/6 13:43

荒涼たる北アルプス　

10/6 13:43

10/6 13:44

テラスより　餓鬼岳と小屋

10/6 13:45

明日　天気によっては←行けるんだ！

10/6 13:45

餓鬼岳小屋 正面玄関
やっと来れたぁー

10/6 14:16

懐かしの我が家…いや 小屋　

10/6 14:16

お着換えも乾燥室も寝室も食事も　ぜぇーんぶ　この一部屋です。
トイレだけは　外。
板の間に　ポッカリ穴があるだけのトイレだったのに
（若い方は こんな言葉 知っているかな）金隠しが施されていた。
物を落としても　転がって落ちることはなくなった😂

以前　若い女性ハイカーが絶句して「私 無理！」って言ったけど
山小屋って　こんなもんだよ
ここほど　山の良さを感じられるとこはないと思う。

10/6 14:17

薪ストーブ♡

10/6 14:17

10/6 14:30

10/6 14:30

今晩の宿泊者は私達 2人だけ

10/6 14:31

餓鬼岳にまつわる怪奇現象(怖)

10/6 14:31

薪ストーブであったまる

10/6 14:31

10/6 16:54

夕食はアツアツのおでん♪と炊き込みご飯😄

7時頃には爆睡
発電機が離れた位置にあるので　音が遠い

10/7 4:54

朝食
4時半に発電機が稼働（したらしい）　あったかい布団の中でまどろむ
私達だけなんだから　宿主人さんもゆっくりでいいのに
定刻通りの朝食
「おはようございます」を布団の中で言う😂

10/7 6:21

夜 風はあったものの降雪はなかった
今朝は風も弱まり　天気も良さそう😄

10/7 6:23

身軽るで餓鬼岳まで😊

10/7 6:24

10分もあれば登れちゃいます😊

10/7 6:24

わおっーー⤴　絶景かな絶景かな♪

10/7 6:25

神々しい美しさ

10/7 6:25

全容

10/7 6:26

紅葉もびっくりの雪到来

10/7 6:27

小さな祠

10/7 6:28

餓鬼岳…いい感じ

10/7 6:28

きれい

10/7 6:29

うっすらと　富士山

10/7 6:31

槍は どんな時もカッコイイ

景色に見惚れて　遅ればせながら 山頂です😊

頂上にて

10/7 6:31

10/7 6:32

支尾根が美しいよね

10/7 6:34

美を通り越している

玄関先で小屋主人さんと記念撮影

10/7 6:44

小屋に感謝を告げ、予定通り　東沢乗越へ向けて出発♪

10/7 6:44

剣ズリが私達を待っている

10/7 6:47

振り返って
餓鬼岳は黄紅葉が美しいんです♪

10/7 6:48

10/7 6:48

野口五郎岳の稜線が何たって美しい

10/7 7:33

桟橋
危険地帯なので　写真はこれだけ

10/7 7:38

10/7 7:38

10/7 7:38

高瀬ダム湖

10/7 7:38

神の住む世界になった

10/7 7:39

10/7 7:48

旦那が撮った剣ズリ　こんな感じのところです

10/7 7:49

振り返って

10/7 7:59

10/7 8:11

槍 の穂先😄
槍はこれで見納め

10/7 8:11

この前歩いた稜線が　今は冬山だぁー

10/7 8:12

ここから見た分には燕岳　雪ないですね
奥の大天井岳は真っ白だぁー

10/7 8:12

見上げて

10/7 8:13

剣ズリの終点
急な鉄ハシゴを下りる

10/7 8:34

鉄ハシゴを下りると森林帯となる

10/7 8:53

崩落した 危険なトラバース道

10/7 9:11

振り返る　剣ズリの全容

10/7 9:11

10/7 9:12

10/7 9:23

気持ちの良い稜線歩き😄

10/7 9:23

10/7 9:24

振り返って

10/7 10:18

前方

10/7 10:25

美しすぎる北アルプス

10/7 10:25

燕岳の稜線

10/7 10:46

東沢岳 到着

10/7 10:46

10/7 10:46

見て！今日一番の烏帽子岳！ 最高✨

10/7 10:46

振り返れば 遠くなった剣ズリ 餓鬼岳

10/7 10:50

合戦尾根

10/7 10:50

東沢乗越から燕岳稜線までの登り
写真右のピーク　長いです！覚悟して登られよ！

10/7 10:59

紅葉🍁

10/7 11:00

黄紅葉

10/7 11:00

登山道

10/7 11:22

見上げれば　美 美

10/7 11:26

東沢乗越に到着

10/7 11:26

ここからは未踏地✊

10/7 11:28

笹原　刈り払いされてました😊
ありがとうございます。

10/7 11:35

左斜面は　秋満喫

10/7 11:50

草滑りの道

10/7 12:13

大ホラ沢まで激下り

10/7 12:16

西大ホラ沢出合
岩に目立つペンキマークがあり迷う事は無いと思います、

10/7 12:18

沢沿いに歩いて
足跡が不明瞭になって
見つけた巻道に入る

10/7 12:25

巻道に入ったとこに
木にテープ
沢沿いから見える位置にドン！とあるけど　目立たなかった💦

10/7 12:32

ここのルートは、とにかく印を見落とさないことが大事

10/7 12:48

渡渉しては …

10/7 13:01

高巻く！の繰り返し

10/7 13:24

ブナ平　に到着

10/7 13:33

10/7 13:53

ルートは変わり映えなく高巻道

10/7 13:54

ここは印がない
堰堤を乗り越えます

10/7 14:03

堰堤をよじ登るのも大変だったけど
下りるのも💦

10/7 14:07

鉄橋が見えた(^^)v

10/7 14:07

10/7 14:20

10/7 14:27

着いたかぁ〜

10/7 14:27

長く感じた3時間でした(≧▽≦)

10/7 14:29

中房温泉敷地内

10/7 14:30

10/7 14:30

10/7 14:31

10/7 14:32

10/7 14:34

橋を渡ると…

10/7 14:35

見慣れた風景　中房温泉登山口
お疲れさまでした〜😄

撮影機器：

Canon PowerShot G9 X Mark II Canon

SC-54A samsung

感想

m-kiku

今季の北アルプス遠征の最後に計画した山は「餓鬼岳」
天気予報と睨めっこの週末　金、土で確定しつつも　
旦那より「木曜日は、山は雪になる」の情報有り！
更に強風
金曜日もその影響は残る　とのこと。

登る山　風向き等を考慮しつつ　山行は可能と判断！
私達のレベルで、唯一楽しめる雪山体験山行である
（チェーンスパイク持参)
急登でも名高いこのコースを💪存分浸りながら歩きたいものだ😊

車中泊した初日
雲が凄い速さで流れて行く！
稜線が荒れていることが想像できる

大凪山に着くと、風が冷たい
尾根上を歩を進めるに連れ雪が出現⛄

次第に登山道にも中途半端な積雪があり歩きづらい。
「百曲がり」が終わって、トラバース道になると
山小屋でも1、2を争う 由緒ある「餓鬼岳小屋」に到着する。

8帖ほどの部屋に、囲炉裏に薪が赤々と燃え、木枠の窓ガラスの四隅には雪が付き　今日この時を ここ餓鬼岳小屋で過ごせることを至福に思う。
過去に、燕岳とセットにしたことがある。
ホテル並みの燕山荘とのギャップの差にパンチを喰らって　ここ餓鬼岳小屋が無性に好きになった。
餓鬼岳に来たら　忘れてはいけない「唐沢岳」
唐沢岳は、他にコースが無いから　ここに来たら　一泊プラスしてでも　一度は行くべし！
（餓鬼岳小屋の夕食は、2パターンあるから　その両方を楽しめる得点付き）

翌日
風が弱まり　予報通り晴れになりそう
空荷で餓鬼岳まで♪
素晴らしく澄んだ空気
広がる大海原
山々が光る

雪を冠した北アルプスの稜線
なんて美しいんだ
『神が宿る』　そんな世界だ。
9月の初めに歩いた野口五郎岳の稜線が
もう私達を拒む冬山に変貌している
そんな神々しい山を　登れないけど　今　眺めている
感謝　感謝

剣ズリの峰が陽を浴びて輝いている
天気も大丈夫そう♪
歩いてみたかった東沢乗越〜中房温泉のコース😊

今日は土曜日
餓鬼岳小屋も今日は満室とのこと
昨日誰とも会わなかったけど　今日は3人の登山者と山の挨拶を交わした♪
誰もが笑顔だった
山って 素晴らしい
綺麗な雪山　北アルプス
見れて良かった😄

白沢登山口に着いたら、スタート時に1台だけだった駐車場に、満車状態の車🚗🚗
さぞかし賑やかだろう餓鬼岳小屋が目に浮かぶ😊