紅葉玉川温泉〜後生掛温泉〜八幡平縦走

2023年10月11日(水) ~ 2023年10月12日(木)

• GPS: 14:07
• 距離: 22.9km
• 登り: 1,456m
• 下り: 702m

コースタイム

1日目

• 山行: 6:41
• 休憩: 1:18
• 合計: 7:59

8:36 玉川温泉
11:48 11:49 焼山山頂分岐
11:51 11:55 秋田焼山
12:02 12:03 焼山山頂分岐
12:07 12:44 名残峠
13:09 13:18 鬼ヶ城
13:26 13:47 焼山山荘
14:24 14:24 毛せん峠
14:55 15:00 国見台
16:24 16:24 焼山ベコ谷地コース登山口
16:35 後生掛温泉

2日目

• 山行: 5:32
• 休憩: 2:14
• 合計: 7:46

6:21 後生掛温泉
6:43 7:06 八幡平ビジターセンター
7:14 7:15 後生掛(大沼)キャンプ場
7:27 7:30 焼山ベコ谷地コース登山口
7:39 8:54 後生掛温泉
9:20 9:20 大湯沼
9:27 9:29 しゃくなげ茶屋
10:10 10:24 大深温泉
10:29 10:29 大深温泉バス停
12:31 12:31 田代沼
13:05 13:05 藤助森
13:21 13:33 八幡平
13:43 13:45 ガマ沼
13:52 13:52 見返峠
14:00 14:02 鏡沼分岐
14:07 14:07 八幡平山頂レストハウス
14:07 ゴール地点

天候

晴れ　

アクセス

利用交通機関：

電車 バス 飛行機

往路：秋田新幹線田沢湖駅より羽後交通玉川温泉行バス新玉川温泉下車（新玉川温泉前泊の後、宿の送迎バスにて）玉川温泉スタート
復路：八幡平山頂バス停下山

コース状況／危険箇所等

・数日間降った後だったので、ぬかるんで歩きにくく、想像していた以上に岩ゴロ道が多く、百名山への登山道にしては荒れ気味のところもあった。
・道迷いはないコースですが、標識案内は少ない。
・1日目：玉川温泉から焼山　
　2日目：スタートから八幡平頂上まで（ほとんど全部）
　登山者には全く会わなかったとてもとても寂しいコースです。

その他周辺情報

紅葉のこの時期、後生掛温泉、玉川温泉,宿泊予約はお早めに。
下山後の後泊も、藤七温泉予約取れず、八幡平温泉郷のペンション村で後泊とした。ペンションも温泉付きで、先の各温泉の宿泊料の約半額となり倹約できます。

≪ご参考に≫
10/10　京都⇒東京⇒秋田新幹線で田沢湖駅　羽後交通バス新玉川温泉前泊
10/11　新玉川温泉から送迎バスで玉川温泉　ハイキング　後生掛温泉泊
10/12　後生掛温泉　ハイキング　八幡平頂上バス停　八幡平自然散策バスで八幡平　　　　温泉郷ペンション後泊
10/13　八幡平ペンション村バス停⇒岩手県北バスで盛岡駅東口　盛岡駅西口発アー　　　　バン号バスで仙台へ　仙台駅からアクセス線で仙台空港　ピーチで関空へ

※盛岡仙台間はJRよりアーバン号が1時間に一本あり、コスパよく、2枚つづり切符を利用することで更なるコストカット可

写真

10/11 8:36

2023/10/11（水）１日目
前泊した新玉川温泉から送迎バスで7分
玉川温泉スタートです！奥の建物は温泉、宿泊棟

10/11 8:38

湯樋（ゆどい）と言います。大噴から湧き出した源泉を全長176.5m湯樋を通して温泉に供給しています。

10/11 8:39

溝に付着した湯の花を採取して入浴剤に加工するのだそうです。

10/11 8:40

北投石
日本では玉川温泉のみ産出の貴重な石だそうです。（特別天然記念物）微量の放射線を放つらしい。

10/11 8:41

大勢の岩盤浴の方々の脇を失礼して散策路から、登山口へ

10/11 8:42

温泉がきれいな色の川になっています。

10/11 8:45

大噴（おおぶき）
ボコボコと噴き1出しています
説明のごとくここだけの強酸性の温泉は、昨夜の体験、しばらく浸かっていると、ピリピリしてきました！

10/11 8:47

ざ・玉川温泉、印象に残る風景

10/11 8:49

噴気孔
あちこちいっぱいにあります

10/11 8:51

どこかの惑星か？

10/11 8:52

もうちょっと紅葉がのってくれば、『いい日、旅立ち・玉川温泉♡』ポスター最高のショットなんだけどなぁ

10/11 8:54

焼山登山口が見えてきました。

10/11 8:55

登山口からはしばらく階段。少し前に草刈りしてくださっていて、ありがたいです。（特に昨日までの雨を思うと、ほんと！助かります）

10/11 8:57

振り返って眼下に玉川温泉

10/11 9:06

草刈りのお陰で【くまさん】も見通しよくなっているんではないでしょうか？
出発前、今年は熊の出没、被害件数が例年より群を抜いている情報に不安いっぱいのスタート！ラジオ、鈴、笛、おしゃべり総動員して進む！

10/11 9:26

年季もの木道、滑らないように！

10/11 9:38

いいお天気に紅葉を待つ森

10/11 9:42

軽快な登山道♪

10/11 9:43

ホームグラウンド生駒では、見つけることがほとんど不可能になった大好物コシアブラが、何と！！あちこちに。これは、春に来なくっちゃ！

10/11 9:55

気持ちのいいブナ林

10/11 10:13

一同、ドキッと！！！
一瞬！！『木に熊？』

10/11 10:15

ブナの実！！いっぱい
こんなにあるということは、熊餌潤っている？？？

10/11 10:26

道を誤ることはないルートですが、登山者が皆無で、熊が気になる私たちにとっては、ほとんどない道標にもほっとします。

10/11 10:49

だんだん斜度が増して、岩ゴロ道に

10/11 11:05

刈られたスズタケが苔岩ゴロに絡む
滑らないように注意して。

10/11 11:14

やったー
開けました！

10/11 11:16

赤が足りないながらも紅葉だぁー

10/11 11:37

4年前に登った森吉山がくっきり

10/11 11:45

かなりの急登！以前はロープ設置があって、鉄杭だけはあるもののロープあっても朽ちて切れた残骸。上りはまだいいけど、下りは滑るだろうな。

10/11 11:52

初ピーク秋田焼山到着！

10/11 12:04

名残峠に向かいます
小さなシャクナゲのぽい葉？やガンコウランの群生

10/11 12:04

右手には目指す八幡平、切れてしまっていますが、その右には烏帽子の形の茶臼岳、その右には岩手山が見えました！！

10/11 12:08

目に飛び込んできた圧巻の火口湖湯沼　盛んに水蒸気が出て付近は地熱と強い酸性で荒涼としています。

最高のお天気と最高の絶景でお昼ご飯

10/11 12:59

何ーんかカルスト地形ぽくな〜い？

10/11 13:00

湯沼を回り込んできました。ひっくり返っていた看板再設置。「有毒ガスですよ！」

10/11 13:05

青空、変化に富むコースに気持ちいいねぇー

10/11 13:07

微笑みお母さん熊が上♪　下に『あっちゃ〜！』の子熊に見えませんか？ずっと、熊、熊、と思って登山していた影響の妄想？

コレが鬼ヶ城？（裏に鎖があって登れます）

10/11 13:19

赤がのってこないとの事でしたが、これはこれで満足

10/11 13:28

避難小屋前

10/11 13:30

焼山避難小屋

内部

10/11 13:57

今回の縦走でのお花はリンドウとシラタマノキの2種のみでした。

10/11 13:59

避難小屋から見た紅葉を角度を変えて

10/11 14:11

いいね〜〜〜

10/11 15:19

昨日まで降った雨の為、ジュクジュクモードに。
これは想定外。地図だけ見てるとルンルン下山のつもりだったが、岩ゴロびちゃびちゃ地帯に突入

10/11 15:44

ブナの黄色もいい感じ

10/11 16:02

豪雪地帯を思わせる

10/11 16:23

せっかく、後生掛温泉建物が見えてきたのに直接の道が閉鎖の為、大きく駐車場方面へ回り込みます。

10/11 16:24

本日の一番怖かった橋！

10/11 16:28

赤もありましたよー

10/11 16:31

ここに焼山登山道入り口看板が設置されています。回り込み終了。再び、左後生掛温泉が見えてきました。

10/11 16:35

本日のお宿後生掛温泉到着
登山道が尾瀬と似ているなと思っていたら、燧ケ岳じゅるじゅる道後の尾瀬沼ヒュッテ同様、玄関脇に洗い場、ドロドロの靴を洗うことができました。さあ！今日は初挑戦オンドルだ。

10/12 6:30

21023/10。/12（木）2日目
縦走続きの前に　朝食前に八幡平エリアで一番の紅葉との情報の大沼に向かいます。

10/12 6:54

大沼紅葉　うーーーーん

10/12 7:00

大沼キャンプ場に行く道は通行止め
また、迂回だ。

10/12 7:14

大沼キャンプ場から後生掛温泉へ戻ります。

10/12 7:17

キャンプ場からの小径
これがいいんですね。

10/12 7:36

戻ってきました。

10/12 9:04

朝食を終え、縦走再開です。
後生掛温泉も立派な散策路があります。

10/12 9:07

紺屋地獄

10/12 9:07

94℃！沸騰やん！
はまったらアカン！！
こんな細いロープ一本でいいんやろか？

10/12 9:10

後生掛温泉は玉川温泉より標高が220m高いので、紅葉色づきがいいです！

10/12 9:11

噴気孔がいっぱい。ボコボコ音が鳴っているんですよ。

10/12 9:12

ボコボコ！！
熱そう！！！

10/12 9:13

小坊主地獄
納得のネーミング

10/12 9:13

湯けむりと紅葉　
いいね♪

10/12 9:16

反対側は殺伐とした地獄景色

10/12 9:16

地獄のボコボコ　動画じゃないので文字で読んでみてください。

10/12 9:17

10/12 9:17

その大湯沼

10/12 9:26

大深温泉への登山口

ちょっと怖い橋（9：29）

10/12 9:30

今日もいい天気！
木漏れ陽が黄色を引き立ててくれます。

10/12 9:37

軽快な道です♪
今日は、ずっといい道の予感♬⇒⇒⇒後にハズレとわかる

10/12 10:13

大深温泉に着きました。
が、『6月まで休業中』が延長？今日はもう『営業終了』お休み？

10/12 10:28

アスピーテライン合流

10/12 10:34

ここが八幡平への登山口

10/12 10:35

玉川温泉もすごかったし、後生掛温泉もすごかったし、こちらの蒸ノの湯（ふけの湯）もすごい！

10/12 10:42

元階段のようですが、荒れています！濡れているので注意して。

結構斜度あるやないの！
まだ、リハビリ登山の身、大丈夫やろか？

10/12 11:26

こんな岩ゴロがずっと続き、メンバーからも「岩ゴロは、昨日で終わったんちゃうん？今日も昨日と同じや〜んー」のコメントがでました(笑)みんな同じこと思いながら登ってたんやわ。

10/12 12:22

アスピーテラインの車の音はするも、なかなか田代沼は遠く、やっと着いた！！

10/12 13:24

パラッときたので、慌ただしく登頂記念写真を一枚。八幡平登頂感動の表情乏しく↓

10/12 13:34

やり直しのバンザーイ

10/12 13:41

ガマ沼

10/12 13:44

八幡沼

10/12 13:53

未踏の岩手山を見ながら下山です。

撮影機器：

Xperia 10 II SOV43 au SONY

装備

個人装備

雨後はスパッツあったほうがよい。熊鈴 ラジオ 笛も

感想

erinka

4年前に行った乳頭温泉、乳頭山がよかったので、秋田、岩手の山にまた行ってみたいと漠然と思っていました。八幡平から玉川温泉へ抜ける道があると、テレビの山番組で知り、脚リハビリの身でも行けそうな感じ？と、思い切ってお声掛けしたところメンバーが揃い、お天気にも恵まれてとても楽しい旅ができました。

玉川温泉は、その源泉一か所からの湧出量日本一を誇り、世界でも珍しい塩酸を主成分とした強酸性の泉質でラジウムを含有していて、医学界でも注目されている低放射線ホルミシス効果で自然治癒力を促進させ、からだに元気を作り出してくれるとのことです。後生掛温泉ともども白煙をあげ、音をたて噴き上げるさまは、見事でした。
きっと、たくさんのパワーをもらって帰れたと思います。

脚不調の場合、山歩きできないような雨天、また、熊の出没状況によっては、公共バスと、後生掛温泉の送迎バスを利用することで、いで湯旅が続けられるようプランを工夫可能で、温泉中の温泉を辿る憧れの温泉巡りを体験しました。できるだけタイトに！を心掛けながらもメンバーからの案も出してもらいながら、山歩き以外の温泉や食事、なかなか濃い山旅ができました。（盛岡で死ぬほど食べたわんこそばのことは忘れられません。）

「今年の猛暑で、真っ赤になるはずだった木が赤くならず枯れているようだ」という情報や　あまりに暑かったから、「見頃が遅れ気味だ」とはあちこちで聞きまして、まあ、正直、それもまあそうだったとは思いましたが、逆に知らなかったこんなにも変化に富んだコースの縦走は、とてもおススメだと思います。
もっともっとたくさんの登山者に歩いてほしいコースだと思います。