北面白山
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- GPS
- 04:56
- 距離
- 8.7km
- 登り
- 714m
- 下り
- 708m
コースタイム
天候 | 晴れ/曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
朝8時過ぎに着いた時にはほとんど人影はなし。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
■雪は締まっていてワカン、スノーシュー等はなくとも大丈夫な状況でした。 ■三沢山から鞍部に下りて面白山へ登り返す尾根の北側に小さな雪庇があり、 亀裂が入っていたのでなるべく南側の樹林に近い方を歩きました。 ■最後の急斜面はピッケル、アイゼンがあった方が安心です。 |
写真
感想
久しぶりの山行・・・昨年秋に体調を崩して以来実に6か月振りの山。
暮れになって体調は戻ったもののなかなかモチベーションは上がらず、
とても雪山に行ける状態じゃなかった。
今回山に行こうと思えたのはようやく心も体も元気になったということか。
・・・で、今回久しぶりの山行に選んだのは、昨春に天童高原から登った面白山。
春に登った時に雪の時期に行ってみたいと狙っていた山です。
天童高原の駐車場に着いたのは8時15分ころ。
スキー場にはまだお客さんの姿はなくリフトの試運転が始まったところ。
スノーシュー、アイゼン、ピッケル、ストックをザックい括り付けて出発。
スキー場の間の舗装路を歩き天童高原キャンプ場に向かいます。
キャンプ場はまだ雪に覆われていたが、その中にテントが3張。
辺りに人影はなくすでに山に向かった様子。
「お〜、テント張ってあるよ〜」来シーズンはここにテントを張ってみるか。。。
一気にモチベーションが上がり軽やかに歩を進めます。
すぐに夏道を右手に分けて斜面を直登すると尾根に乗りました。
左に牧場を見てなだらかな尾根を辿って行きます。
葉の落ちた木々の間からは右手に面白山スキー場の白い斜面が見て取れます。
何度かわずかなアップダウンを繰り返しながら高度を上げていくと、
放牧場に向かう道を左手に分ける地点に出てここで一息入れました。
この道は「山と高原地図」によると廃道と記載してありました。
ここまで雪は締まっていてツボ足で全く問題ありませんでしたが、
せっかく持ってきたスノーシューなのでこの先は装着して歩くことに。
スノーシューを着けて歩くのは2年振りくらいかな〜
八ヶ岳の杣添尾根や小泉ルートでの山行を思い出しながらユックリと歩きます。
そのうちパッと視界が開け明るく広々とした斜面に出ました。
ここで10人ほどの高校生と思われるパーティとすれ違いました。
おそらく下のテントは彼らが張ったものでしょう。
ここから一登りで三沢山の山頂に着きました。
三沢山の山頂で軽食を摂りながら、面白山を観察。
こうして見ると結構な急斜面で、昨春に歩いた時も急だったことを思い出します。
スノーシューとストックはここにデポして、この先はピッケル片手にアイゼンで行きます。
三沢山からわずかに下って登り返し。
鞍部から出だしは左手に小さいながら雪庇が張り出し、その基部にはクラック。
気温が上がって雪も緩んでいるので右手の樹林に近い部分を歩きます。
急な斜面をちょっと登ると傾斜が緩んでホッと一息。
山頂直下の急斜面は所々ブッシュが出ていてそれを避けながら登って行きます。
久しぶりの雪山。急な雪面にアイゼン、ピッケル。
厳冬期はこの斜面はどんな状態なんだろうか・・・
ちょっと恐怖を感じながらも一気に登った。
登り切ると右手には山頂へと導く白い稜線。。。
その景色を味わいながらユックリと山頂へと向かう。
そしてあっけなく面白山の山頂。
誰もいない山頂でオニギリを片手にしばし眺望を楽しんだ。
下山は来た道をそのまま戻った。
三沢山の山頂でアイゼンを外し、スノーシューに履きかえる。
久しぶりの雪山に満足しながら、次はどこの残雪の山に登ろうか考えていた。
そして来シーズンは厳冬期に再びここを訪れてみたいと思った。
(TONO)
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