鈴鹿50カクレグラ、鈴鹿300タイジョウ

2023年10月14日(土) [日帰り]

• GPS: 07:06
• 距離: 14.0km
• 登り: 1,188m
• 下り: 1,200m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:31
• 休憩: 0:34
• 合計: 7:05

5:47 岩ケ谷林道起点
7:35 7:42 カクレグラ
9:21 9:35 タイジョウ
10:06 10:08 雨乞・北１０８４Ｐ
10:22 10:22 タイジョウ分岐
10:31 10:31 杉峠の頭
10:40 10:43 杉峠
10:51 10:51 杉峠、西避難小屋
10:57 10:57 一反ぼうそう
11:20 11:21 向山鉱山跡
11:24 11:24 シデの並木
11:41 11:45 蓮如上人旧跡
11:56 11:56 ツルベ谷出合
12:11 12:13 甲津畑、避難小屋
12:17 12:17 桜地蔵尊
12:37 12:38 杉谷善住坊のかくれ岩
12:52 岩ケ谷林道起点

天候

曇り時々晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

●岩ケ谷林道駐車スペース
・5:30頃到着時には駐車車輛1台
・5:45出発時には駐車車輛3台
・下山時13:00頃には駐車車輛15台程度

コース状況／危険箇所等

●登山ポスト：なし
●トイレ：駐車スペースには無し
・千種街道途中に一応トイレがありますが、女性の利用はちょっと・・・。

＜コース状況＞
全体を通してテープ類が適度につけられておりGPS等で確認しながら歩けば道迷いの心配はほぼないと思います。
●駐車スペース〜カクレグラ
・舗装された林道を15分ほど歩くと左手側に取付きの階段がありますが、樹木で覆われていて分かりづらいので注意。
・この階段を上った後の斜面がしばらくの間激登りになります。下山には使わない方が無難なレベル。
・その後もカクレグラまで急登が続きます。
●カクレグラ〜タイジョウ
・タイジョウが近づいたら、赤テープ通りに左側から回りこんだ方が歩きやすいと思います。直登すると岩場の激登りになってしまいます。
●タイジョウ〜杉峠
・一部細尾根になっている箇所、崩落地のすぐ脇を通過する箇所があり注意。
●杉峠〜千種街道経由〜駐車スペース
・渓流あり、渡渉あり、歴史ありの趣のある道です。ゆるやかな下りが続きます。

その他周辺情報

●下山後の食事：道の駅「奥永源寺渓流の里」の「イワナ天丼」\1300
http://www.okueigenji-keiryunosato.com/

写真

10/14 5:44

長かった酷暑もおわり日に日に気温が下がって今日登山口は12℃でした。しばらく雨もなかったし、そろそろヤマビルシーズンも終わりかけのはずと思い、鈴鹿エリアに戻ってきました。

10/14 5:46

岩ケ谷林道駐車スペースの前にある橋を渡ると車両通行止めのゲートがあります。ここを徒歩で15分ほど歩くとカクレグラの登山口があります。

10/14 5:51

東の空が赤く染まりはじめました。

10/14 5:54

クサギの花

10/14 5:54

ハギの花

10/14 5:54

秋のススキと朝焼けの空

10/14 5:56

イタドリ

10/14 5:57

砕けた倒木がちらほらと。

10/14 5:59

道のすぐ脇に箱罠がしかけてありました。

10/14 6:02

アザミ

10/14 6:02

クサギの実

10/14 6:03

シロヨメナ

10/14 6:04

ゲートから15分ほど歩くとカクレグラへの階段があります。

10/14 6:04

階段というよりは、梯子と言うべき急な角度です。

10/14 6:05

梯子の先は同じくらいの急角度の斜面を直登します。

10/14 6:13

時おり急斜面が収まりますが、基本、急斜面の直登です。永源寺まわりの岳や不老堂など急斜面直登の山が多いですね。

10/14 6:36

一息ついて、クルミッ子で栄養補給します。最近お気に入りの行動食です。

10/14 6:59

栗が多く転がっています。

10/14 7:02

視界が時おり開ける箇所もあります。

10/14 7:19

朝日の木漏れ日

10/14 7:21

朝日のあたる登山道。アセビの木々が茂り、時にはその下を膝をついて進みます。

10/14 7:36

鈴鹿50名山のカクレグラ頂上に到着！

10/14 7:36

頂上からの景色。森です。

10/14 7:51

続いて鈴鹿300座のタイジョウをめざして進みます！

10/14 8:01

カクレグラからタイジョウの稜線の左には、黒尾山〜イブネの稜線がみえます。

10/14 8:02

スミレ。秋に返り咲きすることもあるようです。

10/14 8:15

栗がいっぱい落ちてました。秋ですねえ。

10/14 8:25

ヌタ場。動物たちのスーパー銭湯？

10/14 8:29

アキノキリンソウ

10/14 8:40

登山道の左側が急斜面になっている箇所が多いです。

10/14 8:42

朝日の木漏れ日

10/14 8:45

木々の先にタイジョウが見えてきました。

10/14 8:50

センブリ

10/14 9:01

天然のナメコ？

10/14 9:04

細尾根や木の根の多い箇所がちらほらと。

10/14 9:09

タイジョウ山頂付近は岩がごろごろとしてます。

10/14 9:09

赤テープの案内に沿って、苔岩の上を歩いて左側の尾根筋に回り込んでからタイジョウの頂上に進みます。

10/14 9:10

綺麗な苔がいっぱいです。

10/14 9:22

鈴鹿300座タイジョウ山頂に到着！

10/14 9:26

ここで栄養補給。凍らせてもってきた白桃ゼリーの甘さが身に沁みます。

10/14 9:32

頂上からの景色。森です。

10/14 9:44

ゴマナ

10/14 9:47

木の根の尾根を進みます。

10/14 9:58

ユウガギク

10/14 10:02

崩落エリアの横を登ります。

10/14 10:04

そして崩落エリアの上を横断します。

10/14 10:04

雪庇のように登山道細く下が空洞になっている箇所もあり要注意です。足場もろとも落ちたら少なくとも20mは止まらなそうです。

10/14 10:22

イブネの分岐地点に到着。時間があればイブネもと思いましたが、雨風になってきたように感じるので先を急ぐことにしました。

10/14 10:29

杉峠の頭に到着！

10/14 10:35

少し歩くと広いスペースがあり、目の前には雨乞岳がばーん！と。

10/14 10:36

ゴマナ

10/14 10:42

杉峠に到着！

10/14 10:41

この先熊出没注意！四叉路なのですが、この先はどちらの方面でしょうか。。

10/14 10:41

マムシグサの実

10/14 10:42

杉峠から伊勢湾がちらりと見えました。

10/14 10:46

トリカブトの実

10/14 10:48

千種街道で周回します。千種街道はところどころロープ補助があるような片斜面があります。

10/14 10:49

トリカブト

10/14 10:50

ロープ補助の細い登山道箇所。

10/14 10:53

何度も渡渉をします。

10/14 10:58

一反ぼうそう。枝が一反も広さがある大きな木があったようです。

10/14 10:59

すごく大きな切り株が背後にあります。これが「一反ぼうそう」だったのか？

10/14 10:59

肉厚なきのこ。サルノコシカケでしょうか。

10/14 11:05

渡渉を何度も繰り返します。

10/14 11:07

アケボノソウ発見！なんとか今年も見ることができました。

10/14 11:08

アケボノソウとありんこさん

10/14 11:08

アケボノソウがいっぱい！

10/14 11:17

トリカブトがいっぱい！

10/14 11:18

肉厚なサルノコシカケがいっぱい！

10/14 11:19

ものすごく大きな杉。

10/14 11:21

杉峠まで40分。いえ、60分？書いた人の怒りを感じるのは気のせいでしょうか。。

10/14 11:34

石垣がありました。千種街道として昔からの主要道だったなごりでしょうか。

10/14 11:38

ロープ補助の細い登山道。

10/14 11:41

小屋につきました。

10/14 11:42

蓮如上人旧跡らしいです。

10/14 11:45

マツカゼソウ発見！

10/14 11:41

マツカゼソウ

10/14 11:42

バッタさん

10/14 11:49

木橋を何度も渡ります。

10/14 11:56

杉の木々の中を進みます。

10/14 12:06

痛んだ木橋もちらほらと。

10/14 12:06

ロープ補助の片斜面の登山道。

10/14 12:08

カベンタケ

10/14 12:12

アキノチョウジ

10/14 12:12

避難小屋に着きました。扉は閉まっていて入れないように見えます。

10/14 12:14

鉄板橋

10/14 12:53

スタート地点の岩ケ谷林道駐車スペースに出ました。

10/14 13:39

下山後は道の駅 永源寺渓流の里に戻ってきました。

10/14 13:50

やっぱり下山後は、いわな丼！味噌汁・さしみこんにゃくなど付いています。魚好きにはたまらぬ美味しさ。

10/14 15:13

下山後のスイーツは、巨峰ミックスソフト＠湾岸長島PA

撮影機器：

PowerShot SX60 HS CANON

Optio W90 ペンタックス

感想

Jinbei

♪鈴鹿50カクレグラ、鈴鹿300タイジョウ♪
　
鈴鹿山系に登り始めた頃に購入した「山と高原地図」には、銚子ケ口より先のイブネ方面へは破線となっており、もちろんカクレグラやタイジョウもコースタイムさえ記載されていない破線コースになっている。その当時は、こんな山どうやって登るのだろう？きっととんでもなく厳しいのだろう、と思っていて、まさか自分がこの辺りを歩くことになるとは考えてもみなかった。
　ところが最近ではYAMAPなどの地図アプリが充実し、コースタイムも記載され、以前とは比べものにならないほど計画が立てやすくなった。
　そんな良い状況を利用して、鈴鹿50座達成に向け、今回はカクレグラ・タイジョウ周回コースを歩いてみることにした。

　天気予報は夕方から雨。基本的にはずっと曇り予報だったが、いつものように早朝から行動開始すれば、雨に降られることなく戻ってくることができる。今日も一日ガンバロウ！

　カクレグラへ向かう急登、タイジョウへの苔むした岩場の登り、杉峠付近の展望、千種街道の趣のある道、なかなか面白い変化にとんだ周回コース。今回はまだ紅葉にも早く、3連休の後だったせいか？出会う人も少なく、静かな山歩きを楽しむにはなかなか良いコースだった。

　下山後はいつもの道の駅で食事と買い物をして帰宅。ホント鈴鹿山系は近くていろんな意味で助かる。もちろん山歩きの経験と勉強にもうってつけなのも嬉しい。