涸沢 雪と紅葉
- GPS
- 10:58
- 距離
- 34.2km
- 登り
- 1,250m
- 下り
- 1,261m
コースタイム
- 山行
- 5:05
- 休憩
- 0:48
- 合計
- 5:53
- 山行
- 4:33
- 休憩
- 0:34
- 合計
- 5:07
天候 | 1日目晴れ午後曇り 2日目曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
特に危険な箇所なし |
その他周辺情報 | 徳沢園のソフトクリーム 竜島温泉せせらぎの湯 |
写真
感想
日本一の紅葉が見たくて涸沢に行ってみたいと計画しました。過去には何度か上高地近辺を散策したことがある程度で登山装備でここへ来るのは初めてであることと前日の雪が気がかりです。
お散歩コースと揶揄される横尾経由の涸沢行ですが長い行程をテントや一眼や三脚などの装備を背負って行けるのか。だめなら横尾でのんびりテント泊もいいかなと思っていました。が意外にもあっという間に横尾に到着。横尾橋を渡ったあたりから登山道らしくなり段々ときつい登りとなります。また、登山道も狭くなり下山者とのすれ違いが困難となり、お互いに譲りながら進んで行きなんとか涸沢に到着することができました。
日本一の紅葉はというと綺麗すぎる写真を見ているせいなのか、今年は夏の高温渇水などであまり紅葉の状態が良くないのか、単にピークが過ぎているのか想像していたより鮮やかな印象はありませんでした。ただ前日の降雪が紅葉と相まってなかなか見ることのできない風景になっていたと思います。
雪というと夜はとにかく冷気が辛かった。同行した弟のアドバイスでシュラフカバーの中にインシュレーションマットと寝袋をいれて寝たのですがそれでも冷気がシュラフカバーの表面から染み込んできます。寝袋は適合しているものを使用しているはずなのですが。腰と足に一つずつホッカイロを使用することでなんとか朝を迎えることができました。これまで同行して寒いと言ったことがない弟も流石に寒かったようでこの時期のテント泊の課題となりました。
今回の目的の一つは「夜のテント場」と「星空」の写真を撮影することでしたが、寒さからすべてが億劫となり夜のテント場の写真を19時頃に撮影してから外の様子を見ることさえしたくない状態となってしまいました。それを救ってくれたのが弟の「星が綺麗だ」と声をかけてくれたことです。それを聞いた途端に体中が暖かくなり夜空の撮影をするためにテントから出ることができたのです。たしかに山上でしか見ることのできない星空が広がっていました。時刻にして3時頃のことです。
翌朝は曇りでモルゲンロートを撮影することはできませんでしたが、前日の晴天と満天の星空をみることができたのです。それまで見ることができたら贅沢すぎますよね。またの楽しみとしたいと思います。
今回は猿を見ることが3回ありました。本村橋を渡る猿、下山者の長蛇の列の脇を歩く猿、登山道のすぐ脇で白いキノコを食べている猿。いずれも堂々としていて人間などお構いなしの態度。人に慣れてしまっているのでしょうか。ふてぶてしいというか逞しいというか感心してしまいましたが、自然の大切な部分が失われているような気がして複雑な思いがしました。
紅葉シーズンの3連休ということもあり、帰りのバスの混雑を心配していましたが並ぶこと30分くらいで乗車することができスムーズに沢渡駐車場まで帰って来ることができました。そういえば行くときも思っていたよりバスの待ち時間が短かくていらぬ心配をしていましたね。
紅葉はちょっと残念でしたが、今度は奥穂もセットで、ぜひリベンジして下さい。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する