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Yamareco

記録ID: 6055869
全員に公開
ハイキング
志賀・草津・四阿山・浅間

黒斑山 〜 黄金色のグラデーション、浅間山外輪山を縦走

2023年10月14日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
09:08
距離
13.7km
登り
1,066m
下り
1,064m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
6:59
休憩
2:07
合計
9:06
6:40
6:41
17
6:58
7:26
63
8:29
8:42
6
8:48
8:49
64
9:53
9:57
16
10:13
10:19
23
10:42
12
10:54
11:00
20
11:20
12:02
14
12:16
12:21
13
12:34
12:35
3
12:38
12:50
10
13:00
13:01
22
13:23
13:24
13
13:37
13:38
15
13:53
13:54
45
14:39
14:43
11
14:54
24
15:18
浅間山荘登山口
天候 曇り 時々 晴れ
過去天気図(気象庁) 2023年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
駐車場:天狗温泉 浅間山荘(500円)
コース状況/
危険箇所等
〇 浅間山荘登山口〜火山館
急登はほとんどなく歩きやすい道。

〇 外輪山周回
草すべりは急斜面だが、危険な箇所はない。トーミの頭から黒斑山、蛇骨岳、仙人岳、鋸岳の外輪山縦走は多少の岩場はあるが、危険箇所はない。※ 絶壁の際を歩くようなところはない。Jバンドの斜面が一番の注意箇所。岩場自体は難しくないが、急斜面なので、転倒などに注意。
天狗温泉の浅間山荘の駐車場。6時の到着時には、他に登山者の姿はありませんでした。みんな車坂峠から登るのかな?
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天狗温泉の浅間山荘の駐車場。6時の到着時には、他に登山者の姿はありませんでした。みんな車坂峠から登るのかな?
鳥居をくぐってスタート。
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鳥居をくぐってスタート。
現在の浅間山の噴火警戒レベルは2です。なので、前掛山には登れません。今回は黒斑山などの外輪山を縦走します。
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現在の浅間山の噴火警戒レベルは2です。なので、前掛山には登れません。今回は黒斑山などの外輪山を縦走します。
序盤はほのかに色付き始めた林の中を緩やかに登って行きます。火山館まで急な登りはほとんどなく、とても歩きやすいコースでした。
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序盤はほのかに色付き始めた林の中を緩やかに登って行きます。火山館まで急な登りはほとんどなく、とても歩きやすいコースでした。
一の鳥居。ここでルートが二手に分かれます。不動滝に立ち寄るため、沢沿いに進みます。
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一の鳥居。ここでルートが二手に分かれます。不動滝に立ち寄るため、沢沿いに進みます。
沢音を聞きながら、足取り軽く。
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沢音を聞きながら、足取り軽く。
少しずつ紅葉の始まった沢。沢水は鉄分を含んでいるようで、少し褐色に濁っています。
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少しずつ紅葉の始まった沢。沢水は鉄分を含んでいるようで、少し褐色に濁っています。
気持ちのいい広葉樹の林が続きます。道脇の大岩は浅間山の噴火の時に飛んできたものでしょうね。
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気持ちのいい広葉樹の林が続きます。道脇の大岩は浅間山の噴火の時に飛んできたものでしょうね。
不動滝に到着。水量はそれほど多くなく、滝壺のそばまで近づけました。二段の滝で、美しい弧を描いて水が落ちて来ます。
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不動滝に到着。水量はそれほど多くなく、滝壺のそばまで近づけました。二段の滝で、美しい弧を描いて水が落ちて来ます。
不動滝を別の角度から。淡い紅葉も相まって、いい雰囲気でした。
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不動滝を別の角度から。淡い紅葉も相まって、いい雰囲気でした。
赤色がきれい。
不動滝から少し急な登りを越えて、二の鳥居に到着。ここでルートが合流します。
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不動滝から少し急な登りを越えて、二の鳥居に到着。ここでルートが合流します。
二の鳥居を過ぎるとカラマツが多くなります。火山館まで長坂と名前が付いていますが、急なところはなく、ずっと登りやすいコースです。
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二の鳥居を過ぎるとカラマツが多くなります。火山館まで長坂と名前が付いていますが、急なところはなく、ずっと登りやすいコースです。
外輪山の一角が見えて来ました。
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外輪山の一角が見えて来ました。
カモシカ平から屏風のような断崖絶壁が並ぶ外輪山を見上げます 三角のピークがトーミの頭だと思います。あそこまで行きますよ。
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カモシカ平から屏風のような断崖絶壁が並ぶ外輪山を見上げます 三角のピークがトーミの頭だと思います。あそこまで行きますよ。
硫黄の匂いが強くなり地獄谷。赤い川が流れています。
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硫黄の匂いが強くなり地獄谷。赤い川が流れています。
火山館に到着しました。自然保護と遭難(噴火)対策の拠点で、宿泊営業はしていません。
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火山館に到着しました。自然保護と遭難(噴火)対策の拠点で、宿泊営業はしていません。
火山館から少し進むとカラマツの点在する湯の平に出ます。ここから分岐して、草すべりへ。
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火山館から少し進むとカラマツの点在する湯の平に出ます。ここから分岐して、草すべりへ。
正面に黒斑山、トーミの頭が立ちはだかるように並びます。これを登って行くのか…。標高差はおよそ400m。
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正面に黒斑山、トーミの頭が立ちはだかるように並びます。これを登って行くのか…。標高差はおよそ400m。
トーミの頭に登山者が立っているのが見えます。すごい迫力です。
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トーミの頭に登山者が立っているのが見えます。すごい迫力です。
草すべりを登り始めて振り返ると、雄大な浅間山。カラマツの黄葉がグラデーションのようになっていて美しい風景。
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草すべりを登り始めて振り返ると、雄大な浅間山。カラマツの黄葉がグラデーションのようになっていて美しい風景。
ジグザクと九十九折に草すべりを登って行きます。黒斑山から続く外輪山を一望です。
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ジグザクと九十九折に草すべりを登って行きます。黒斑山から続く外輪山を一望です。
トーミの頭を見上げます。左側のローソクのような岩が格好いいです。
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トーミの頭を見上げます。左側のローソクのような岩が格好いいです。
たいぶ登って来て、湯の平を見下ろす形に。この風景は壮観です。
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たいぶ登って来て、湯の平を見下ろす形に。この風景は壮観です。
草すべりは上に行くほど急になります。これには息が上がります。
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草すべりは上に行くほど急になります。これには息が上がります。
トーミの頭は見上げると首が痛くなるくらいの角度にあります。
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トーミの頭は見上げると首が痛くなるくらいの角度にあります。
何回も同じような写真を撮ってしまいますが、これを見に来たので。
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何回も同じような写真を撮ってしまいますが、これを見に来たので。
外輪山の稜線までもう少し。トーミの頭の高さまでやって来ました。登山者が見えますが、すぐ先はすごい絶壁。
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外輪山の稜線までもう少し。トーミの頭の高さまでやって来ました。登山者が見えますが、すぐ先はすごい絶壁。
草すべりを1時間掛けて登って、トーミの頭に到着。車坂峠からの登山者で賑わっていました。
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草すべりを1時間掛けて登って、トーミの頭に到着。車坂峠からの登山者で賑わっていました。
空はいつしか雲が多くなってしまいましたが、佐久平を一望です。その向こうに八ヶ岳や中央アルプス。
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空はいつしか雲が多くなってしまいましたが、佐久平を一望です。その向こうに八ヶ岳や中央アルプス。
穂高連峰、乗鞍岳、御嶽山も。
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穂高連峰、乗鞍岳、御嶽山も。
穂高と槍ヶ岳。空は高曇りなので、惚れ惚れする稜線がくっきり。
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穂高と槍ヶ岳。空は高曇りなので、惚れ惚れする稜線がくっきり。
これから進む外輪山。黒斑山から蛇骨岳、仙人岳、鋸岳と続きます。
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これから進む外輪山。黒斑山から蛇骨岳、仙人岳、鋸岳と続きます。
トーミの頭から黒斑山は樹林帯の中を進みます。
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トーミの頭から黒斑山は樹林帯の中を進みます。
10分ほど歩くと黒斑山。山頂はそれほど広くありません。眺望も浅間山方面しか開けていないので、目的地としては地味かも。まあ、今回はここからが本番です。
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10分ほど歩くと黒斑山。山頂はそれほど広くありません。眺望も浅間山方面しか開けていないので、目的地としては地味かも。まあ、今回はここからが本番です。
浅間山の山頂からはわずかに噴煙が上がっています。
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浅間山の山頂からはわずかに噴煙が上がっています。
黒斑山を過ぎると、開放的な風景を見ながらの稜線歩き区間が多くなります。
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黒斑山を過ぎると、開放的な風景を見ながらの稜線歩き区間が多くなります。
若いカラマツが黄金色に。
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若いカラマツが黄金色に。
蛇骨岳の手前はカラマツの黄色に赤色の紅葉も混ざって、いい色合い。
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蛇骨岳の手前はカラマツの黄色に赤色の紅葉も混ざって、いい色合い。
色とりどりの紅葉を纏った岩壁と、その向こうに黄色く色付いた浅間山。贅沢な風景です。
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色とりどりの紅葉を纏った岩壁と、その向こうに黄色く色付いた浅間山。贅沢な風景です。
北側も眺望が開けて嬬恋の畑が見えました。左側の山が四阿山。
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北側も眺望が開けて嬬恋の畑が見えました。左側の山が四阿山。
蛇骨岳に到着。
黒斑山方面。この岩の先は断崖絶壁なので注意。
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黒斑山方面。この岩の先は断崖絶壁なので注意。
仙人岳に続く稜線と浅間山。最高すぎます。
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仙人岳に続く稜線と浅間山。最高すぎます。
ゴジラの背中みたいな稜線。自然が造った風景はすごい。
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ゴジラの背中みたいな稜線。自然が造った風景はすごい。
てるてる坊主で記念撮影。
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てるてる坊主で記念撮影。
どーんと浅間山がある稜線歩き、唯一無二の風景ですね。いつまでも歩いていたい。
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どーんと浅間山がある稜線歩き、唯一無二の風景ですね。いつまでも歩いていたい。
仙人岳に到着。ここまで来ると後立山連峰が見えます。
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仙人岳に到着。ここまで来ると後立山連峰が見えます。
北アルプスは立山から白馬岳。その右側には妙高山や火打山の頚城三山も見えます。
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北アルプスは立山から白馬岳。その右側には妙高山や火打山の頚城三山も見えます。
白馬三山は先週の雪がしっかり残って、すでに冬の装い。
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白馬三山は先週の雪がしっかり残って、すでに冬の装い。
五竜岳と鹿島槍ヶ岳。
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五竜岳と鹿島槍ヶ岳。
立山連峰と剱岳も白いですね。
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立山連峰と剱岳も白いですね。
景色がいいので、ここでランチ。今回は皿うどん。冷凍食品の中華丼を温めただけですが。
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景色がいいので、ここでランチ。今回は皿うどん。冷凍食品の中華丼を温めただけですが。
デザートはシャインマスカットのロールケーキ。
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デザートはシャインマスカットのロールケーキ。
お腹も満たされたので、外輪山めぐりの終盤戦に行きましょう。
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お腹も満たされたので、外輪山めぐりの終盤戦に行きましょう。
陽の回りが良くなって来て、カラマツの黄葉がより鮮やかになって来ましたね。
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陽の回りが良くなって来て、カラマツの黄葉がより鮮やかになって来ましたね。
遠くには富士山。ずっと見えていました。
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遠くには富士山。ずっと見えていました。
左前方には上州の山々を眺めながら。尾瀬の方とかも見えているのかな? このあたりは全然、山座同定できません…
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左前方には上州の山々を眺めながら。尾瀬の方とかも見えているのかな? このあたりは全然、山座同定できません…
歩いて来た外輪山を振り返って。ここって元々は3000mクラスの火山で、大規模な山体崩壊によって大きなカルデラが出来たそうです。その中に新たな火山活動で出来たのが浅間山だそうで。スケールが大きすぎる話で、地球ってなんかすごい。
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歩いて来た外輪山を振り返って。ここって元々は3000mクラスの火山で、大規模な山体崩壊によって大きなカルデラが出来たそうです。その中に新たな火山活動で出来たのが浅間山だそうで。スケールが大きすぎる話で、地球ってなんかすごい。
このあたりはカラマツ以外の紅葉もいい具合で、本当に幸せな気分で歩いていました。浅間山の山肌に落ちた雲の影がゆっくり動いて、それもいい感じ。
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このあたりはカラマツ以外の紅葉もいい具合で、本当に幸せな気分で歩いていました。浅間山の山肌に落ちた雲の影がゆっくり動いて、それもいい感じ。
進むたびに浅間山が大きくなって来て、ちょっと圧倒されるような迫力です。
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進むたびに浅間山が大きくなって来て、ちょっと圧倒されるような迫力です。
外輪山の終点である鋸岳が見えて来ました。
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外輪山の終点である鋸岳が見えて来ました。
いかにも山が崩れましたって感じの鋸岳。大きな要塞みたいです。
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いかにも山が崩れましたって感じの鋸岳。大きな要塞みたいです。
鋸岳はJバンドの分岐のもう少し先にあります。あとちょっとで末端に到達します。なんだか最果て感があります。
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鋸岳はJバンドの分岐のもう少し先にあります。あとちょっとで末端に到達します。なんだか最果て感があります。
そして、鋸岳に到着。浅間山がでかい。前掛山への登山道が斜面を斜めに横切っています。
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そして、鋸岳に到着。浅間山がでかい。前掛山への登山道が斜面を斜めに横切っています。
その先には荒涼たる大地が続いていました。
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その先には荒涼たる大地が続いていました。
眼下にはカラマツの木々の中を貫く一本の道。Jバンドを一気に下って、あの場所に向かいます。
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眼下にはカラマツの木々の中を貫く一本の道。Jバンドを一気に下って、あの場所に向かいます。
少し戻って、Jバンドの急下りに入ります。最初の岩場は気をつけて行きましょう。Jバンドって不思議な名前だけど由来は?
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少し戻って、Jバンドの急下りに入ります。最初の岩場は気をつけて行きましょう。Jバンドって不思議な名前だけど由来は?
正面には相変わらず巨大な浅間山。
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正面には相変わらず巨大な浅間山。
Jバンドの後半はザレ気味などで、ここも慎重に。それにしても、カラマツが綺麗すぎます。
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Jバンドの後半はザレ気味などで、ここも慎重に。それにしても、カラマツが綺麗すぎます。
下って来た外輪山を見上げると、空には見事なうろこ雲。
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下って来た外輪山を見上げると、空には見事なうろこ雲。
いやー、これは素敵すぎ。このあたりは賽の河原と呼ばれていますが、楽園の間違いかと思っちゃいます。
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いやー、これは素敵すぎ。このあたりは賽の河原と呼ばれていますが、楽園の間違いかと思っちゃいます。
その賽の河原に降り立つと、黄金色のカラマツの先に近すぎる浅間山。これはすごい場所です。
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その賽の河原に降り立つと、黄金色のカラマツの先に近すぎる浅間山。これはすごい場所です。
外輪山の岩壁も迫力ありすぎ。日本じゃないみたい。
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外輪山の岩壁も迫力ありすぎ。日本じゃないみたい。
Jバンドを振り返って。上部の岩々の斜面、どこを降りて来たのだか?
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Jバンドを振り返って。上部の岩々の斜面、どこを降りて来たのだか?
金色の野に降り立ったてるてる坊主。(ナウシカのオマージュ?です。)
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金色の野に降り立ったてるてる坊主。(ナウシカのオマージュ?です。)
さっきよりも青空が広がって、金色の裾野になっています。このタイミングでここに来れて、本当に良かったです。
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さっきよりも青空が広がって、金色の裾野になっています。このタイミングでここに来れて、本当に良かったです。
樹林帯に入ってしばらく進むと、前掛山への分岐。ここから先は立入禁止です。次に登れるようになるのは、いつでしょうね?
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樹林帯に入ってしばらく進むと、前掛山への分岐。ここから先は立入禁止です。次に登れるようになるのは、いつでしょうね?
平坦な樹林帯をすいすい進むと湯の平。草すべりの分岐まで戻って来て、これで周回完了。
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平坦な樹林帯をすいすい進むと湯の平。草すべりの分岐まで戻って来て、これで周回完了。
火山館の水場で水を補給。少し休憩して浅間山荘を目指して下山を開始します。
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火山館の水場で水を補給。少し休憩して浅間山荘を目指して下山を開始します。
すごい尖がり山は牙山。朝は陽が弱かったので気づかなかったけど、鮮やかに紅葉していますね。
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すごい尖がり山は牙山。朝は陽が弱かったので気づかなかったけど、鮮やかに紅葉していますね。
サクサク下山と思っていたけど、これは足が止まりますね。
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サクサク下山と思っていたけど、これは足が止まりますね。
オレンジ色が入ると、紅葉が映えますね。
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オレンジ色が入ると、紅葉が映えますね。
青空を背景にダケカンバの黄色も。
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青空を背景にダケカンバの黄色も。
今回はカラマツの黄葉が目当てでしたが、最後に予想外の紅葉に出会えて得した感じです。
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今回はカラマツの黄葉が目当てでしたが、最後に予想外の紅葉に出会えて得した感じです。
赤色、黄色、オレンジ色、緑色。どれも輝いています。
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赤色、黄色、オレンジ色、緑色。どれも輝いています。
下山は優しい道と秋色で足取りも軽く。
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下山は優しい道と秋色で足取りも軽く。
最後の方も、もう少ししてしっかり紅葉したら、いい散歩道になりそうです。
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最後の方も、もう少ししてしっかり紅葉したら、いい散歩道になりそうです。
最後はモミジが出迎えてくれました。
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最後はモミジが出迎えてくれました。

感想

カラマツ黄葉の浅間山を眺めに黒斑山へ。本当は浅間山(前掛山)に登りたいところですが、昨年から噴火警戒レベルが2に上がって、立入禁止が続いています。解除されるタイミングを待ってとも思っていましたが、いつになるかわからないので。今回は外輪山を縦走して周回します。

黒斑山へは多くの人が車坂峠スタートのようですが、古くから歩かれている下の浅間山荘からのルートにしました。登りは誰にも会わなかったし、帰りも二人だけ。静かなルートで自分好み。急な登りはほとんどなくて歩きやすく、途中には不動滝や心地よい林を抜けて行くので、おすすめできます。

火山館を過ぎて、草すべりでトーミの頭まで一気に登ります。ここでは車坂峠から来て、自分とは反対回りで外輪山周回をする登山者とたくさんすれ違いました。どっち回りにするかは色々と判断があると思いますが、進行方向に浅間山を眺めることが出来る時計回りを選びました。車坂峠からだと、最後に草すべりの急斜面を登ることになるから、反対を選ぶ人も多いのかな?

トーミの頭に着く頃には空を雲が覆ってしまったけど、広いカルデラの中に聳える浅間山は大迫力。視界は良好で、槍穂連峰や八ヶ岳、中央アルプスもしっかり見えました。ここからは外輪山縦走。黒斑山を過ぎると、展望の良い稜線が続きます。少しずつ晴れ間も戻って来て、カラマツの黄色がいっそう映えるように。だんだんと浅間山が大きく迫って近づいて来るのも、なんだか高揚感があります。すでに冠雪した白馬岳や立山連峰も一望でき、最高の稜線歩きでした。

外輪山の末端の鋸岳から岩場のJバンドを下ると賽の河原。ここでは浅間山の裾野にカラマツの黄葉がグラデーションのようで、これまたいい場所でした。ちょうど青空が広くなってきて、陽の回りも良くって黄色というより金色。このタイミングでここに来れて、幸運でした。

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