谷川岳 〜一年で一番の激込みの中、遭難者収容現場に遭遇〜
- GPS
- 09:02
- 距離
- 13.3km
- 登り
- 1,654m
- 下り
- 1,616m
コースタイム
- 山行
- 8:20
- 休憩
- 0:37
- 合計
- 8:57
天候 | 曇りだが展望良好 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
日本三大急登の一つの西黒尾根 この日は前日の雨のため岩が濡れていて、特に下りでは滑らないように慎重に歩いた。 |
その他周辺情報 | 帰りに高橋の若どりで照り焼きチキンを買おうとしたが、全て売り切れだった。 |
写真
感想
春の新緑、秋の紅葉と一年で一番良い季節。
例年なら紅葉まっただ中の山行ができるこの時期。日月連休でテント泊を計画していてが、月曜日が荒天なので日帰りに変更。紅葉はあまり期待していなかったが、今年3回目の谷川岳に行ってきた。
紅葉は予想していたとおり、まったくダメ。赤、黄色は見られず、ほとんど茶色か落葉で写真を撮る気にもならなかった。しかし、この日は一年で一番登山者が訪れる日。10月上旬の天気が良い日曜日、昨日、明日と天気は悪いので紅葉目当ての登山者がたくさんいた。トマ、オキの頂上は写真撮りの行列が、下りでは西黒から見るとアリの行列ができていた。
新聞に載っていた一ノ倉沢の遭難者がどうなったか気になっていたが、この日は7時ごろからヘリが飛んでいて遭難者を探しているのだろうと思っていたが、いつの間にかヘリがいなくなった。恐らく遭難者を発見してこの後は下から救助隊が登って行くかと思っていた。(ノゾキ近くにいた警察官に聞いたら、遭難現場の二人とノゾキの二人もヘリで来たと言っていた。遭難現場の二人はヘリにピックアップされたが、ノゾキの二人は登山道を歩いて下山していた)激混みのトマ、オキをスルーして奥の院その先のノゾキ近くの一ノ倉沢を一望できるところまで来て、一ノ倉沢の岩壁を見ると赤い人影が見えた。双眼鏡で見ると人が二人と大きなザック(遺体収納袋か)が見えたので、ここが遭難現場だと思った。さらにノゾキ近くに行くと群馬県警の若い警察官がいた。話を聞いたらやはり探していた人だった。その後、ヘリが来て遭難者の収容作業を約一時間見守っていた。救助活動も命がけで、ヘリのローターが岩壁に当たらないかとヒヤヒヤして見ていた。
谷川岳一ノ倉沢のヘリによる救助作業に遭遇したのはこれで二度目。これまでに800人も犠牲になっているところ。山の優しさと厳しさを感じた。
今年の谷川の紅葉はイマイチですか。
去年、西黒尾根で会いましたね。あの時は紅葉が素晴らしかった。
それにしても凄い登山者の数ですね。
谷川岳でも遭難事故が有ったのですね。
予想外の寒波襲来で遭難事故も増えたのか。
お疲れ様でした。
錦秋の谷川岳の記憶が残っているので、それと比較してしまいます。紅葉が本当に素晴らしいのは5から10年に一度くらいです。自然の力には叶わないですね。
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