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無雪期ピークハント/縦走
赤城・榛名・荒船
表妙義縦走
2010年04月10日(土) [日帰り]
- GPS
- --:--
- 距離
- 7.7km
- 登り
- 1,043m
- 下り
- 1,040m
コースタイム
妙義山登山道入口 4:55 - 5:22 大の字 - 5:40 奥ノ院 - 6:57 天狗岩 - 7:20 タルワキ沢のコル - 7:30 相馬岳 - 8:40 ホッキリ - 9:40 鷹戻し - 東岳 - 11:05 中之岳 - 11:30 主稜のコル - 11:55 第四石門 - 12:45 妙義神社
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2010年04月の天気図 |
アクセス | |
コース状況/ 危険箇所等 |
一般登山道の最難関コースの一角をなす表妙義縦走です。ハイリスクなコースです。 ■道路・駐車状況: ・駐車場は妙義神社の近くに登山者専用駐車場(50台)がある。 ・到着時は駐車スペースは私の車だけ、帰りは2台 ■コース状況・危険個所: ・注意書きに「滑落死亡事故多発。上級者でも非常に危険です。ザイル等の装備の無い方は登山を自粛してください。」と書かれています。また、鷹戻しから中之岳の間は「滑落は100m、即死です。死者多数、保険の加入を」と書かれています。表妙義はこの通りのコースです。 ・コース全般に落ち葉が積もっていて、スリップしやすいです。やせ尾根の両サイドが切り立っているので、スリップしたら助からないと思います。慎重に行動する必要があります。 ■周辺状況: 妙義神社のすぐそばにもみじの湯があります。 ■装備・レイヤリング: 以下の装備で快適山行だった。 トップ 化繊の長そで、化繊のTシャツ ボトム ストレッチ素材のトレッキングパンツ グローブ 場所により素手と百均のゴム手袋(200円の甲側がメッシュのやつ) シューズ トレランシューズ(GTX) ザック デイバック 水 ハイドレーションに水1.5リットル準備(ちょうど良かった) |
写真
撮影機器:
感想
前から行きたかった表妙義縦走にやっと行けた。
爽快感とスリルのあるハイリスクなコースだった。足だけではなく全身を使ってクリアしていく充実感のある山行を経験できた。
鎖も数が多く、30本近くあった。1本の長さがとても長く、垂直に近い傾斜が急なところが多い。有名な鷹戻しも垂直な壁を腕の力で体を引き上げる体力のいる鎖場だった。
このコース、迷いやすく読図というよりルートファインディングが必要。基本的には目印があるのだが、間違った踏み跡がところどころにあったり、危険個所を苦労して進んだ末に間違ったことに気付くとダメージが大きい。
鷹戻しから先は1人がやっと通れるやせ尾根が続くが、両サイド100m以上の切り立った崖なので、気が抜けない。しかも手がかりの岩はザレていて、力をかけると直ぐに剥がれてしまう。コース全般に落ち葉が多く積もっており、滑らないように神経を使った。
注意書きにもあるようにクライミングの技術を要求されるような場所も多く、しかもビレイなしで切り立ったがけで行動するので、とてもスリリング。ハイリスクではあるが充実した達成感のある山行を楽しめた。
総じてハイリスクなので、表妙義に臨む方はそれ相応の準備が必要。
次はザイルを用意して星穴岳に行ってみたい。
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気合フルチャージでの山行だったんではないでしょうか!
・注意書きに「滑落死亡事故多発。上級者でも非常に危険です。ザイル等の装備の無い方は登山を自粛してください。」
兎に角ご無事でお戻りが一番です!
まずは取り急ぎ!
子供とサッカーの練習に行っていたので、レスが遅れてすいません。
気合フルチャージで行きました。
前から行きたかったので、とても充実感があります。
高度感のある山行が続いたので、次はのんびり山歩き系の山行を計画したいと思います。あと、外岩のボルダリングにも行きたいと思っています。
濃厚な山行、お疲れ様でした。
あの鎖の長さ、日頃のトレーニングが生かされたのではないでしょうか。
しかし、私には目がチカチカしてきそうな高度感です。
この山も美しいですね。
星穴岳ですか
でも、まずは再充電されてくださいね。
komadoriさん、こんばんは。
私は目がチカチカというよりはちょっと間違えただけで空にダイブというところでズリと足が滑ったり、ホールドの岩がズルと取れたりした時に変な汗が出ました。
三点支持をしていても、支点が外れると危険なので、不安定なホールド、スタンスには慎重に臨みました。
次は新緑の山行に行って充電したいと思います。
妙義山お疲れ様です。
高度感がダメな私は絶対に近付くことは無い山ですね。
無事に下山できて何よりです。
MATSUさん、こんばんは。
私も高所恐怖症だったので、高度感のあるところはスタート直後、若干ビビります。
でも、だんだん慣れてきて直ぐに高度感がマヒしてくるので、最近は高度感のある山行もOKになりました。
次はロングコース系の登山に行きたいと思います。
Araさん、こんにちは。
暖かくなりAraさん活動開始と思っていましたら
いきなり、ここですか!!
さすが日頃鍛えている方は違います
この岩場をクリアーすると達成感抜群ですね。
今度ナビお願いします
kankotoさん、こんばんは。
一応、表妙義に向けた体づくりをしたので、対応できました。
今日もほとんど筋肉痛はありませんが、表妙義は筋力不足=滑落につながるので、必要以上に十分な準備が必要だなと感じました。
>今度ナビお願いします
よろこんでナビします。
ただ、家族がいる身として、表妙義をより安全に登るためにはザイルの携行が必要だなと感じました。
もし行けることがあったら、お互いにザイルで確保しあいながら安全登山をしましょう。
Araさん、こんにちは。
怖そうだけど、素晴らしい景色ですね。うらやましい山環境だと思いました。
このような所程、軽快登山が向いてそうでトレランシューズが随分活躍した様子ですね。
私は腰が大分軽くなってきたので、その内どこかに登りに行こうかと思い、今日はランニングできるくらいのコンディションに戻ってきました。
トレランシューズですが、正直昨日は効果があったか自分でもわからない結果となりました。
なぜかと言いますと、昨日のコースは登山者が少ないからか、シーズン前だからかわかりませんが、ザレて岩の上に砂状の乾いた土が乗っていたり、苔が枯れてこびりついていたり、落ち葉が積もったりしていて、とてもスリッピーでフリクションが得られませんでした。素手でもゴム手袋でも滑ったので、おそらくクライミングシューズでもトレッキングブーツでも同じ結果だと思いますが、とにかく滑りました。
でも、スリッピーな岩場以外は強力なフリクションで、ローカットの効果もプラスされて非常に軽快でした。無雪期の普通の登山道では私の持っているシューズの中でベストシューズだと感じました。
bokemonさんも腰が早く良くなると良いですね。腰や膝は体のアライメントや筋肉のバランス、骨格などいろいろ複雑な原因も考えられるので厄介ですよね。早く完治して全開で走れると良いですね。
やはり高度感伝わってきますね!
写真で相当なので実際には足が竦むのではないかと思います!
最近は、、先日の日光にしても,いろは坂から見える切り立った岩肌のところを見ると思わず人登っているか探しますね!
Araさん達はこんなところ登るのかなと。
わたしのようなトーシローが言うこともないのでしょうけど。
御安全に!と言ったところですね!
この辺は高度感のある山が多いですね。
真下に木や道路がちっちゃく見える切り立った場所で岩によじ登ったりするので、高度感という感覚をプチっと切り離して行動しないと体が動かなくなります。
やせ尾根なども両サイド切り立っていて幅も狭いので、三点支持というより平均台を渡るような感覚になります。
このような場所では平常心と慎重かつ確実な行動を心掛けることが安全につながりますね。
ただ、自分ではどうも対処出来ない部分もありまして、今回下山途中に切り立った崖の下を通過中に頭上で「ガコン、ドコン」という落石の大きな音が聞こえてきて、とっさに岩にへばり付きました。数秒間じっとしていると音が聞こえなくなったので、どこかで止まったようです。クライミング要素の少ない登山でも落石の危険はありますので、周囲の危険への注意なども含め様々なリスク対応を心掛けたいと思います。
Araさん、こんばんは
へぇ案外近くにものすごい岩場があるんですねぇ!
でもかなり恐そう!鎖があるのにザイル必要とは??
見てみたいような、見たくないような・・・ですね
そうです、西上州の山は結構近いんです。
表妙義はインターにも近いので、うちからドアツードアで2時間30分〜3時間といったところです。
鎖があるのにザイルが必要な理由は50mの垂直の崖を鎖を頼りに登り降りする際に自分の体重を腕力で支えられないような場合に必要になります。この鷹戻しという崖は凹凸があまり無い部分が続くので、足場が取れず腕力で90度の壁に垂直に立ちながら(体は地面と水平に近い状態)腕力でごぼう抜きするような感じで登っていきます。
特に女性や体重の重い方はきついのではないかと思います。
鎖場では無い場所も地面から100m以上の高さの垂直の岩場をフリーで登ったりしなければならないので、ザイルで確保したほうが安全です。
いずれにしても死亡事故の数が単年では谷川岳より多くなってきたとも聞きますので、ヤマレコで気軽に「結構大丈夫です」とか、「お勧めします」とか言えないな〜と思いました。
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