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Yamareco

記録ID: 6053716
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
富士・御坂

三国山稜/天狗ブナ再訪/ヅナ峠南東尾根

2023年10月14日(土) [日帰り]
情報量の目安: S
都道府県 神奈川県 山梨県 静岡県
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
08:03
距離
16.8km
登り
943m
下り
1,195m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
6:41
休憩
1:21
合計
8:02
距離 16.8km 登り 946m 下り 1,197m
8:43
8
8:51
8:55
10
9:05
9:06
57
10:03
10:25
11
10:36
3
10:39
10:40
50
11:30
11:32
61
12:33
12:49
28
13:17
14
13:31
14
13:45
14:20
11
14:31
115
16:26
ゴール地点
天候 薄曇り→晴れ→曇り
過去天気図(気象庁) 2023年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
往路
JR御殿場線「御殿場」駅下車
西口バス乗り場2番より7:45発の河口湖行き(富士急モビリティ)に乗り、「富士高原ゴルフ場」で下車するのが登山口に一番近い 710円
https://bus.fujikyu.co.jp/pdf/rosen/id21_down_timetable_202304.pdf
※私はトイレに行きたくなり、道の駅すばしりに一度戻りました。

帰路
小山町デマンドバス
富士スピードウェイ西ゲートから駿河小山駅 300円
https://www.fuji-oyama.jp/xWxwJUZ6_202002282127285.html
予約専用番号 0550-77-1234 8:00-18:00
またはアプリ「MONET」を使用。アプリの場合は24時間受付です。
コース状況/
危険箇所等
三国山までは一般ハイキングコース

ヅナ峠から富士スピードウェイ西ゲートまでは経験者向けのバリエーションルートです。
途中に道標が1つだけ立っていますが、進行方向を変える地点には何の指導標もありません。GPSや読図能力が必要です。また、工事中の大崩落地を対岸へ渡る必要があります。
詳しくは写真や感想文を御覧ください。
道の駅「すばしり」からスタート
天気は薄曇りだけど、富士山はバッチリ見える
2023年10月14日 08:26撮影 by  E-M10 Mark III , OLYMPUS CORPORATION
1
10/14 8:26
道の駅「すばしり」からスタート
天気は薄曇りだけど、富士山はバッチリ見える
道の駅「すばしり」から、これから登る立山を望む
2023年10月14日 08:26撮影 by  E-M10 Mark III , OLYMPUS CORPORATION
10/14 8:26
道の駅「すばしり」から、これから登る立山を望む
須走紅富台上に到着
暑くなったのでジャケットを脱ぎ、念のために熊鈴を装着
2023年10月14日 08:51撮影 by  E-M10 Mark III , OLYMPUS CORPORATION
10/14 8:51
須走紅富台上に到着
暑くなったのでジャケットを脱ぎ、念のために熊鈴を装着
この白い花がいたるところに咲いていました
花の名前はわかりません
2023年10月14日 09:06撮影 by  E-M10 Mark III , OLYMPUS CORPORATION
1
10/14 9:06
この白い花がいたるところに咲いていました
花の名前はわかりません
トリカブト
これもいたるところに咲いていました
2023年10月14日 09:20撮影 by  E-M10 Mark III , OLYMPUS CORPORATION
4
10/14 9:20
トリカブト
これもいたるところに咲いていました
所々に赤松が立っています
段々と青空が広がってきた👍
2023年10月14日 09:24撮影 by  E-M10 Mark III , OLYMPUS CORPORATION
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10/14 9:24
所々に赤松が立っています
段々と青空が広がってきた👍
ヤマボウシの実
これもいたるところに落ちていました
2023年10月14日 09:35撮影 by  E-M10 Mark III , OLYMPUS CORPORATION
3
10/14 9:35
ヤマボウシの実
これもいたるところに落ちていました
立山砂場で小休止
ヤマボウシがたくさん実をつけていました
2023年10月14日 09:45撮影 by  E-M10 Mark III , OLYMPUS CORPORATION
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10/14 9:45
立山砂場で小休止
ヤマボウシがたくさん実をつけていました
やっほー!青空と富士山だっ✌
最近御殿場に引っ越してこらえたというご夫婦ハイカーと談笑
2023年10月14日 10:22撮影 by  iPhone 12, Apple
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10/14 10:22
やっほー!青空と富士山だっ✌
最近御殿場に引っ越してこらえたというご夫婦ハイカーと談笑
小さな林檎のような実が沢山落ちていました
ほのかに林檎のような香りがします
何だろう?
2023年10月14日 10:31撮影 by  E-M10 Mark III , OLYMPUS CORPORATION
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10/14 10:31
小さな林檎のような実が沢山落ちていました
ほのかに林檎のような香りがします
何だろう?
立山展望台のような眺めの良い場所もあるけど、やっぱりこのトレイルの魅力は美しい広葉樹林だよね
2023年10月14日 10:37撮影 by  iPhone 12, Apple
10/14 10:37
立山展望台のような眺めの良い場所もあるけど、やっぱりこのトレイルの魅力は美しい広葉樹林だよね
黄葉、始まっています
2023年10月14日 10:44撮影 by  iPhone 12, Apple
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10/14 10:44
黄葉、始まっています
V字谷のような道を籠坂峠の方向へ下ります
2023年10月14日 10:51撮影 by  iPhone 12, Apple
10/14 10:51
V字谷のような道を籠坂峠の方向へ下ります
アザミ平からの道と合流
岩田たにいずみ翁が制作した道標がまだ残っていた✨
2023年10月14日 10:56撮影 by  iPhone 12, Apple
10/14 10:56
アザミ平からの道と合流
岩田たにいずみ翁が制作した道標がまだ残っていた✨
栂かな?道の脇に大木があります
2023年10月14日 11:02撮影 by  iPhone 12, Apple
10/14 11:02
栂かな?道の脇に大木があります
大木のすぐ近くに天狗ブナがあります。
「天狗さん」と呼ばれたハンス・シュトルテさん著「続丹沢夜話」に出てくる、ブナの大木です。
2023年10月14日 11:03撮影 by  iPhone 12, Apple
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10/14 11:03
大木のすぐ近くに天狗ブナがあります。
「天狗さん」と呼ばれたハンス・シュトルテさん著「続丹沢夜話」に出てくる、ブナの大木です。
角度を変えて
2023年10月14日 11:05撮影 by  iPhone 12, Apple
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10/14 11:05
角度を変えて
天狗ブナからアザミ平へ
ここにも岩田翁の道標が残っていますが、文字は薄くなりにけり
2023年10月14日 11:30撮影 by  iPhone 12, Apple
10/14 11:30
天狗ブナからアザミ平へ
ここにも岩田翁の道標が残っていますが、文字は薄くなりにけり
アザミ平の東で小休止
ここから北方向へ進む「みんなの足跡」があるのでちょっと散策してみましたが、木の枝葉に遮られ、特に何も無さそうだったので撤退しました
2023年10月14日 11:38撮影 by  iPhone 12, Apple
10/14 11:38
アザミ平の東で小休止
ここから北方向へ進む「みんなの足跡」があるのでちょっと散策してみましたが、木の枝葉に遮られ、特に何も無さそうだったので撤退しました
ところどころに黄色くなったブナがありました
2023年10月14日 12:16撮影 by  E-M10 Mark III , OLYMPUS CORPORATION
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10/14 12:16
ところどころに黄色くなったブナがありました
2023年10月14日 12:27撮影 by  iPhone 12, Apple
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10/14 12:27
時間があったので、角取神社奥の院へ
目印はこの道標です
大洞山の山頂の西側、南側の急な尾根を下ります
2023年10月14日 12:48撮影 by  E-M10 Mark III , OLYMPUS CORPORATION
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10/14 12:48
時間があったので、角取神社奥の院へ
目印はこの道標です
大洞山の山頂の西側、南側の急な尾根を下ります
トラロープが張られていて、大岩を回り込むように降下します。
この大岩が御神体のようです。
2023年10月14日 12:38撮影 by  iPhone 12, Apple
10/14 12:38
トラロープが張られていて、大岩を回り込むように降下します。
この大岩が御神体のようです。
大岩の裏側に3つの石の祠があります
藁が角のように飾られれている理由は「角取」という名前からでしょうか
山の安全や五穀豊穣などを願いました
2023年10月14日 12:41撮影 by  iPhone 12, Apple
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10/14 12:41
大岩の裏側に3つの石の祠があります
藁が角のように飾られれている理由は「角取」という名前からでしょうか
山の安全や五穀豊穣などを願いました
明治18年と書かれています
2023年10月14日 12:43撮影 by  iPhone 12, Apple
10/14 12:43
明治18年と書かれています
どうしてこんな形になってしまったのか?といつも思います
2023年10月14日 12:56撮影 by  iPhone 12, Apple
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10/14 12:56
どうしてこんな形になってしまったのか?といつも思います
まっすぐトレイル
本当に気持ちが良い♫
2023年10月14日 12:57撮影 by  E-M10 Mark III , OLYMPUS CORPORATION
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10/14 12:57
まっすぐトレイル
本当に気持ちが良い♫
黄葉カエデもありましたが、所々が黒くなっていて、あまり綺麗ではありません。(なるべく綺麗な所を撮影しました)
2023年10月14日 12:59撮影 by  E-M10 Mark III , OLYMPUS CORPORATION
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10/14 12:59
黄葉カエデもありましたが、所々が黒くなっていて、あまり綺麗ではありません。(なるべく綺麗な所を撮影しました)
岩田翁が設置した欣求のベンチ
写真左側に「欣求」について説明した道標がかつてありましたが、今はもうありません
2023年10月14日 13:12撮影 by  iPhone 12, Apple
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10/14 13:12
岩田翁が設置した欣求のベンチ
写真左側に「欣求」について説明した道標がかつてありましたが、今はもうありません
ヅナ峠を通過
2023年10月14日 13:30撮影 by  E-M10 Mark III , OLYMPUS CORPORATION
10/14 13:30
ヅナ峠を通過
鉄パイプで作られた櫓がありました
東京大学の農学生命科学研究科が設置したもののようです
立入禁止と書かれていたので、登りませんでした
2023年10月14日 13:41撮影 by  iPhone 12, Apple
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10/14 13:41
鉄パイプで作られた櫓がありました
東京大学の農学生命科学研究科が設置したもののようです
立入禁止と書かれていたので、登りませんでした
三国山に到着して大休止
長女と火燃峠のサンショウバラを観に来たとき以来
2023年10月14日 13:46撮影 by  E-M10 Mark III , OLYMPUS CORPORATION
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10/14 13:46
三国山に到着して大休止
長女と火燃峠のサンショウバラを観に来たとき以来
たんたん豆さん風のポーズ
2023年10月14日 13:49撮影 by  iPhone 12, Apple
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10/14 13:49
たんたん豆さん風のポーズ
日が陰り、風が吹く
寒いのでカップラーメンを食べました
2023年10月14日 14:01撮影 by  E-M10 Mark III , OLYMPUS CORPORATION
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10/14 14:01
日が陰り、風が吹く
寒いのでカップラーメンを食べました
さて、ヅナ峠に戻ってきました
ここから、写真奥の、富士スピードウェイへのバリエーションルートで下ります
こんな時間から未踏のVRを下るのはリスクがありますが…
2023年10月14日 14:32撮影 by  iPhone 12, Apple
10/14 14:32
さて、ヅナ峠に戻ってきました
ここから、写真奥の、富士スピードウェイへのバリエーションルートで下ります
こんな時間から未踏のVRを下るのはリスクがありますが…
2010年頃の小川町の富士箱根トレイルの地図をWeb Archiveから拾ってきました。ヅナ峠から富士スピードウェイへ、茶色の破線ルートとして載っています。
1
2010年頃の小川町の富士箱根トレイルの地図をWeb Archiveから拾ってきました。ヅナ峠から富士スピードウェイへ、茶色の破線ルートとして載っています。
踏み跡は明瞭
1152mまでは荒れた箇所あり
雨で道がえぐられて溝のようになっている
2023年10月14日 14:39撮影 by  iPhone 12, Apple
10/14 14:39
踏み跡は明瞭
1152mまでは荒れた箇所あり
雨で道がえぐられて溝のようになっている
道標がありました
2023年10月14日 15:02撮影 by  E-M10 Mark III , OLYMPUS CORPORATION
10/14 15:02
道標がありました
右手方向(南西)から作業道が延びている
標高990m付近
2023年10月14日 15:08撮影 by  iPhone 12, Apple
10/14 15:08
右手方向(南西)から作業道が延びている
標高990m付近
すぐに送電線、鉄塔、ススキの開放された地点に着く
標高985m付近
鉄塔の脇を抜けて向こう側のヒノキ林へ
2023年10月14日 15:10撮影 by  iPhone 12, Apple
10/14 15:10
すぐに送電線、鉄塔、ススキの開放された地点に着く
標高985m付近
鉄塔の脇を抜けて向こう側のヒノキ林へ
向こう側のヒノキ林へ着くと、直進方向へ踏み跡が延びているが、「みんなの足跡」に沿って右折します
直進方向の踏み跡は、地形図に破線として載っています
2023年10月14日 15:16撮影
10/14 15:16
向こう側のヒノキ林へ着くと、直進方向へ踏み跡が延びているが、「みんなの足跡」に沿って右折します
直進方向の踏み跡は、地形図に破線として載っています
堰堤と擁壁の工事が行われている
ここが噂の大崩落か。。。
踏み跡を辿って降りていく
2023年10月14日 15:18撮影 by  iPhone 12, Apple
10/14 15:18
堰堤と擁壁の工事が行われている
ここが噂の大崩落か。。。
踏み跡を辿って降りていく
今になってヤマレコのアプリで進むべき道を確認(事前調査不足)
送電線に沿って降りていく…ということは、目の前の谷を向こう岸へ渡らなくてはならないようだ
2023年10月14日 15:20撮影
10/14 15:20
今になってヤマレコのアプリで進むべき道を確認(事前調査不足)
送電線に沿って降りていく…ということは、目の前の谷を向こう岸へ渡らなくてはならないようだ
堰堤の上を歩いて楽々渡れるかと思いきや、意外と高度がある
転落したら洒落にならない
下流に進んだら擁壁が低くなり、土が露出している所があったので、そこを歩いて対岸へ渡った
2023年10月14日 15:21撮影
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10/14 15:21
堰堤の上を歩いて楽々渡れるかと思いきや、意外と高度がある
転落したら洒落にならない
下流に進んだら擁壁が低くなり、土が露出している所があったので、そこを歩いて対岸へ渡った
向こう岸に見える看板の少し下からこちら岸に渡ってきて、モノレールの脇を登ってきた
2023年10月14日 15:26撮影 by  iPhone 12, Apple
10/14 15:26
向こう岸に見える看板の少し下からこちら岸に渡ってきて、モノレールの脇を登ってきた
おお、送電線の下に道がある!
鉄塔巡視用に整備された道なのかな
2023年10月14日 15:26撮影 by  iPhone 12, Apple
10/14 15:26
おお、送電線の下に道がある!
鉄塔巡視用に整備された道なのかな
ススキの間に作られた道を下っていきます
2023年10月14日 15:27撮影 by  iPhone 12, Apple
10/14 15:27
ススキの間に作られた道を下っていきます
2つ目の鉄塔の先の道を間違えて藪こぎに💦
鉄塔まで戻るべきだという心の声に逆らって無理やり進んでしまった
2023年10月14日 15:34撮影 by  iPhone 12, Apple
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10/14 15:34
2つ目の鉄塔の先の道を間違えて藪こぎに💦
鉄塔まで戻るべきだという心の声に逆らって無理やり進んでしまった
左のススキの中から道に飛び出した
なんだ、こんなに明瞭な道があったのか💦
2023年10月14日 15:37撮影 by  iPhone 12, Apple
10/14 15:37
左のススキの中から道に飛び出した
なんだ、こんなに明瞭な道があったのか💦
ススキに埋もれた経路を下山中
緊張して喉が乾いたので水を飲もうと思ったら、ザックのポケットに入れていたペットボトルがない😨
2023年10月14日 15:47撮影 by  iPhone 12, Apple
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10/14 15:47
ススキに埋もれた経路を下山中
緊張して喉が乾いたので水を飲もうと思ったら、ザックのポケットに入れていたペットボトルがない😨
送電線の下のススキの中を降りてきた
バスの時刻に十分に間に合いそう
ペットボトルを紛失したので、ザックの中からプラティパスの予備水を取り出して乾杯
2023年10月14日 15:53撮影 by  iPhone 12, Apple
10/14 15:53
送電線の下のススキの中を降りてきた
バスの時刻に十分に間に合いそう
ペットボトルを紛失したので、ザックの中からプラティパスの予備水を取り出して乾杯
富士スピードウェイ西ゲートに無事到着!
ヅナ峠からここまで1.5時間と見込んでいたけど、約2時間かかった
三国山を早めに発って正解だった
2023年10月14日 16:25撮影 by  iPhone 12, Apple
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10/14 16:25
富士スピードウェイ西ゲートに無事到着!
ヅナ峠からここまで1.5時間と見込んでいたけど、約2時間かかった
三国山を早めに発って正解だった

装備

個人装備
登山ザック(モンベル「キトラパック30」緑)(1) 半袖Tシャツ(赤「丹沢遊人」)(1) ズボン(青緑色)(1) ジャケット(オレンジ色)(1) ジャケット(黄色)(1) レインスーツ(上:紺色/下:青色)(1) 帽子(草色)(1) ネックウォーマー(1) サポートタイツ(1) サングラス(1) ヘッドランプ(1) 予備電池(3) 腕時計(1) デジカメ(1) ガイド地図(1) コンパス(1) 筆記具セット(1) 保険証(1) 飲料1.5L(1) トイレットペーパー(1) 熊避け鈴(1) スマートフォン(1) 充電バッテリー(1) 充電USBケーブル(1) 計画書(1) ストック(2) 非常食(500kCal以上)(1) ツェルト(山吹色)(1) 救急セット(1) 虫除けセット(1) ガスバーナー(1) ガス缶(1) コッヘル(1) コップ(1) 万能ナイフ(1) 箸(1) 日焼け止め(1) タオル(1) 入浴セット(着替えシャツ/着替えパンツ/タオル/保湿剤)

感想

晴れ予報の午前中のうちに富士山を眺め、天狗ブナを再訪し、稜線のブナ林を歩き、未踏のヅナ峠南東尾根(通称ツナ峠ルート)を歩く計画を立てた。

ヅナ峠コースは、富士箱根トレイルを正式開通した当時、小山町の公式パンフレットにも破線ルートとして載っていたのだが、その後(2012年くらい)の台風で大崩落が発生して通行止めとなり、今はバリエーションルートとなっている。

ヤマレコでヅナ峠ルートの記録を探してみた。最新の記録も1年以上前のもので、最近の状況がわからない。夕方近くなってから未踏のVルートを下りで使うのはリスクを伴うが、ヤマレコのアプリに予定ルートも入れたし、まぁ何とかなるだろう…という安易な計画で出発した。

計画通り、立山展望台ででっかい富士山を拝み、天狗ブナとブナ林を楽しみ、三国山へ。途中、角取神社奥の院を初めて見学。角取神社奥の院もハンス・シュトルテさん著「続丹沢夜話」(続々だったかな?)に出てくる。

さて、本日のハイライト、ヅナ峠の南東尾根を降りてみた。大崩落地点では堰堤が工事中となっており、安易に立ち入れない様子。擁壁の斜面も意外と急で高度感がある。今年2月に街中の公園の擁壁からジャンプしたら転倒して右手首を骨折して救急車で運ばれた。こんな山の中でそんな怪我をしたくない💦

少し下流方向へ歩くと、擁壁が低くなっており、土がむき出しになっている箇所が見つかった。対岸を見ると草の中に薄い踏み跡が見える。ここなら渡れそうだと判断して渡った。

草の斜面を登るとモノレールがあり、そのモノレール沿いに少し登ると、鉄塔の下へとつながる経路があった。

今後堰堤工事が進んだら、この谷は容易に渡れなくなるかもしれない。地形図を見ると1000m付近から小さな尾根が分岐していて崩落地の右岸(下流に向かって右側)に繋がっているので、その小さな尾根を歩いて右岸の崩落地の上流辺りへ降下するのがいいのかも。

その次の鉄塔までは高圧線の下をススキの中をほぼ直線に歩く。鉄塔の直前で経路は左(東)へ折れて森の中へ…。「みんなの足跡」を元に事前に作成しておいた予定ルートをアプリで確認。その予定ルートに従って鉄塔の下を直進すればよかったのだが、「みんなの足跡が間違っているのかも」と都合よく解釈し、踏み跡に従って左に折れて森の中へと進むと、すぐに踏み跡は消えて藪になった。

明らかにおかしいと感じたこの時点で引き返せばよかったのだが、もう藪に突入していたため引き返すのが面倒に思え、無理やり強行突破。藪こぎは時間を食うし疲れる!イバラが痛い!バスに間に合わなくなるのではと緊張して焦る!

ずっと前にヤマレコのkamog先生(後藤真一さん)の読図講習を受けたとき、「目印の場所についたら周りをよく観察して現在地を仮定し、次に進む方向を慎重に決めるべし」と学んだのに、安易に左折してしまい、しかも藪に突入して間違いに気づいたのに引き返さなかったのは大反省点だ。

とは言え、初秋のブナ林をたくさん歩いてとても充実した一日になった。ヤマレコを始めた頃からの10年以上にも渡る宿題であったヅナ峠ルートも踏破できた。山の神様に感謝🙏

参考にした山行記録
2022年05月29日 丹沢の尻尾を横断(ズナ峠ルート・角取神社奥社ルート・大洞山北面ルート) by まーとぴ(MartP)🌋さん
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-4350082.html
2021年3月27日 駿河小山駅〜富士スピードウェイ〜ヅナ峠〜三国山〜大洞山〜立山〜富士浅間神社〜御殿場プレミアム・アウトレット by porisukaさん
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-3027484.html
2012年07月07日 Vルート / 駿河小山-世附峠-湯船山-三国山-ヅナ峠-FSW by mikipomさん
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-204662.html
2014年01月11日
富士箱根トレイル立山〜畑尾山〜大洞山雪山ハイク♪眼前に迫る富士山! by MDLclimberさん
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-394163.html

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コメント

メロンパンさん
 こんばんは、yamabatoです。丹沢でお逢いしたのは昨日の様です。ヤマップやヤマレコの記録を詳しく調べられて企画され、そして、記録もとても詳しいですね。
2023/10/18 22:47
yamabato2015さん
ヅナ峠ルートを歩いた皆さんの詳しい情報に助けられたので、同じ様に興味をいだいている皆さんの役に立てれば…と詳しく書きました😄
下山後の、駅まで帰るための交通機関が一番の(?)問題で、デマンドバスが予約・利用できないと駅まで2時間近く歩くことになります💦乗り遅れたら大変!とヒヤヒヤしました。
2023/10/21 5:31
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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