【南八ヶ岳縦走】阿弥陀岳 - 中岳 - 赤岳 - 横岳 - 硫黄岳


- GPS
- 17:04
- 距離
- 18.4km
- 登り
- 1,838m
- 下り
- 1,829m
コースタイム
- 山行
- 6:29
- 休憩
- 2:20
- 合計
- 8:49
- 山行
- 5:51
- 休憩
- 2:08
- 合計
- 7:59
過去天気図(気象庁) | 2023年10月の天気図 |
---|---|
アクセス |
写真
感想
美濃戸登山口(赤岳山荘)から行者小屋方面に南回りで赤岳を経由して硫黄岳から帰ってくるコース。
美濃戸から行者小屋に向かう登山道は、木々の隙間から差し込む木漏れ日の朝日に向かう気持ちの良い時間を過ごすことができる。朝日の木漏れ日は登山道の両脇に広大に広がるコケの絨毯に落ちて、まるでジブリアニメのような世界を作っていた。コケの森の登山道はとても緩やかな勾配で、息が上がることはあまり無く、ゆったりと楽しむことができる。
コケの森を抜けると比較的広めの沢に出る。正面にはこれから向かう八ヶ岳の山脈が見える。沢を少し登るとすぐに行者小屋に着くことができる。ちょうどお昼時だったので場所を借りてランチタイム。場所代のつもりでバッジを購入した。
ここからは本格的に高度を上げていく事になる。阿弥陀分岐のあるコルまではよくある登山道といった雰囲気。ここまでくるとようやく富士山を拝める。分岐から阿弥陀岳はかなりの急登を上がることになるから、貴重品以外の荷物は置いていくと良いかもしれない。また阿弥陀岳も赤岳も危険な岩場があるからできればヘルメットを装着したい。阿弥陀岳は赤岳までの最短ルート上には無く、完全な寄り道になるが、登る価値はあった。山頂は360度のパノラマがあり八ヶ岳の稜線も富士山も一望できるし、同じくらいの高さで聳え立つ赤岳をすぐ隣に見ることができるのは大迫力。
阿弥陀岳を降りて分岐からそのまままっすぐ進めば中岳があり赤岳がある。
赤岳の中腹まで続くつづら折りの登山道はつづら折りとは言え勾配は急で、心を無にする必要があった。つづら折りを抜けるといよいよ岩場をよじ登る事になる。所々チェーンやハシゴが整備されてはいるが、それなりに高度感はあるのでヘルメットは必要。
宿泊予定の赤岳展望荘にはオンタイムで到着。
2日目は硫黄岳までほぼ尾根道。1日目に登るだけ登ったからハイキング気分で行ける。横岳までは振り返ると富士山と赤岳のツーショットをいつでも眺めることができる。素晴らしく見事な景色だった。
途中、硫黄岳山荘で場所を借りてランチタイム。ここでも場所代のつもりでバッジを買った。2日目のメインイベントは硫黄岳の爆裂火口。えぐれるように切り立つ火口は大迫力を期待していたが、規制線が結構手間になっていて、なんと無く見える程度。大迫力とまではいかなかった。火口の逆側には今回来た道、阿弥陀岳から赤岳、横岳が全て見渡せる。こちらの方がいい景色。実際、ここでランチや休憩をしている人たちはこちら側を眺めて腰を下ろしていた。
忘れていたが、今回の山行は紅葉も楽しみにしていたが、少し早かったようだ。しかし、帰り道は前日よりも少し紅葉が進んだ印象があり、緑の中に黄色や赤色が増えたような気がした。
赤岳鉱泉で休憩をして少し進んだら車が通れる林道に出る。ここまで来たら気分的にはもう終わり。クールダウンのつもりでぶらぶら歩いていれば美濃戸口に辿り着く。
今回は2日通して好天に恵まれた。気温はそれなりに低いし夜は0℃近くになるが、行動中は汗をかかない程度に丁度よかった。
コメント
この記録に関連する登山ルート

いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する