八溝山(159/日300・87/関100):名水巡って日光那須磐梯大パノラマ、半袖隊長、青春18きっぷ山旅第2弾


- GPS
- 04:57
- 距離
- 15.5km
- 登り
- 781m
- 下り
- 901m
コースタイム
- 山行
- 4:10
- 休憩
- 0:47
- 合計
- 4:57
☆今日のスマホ万歩計

★新EK度数:29.825=15.52+(903÷100)+(1,055÷100)÷2
→→→判定「●EK24〜32未満 ふつう」
新EK度数=合計距離+(累積標高上り÷100)+(累積標高下り÷100)÷2
(標高グラフ機能の「SRTM標高」値を採用)
Thanks to murrenさん⇒
http://www.yamareco.com/modules/yamanote/detail.php?nid=142
天候 | ![]() ![]() ![]() ![]() |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 【復路】門の井BS付近16:24 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() |
コース状況/ 危険箇所等 |
★コース状況 【全般 ![]() ![]() ●正規登山道(山渓分県ガイド「茨城県9八溝山」)を歩く限り危険箇所なし。 ●但し林道八溝線は大きくカーブし、ジグザグと登るため、拙者は登り下りとも斜面をショートカットしたが、部分的にやぶ漕ぎを強いられた。 ☆舗装道路 ![]() ★渡渉箇所 ![]() ☆残雪状況 ![]() ★泥濘状況 ![]() ☆半袖 ![]() ★半袖 ![]() ☆半袖 ![]() ★入山者 ![]() それ以外で出会ったハイカーは3名のみ。 他に山頂にはクルマで観光に来ていた2組4名。 |
その他周辺情報 | ★登山ポスト![]() ★トイレ ![]() ★駐車場 ![]() ★コンビニ ![]() 酒類は駅を出てバス停先を左折してすぐに「大金酒店」。 ★温泉 ![]() ★飲食店 ![]() |
写真
感想
【プロローグ】
青春18きっぷを使って何処に行こうか?
出来るだけ遠くに行ってお得感を満喫しよう…と考えた結果、茨城県と福島県境にまたがる八溝山へ。
接続の関係で始発電車に乗る必要はないが、行き・帰りともそれぞれ所要5時間半。
山行(歩行)時間は約4時間なので、電車・バスに乗ってウロウロしている時間の方がよっぽど長い。
あと3週間もすれば、八溝山頂の北側・東側ではカタクリやイワウチワが咲き乱れるとのmatch1128さん情報も得て、「さて、どうしたものか?」と考えたものの、週末に公共交通機関を使ってでは、行動時間に制約があり、カタクリ・イワウチワが咲く山域を訪れるのは無理と判断。
青春18きっぷを使って、日本300・関東100の一つに出掛けることにした。
なお、当日は土曜日なのでバスが運行したが、日曜はバスは運休なのでご注意。
【林道歩きは止めて、好んでヤブ・バリへ】
蛇穴バス停からは、一般的には林道八溝山線を使った蛇穴口登山道を歩くことになり、登山ガイドにはそう紹介されている。
しかし、林道は大きく蛇行しており、距離も時間も勿体ないなぁと思うのが自然なところ。
登山計画機能を使って赤線を引っ張る作業したところ、林道に西側に先人の歩いた道がドットで示されている。
どうやら部分的には林道歩きしなくてもいいのかも?との思いを抱いて出掛けた。
【本日の出会い1】
常陸大子駅から蛇穴に向かうバスの乗客は5人。
うち2人は地元の高齢者、拙者も含めて残る3人が、どうやら八溝山へ行く風情。
しかし他のお二方(昭島からの昭島さんと女性ソロ)は、ハイキング風情ではあるが完全な山姿ではない。
途中で昭島さんとお話して分かったことだが、坂東33ヶ所の一つ・日輪寺を訪ねて来たとのこと。
女性ソロもそうだったのかもしれない。
【作業道が入り乱れる山腹】
林道を歩き始めて最初のヘアピンカーブで早速山中に入る踏み跡を発見。
行ってみました…すぐにヤブ…掻き分けて…幅広の作業道かな…道が分かれたので上方を目指して…あれ?途絶えた…仕方ない、強行突破して尾根を上がろう…。
こんなことの繰り返しで、なんとか旧・参道へ。
その後も、作業道が途絶えて斜面を這い上がって林道に復帰したりで、登山ガイドにはないワイルドな八溝山を体験した。
【名水の里】
八溝嶺神社旧参道からは、ブナなどの広葉樹が広がる明るい立派な登山道だ。
そして名水の山なんですね、八溝山は。
金性水を始めとした湧水があちこちに。
ちょいと時間は食いますが、あちこち寄ってみました。
なお、下山後も麓の道でも、軽自動車で乗り付けて水汲みする姿が…。
登山口となる大鳥居の近くにも水場があるので、最後の一杯を味わって帰りました。
【展望台の功罪】
八溝山は標高1022m。
大したことない…とお思いの方も多いでしょうが、茨城県では最高峰。
しかし山頂標のある地点からは、周囲を雑木林に隠され眺望はない。
その傍らに聳え立つお城風情の展望台。
以前は有料だったようだが、今は、誰でも上まで登れる。
コンクリート造りの階段を最上階(=3階?)まで上がると一気に周囲の展望が開ける。
特に那須連山を中心として、日光連山(左)から安達太良・阿武隈(右)まで。
ピラミダルな会津磐梯山は一目で分かる。
反対側に目を転じれば、奥久慈男体山や筑波山。
条件が好ければ、浅間・赤城・谷川、そして富士山まで遠望できるそうだ。
当日は残念がら春霞が立って…見えず(*'▽')
【快適な日輪寺遊歩道】
下山は日輪寺遊歩道を使ったが、ガイド本に拠ると、新緑や紅葉がとても美しいらしい。
広葉樹が広がり、青空の下、気持ちの好い道だった。
下山は基本的に林道八溝線を歩いたが、ヘアピンカーブでは藪の中を掻き分けてショートカット。
蛇穴バス停に着いたら、バス発車時刻までまだ時間があったので山麓の道をポクポクと歩いた。
バス車中からは見逃してしまうだろう足元の花、巨岩、牛さんと触れ合いながら5kmほど。
後ろからやって来たバスに乗り込んだら、乗客は行きと同じ3人だけだった。
なお、他の二人は常陸大子駅の手前で下車したので、「あれぇ?」と思って運転手さんに聞いてみると「分かんねぇ」「何もないところだ」と。
よくよく話を聞くと、近くにJR下野宮駅があるので、そこからJR水郡線に乗り換えるようだ。
するとバスに乗る区間が短くなって料金が下がり、青春18きっぷであれば、どこから乗っても運賃は同じだからね。
さすが、皆さん、よく下調べされている。
【デカい冷奴とけんちんソバ】
駅前にあったこじんまりした蕎麦屋。
行きのバスに乗る前から気になっていたが、電車に乗るまで50分あったので突撃。
ビール…と言っても缶ビールだが、摘みに頼んだ巨大な冷奴。
豆腐一丁全部を使っているのではないか?と思われるほど。
その後はけんちんソバで〆。
そば屋の女将さんと大震災のことや近場の温泉の話題でしんみりと。
地盤が固いので物理的な被害は少なかったが、その後の風評被害がね・・・と。
震災の翌年の早春、水戸偕楽園と奥久慈男体山に行くのに「浅川温泉弁天の湯」に泊まったと言ったら「それは通ですね!」と・・・。
ふ〜ん、浅川温泉は通が泊まるところなのか^^
ごちそうさまでしたm(__)m。
★八溝山(1,022m)
日本300名山・・・32座目
日本100〜300名山・・・159座目
関東100名山・・・87座目
日本100低山・・・58座目
お疲れさんどした<(_ _)>
隊長
コメント
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ずいぶん、遠征なさいましたね。普通にきっぷを買うと、いくらになるんですか?
隊長さんも、ヤブ漕ぎやショートカットをなさるんですね。親近感がわきました。それにしても、水の豊富な山のようで、夏場には、有り難いです。
けんちんそば、美味しそうです。ネギの多さが、いいですねぇ。
関東100名山87座目、お疲れさまでした。
4月2週に行くことにしました。
入院していたEOSも無事退院したので隊長の代わりに花を愛で、地団太踏ませて見せましょう。
週末日帰り組としては、今回の遠征が精一杯です。
カタクリやイワウチワを求めて山頂から周遊するコースは5〜6時間掛かるようなので、山頂部にクルマを止めてからでないと難しそうです。
地団太を踏む練習をしておきますよ
そう言えば地団太で思い出しましたが、「さん太の湯」が近くにあったような・・・
yamabeeryuさん、こん○×は(^o^)/
こちらの山域は全く知らないのですが、なにか落ち着いた雰囲気の山のように思われます。yamabeeryuさんはわざわざ道泣き道に分け入って、違う楽しみ方をされたような
多くの湧き水があるんですね。飲み比べや顔ジャブ比べが出来たのではないでしょうか
mamepapa
P.S.そういえば
ダイエットでも始められるのでしょうか ≧(゚o゚ )オイオイッ
岩場もないし、ロープ・クサリ・ハシゴも皆無です。
ブナやイヌブナなどの広葉樹と名水を求めて歩く山域でしょうか?
もっとも、もう少しすると、山頂よりもっと北・東の山域は、カタクリやイワウチワが咲き乱れるそうです
写真86???、そ・そ・そうですね
実際にもここでは飲まなかったのですが、そう言われると拙者も想像できません。
顔ザブは各水場でやりたいのですが、セルフ写真を撮るのに時間が掛かって・・・
でも、気持ちんよか
食料が少ないのには理由がありまして
●歩行時間が極めて少ないコース(分県ガイドで3時間50分)
●午後4時15分のバスに乗れないと、どえりゃぁことになる(⇒歩いて駅まで帰ると何時間でしょう?)
●ビバークしても翌日の日曜はバス便なし
●あんまりウロウロ出来ないし、万が一があってはならないので、絶対にバスに乗る
⇒⇒⇒結果として、食料は少なめで
もちろん、下山後にガハガハしました(⇒当日は控えめだったので、翌日にバクハツ
拙宅から常陸大子駅まで、最安路線で片道3,220円にて、往復して6,440円。
青春18きっぷが一枚2,370円ですから、4,070円のお得となります。
もっとも往復するだけで、バス時間も含めば11時間です。
それがお得と言えるのか・・・。
でも常磐線で水戸まで特急に乗って移動時間を短縮しても、片道で1時間も変わりませんからね。
クルマのない公共交通期間派にとっては、単に山頂部を周遊するだけになりますが、十分に美味しい使い方だと思います。
一緒になった昭島さん、帰ったら午後11時だとおっしゃってましたよ。
ヤブ漕ぎとショートカット、レコには書きませんでしたが、もっと多用しました。
そのたびにダニは大丈夫かなぁと不安でしたが、短距離なのでエイヤ!と。
もちろん、shuchanさんのレコを思い出しますよ
駅前のそば屋、自分でショーケースから缶ビールや缶チュウハイ、日本酒を取るんです。
摘みの種類が少ないのが難点ですが、山やに相応しい店だと思います。
下山後の各駅前にあったらいいな!と思わせる店でした。
どの山にもいわゆるベストシーズンってあると思うんですが、好天時にピンポイントで行くのは難しいですね。体は一つしかないし、山に行ける日数にも限りがるし、こっちの山にいけば、向こうの山のベストシーズンを逸するし。なんで雪のある時期に行くのみたいに思う方がときどきいますが...。自分が行った時期がある意味ベストシーズンだったっていうことにしてます。
当方は残雪期に行き、笹と残雪と青空が綺麗で、それはそれでいい時期に来たと満足したのを覚えてます。ただお城に南京錠がかかっていて、好天にもかかわらず、隊長ほど好展望が得られなかったのが少し残念で隊長のレコ見ながら地団駄踏んでます。
お疲れ様でした。
仰るとおり、身体は一つ、一年365日いつも晴れるわけではなし・・・。
計画しても計画倒れに終わってしまい、「また来年ね
あっちも行きたい、こっちも行きたい・・・悩みは尽きません
残雪期も歩きやすい道で、人気があるようですね。
2010年版の山渓分県登山ガイドに拠れば、「入場料を払って」となっています。
確かに立派な造りですから結構な建設費用が掛かったのでしょうね。
八溝山は山頂まで道路が通じているものの、所詮、お山のてっ辺ですから、そんなに多くの観光客も来なかったのでしょうね。
日光と那須の間の山がどこだか分からず、悩んでいます
日光と那須の間というと59番の写真でしょうか??
もっと拡大できれば断言できるんですが、たぶん重厚感のある鈍重な稜線は男鹿山塊だと思います。
著名な山の狭間でやや影が薄く、日留ヶ岳を除けば、男鹿山、大佐飛山など登山道のない山域でなじみがないので視認しづらいんでしょう。
でも山域はかなり広く、原始の森が続いています。
20代後半に男鹿山、大佐飛山ともに山頂を踏みましたが、腰痛の今の身では死ぬまで登ることは無理な山山です。
確かに右から、男鹿岳、大佐飛山、日留ヶ岳の順でしょうか?
山頂展望台に山座同定盤が設置してあるのですが、鶏頂山と那須の間は無表示なのですよ。
でも、明らかにどっしりとした山塊がある。
高速道路マップを見て、大佐飛山かなぁとチラチラ思ってはみたのですが・・・。
そう言えば、日留ヶ岳も関東百名山の一つでした。
こんにちは。
半袖隊長。ありがとうございます。
これで安心して坂東三十三観音 第二十一番 日輪寺に行けますです。
日帰り楽勝ですね。
日光の男体山の方が時間かかりますね。
八溝山山頂には初トライしますが、日輪寺から道は明確なのですね。
蛇穴バス停から八溝山往復して、帰りのバスには充分間に合いますね。
そう言えば・・・往路で一緒になった方は、日輪寺巡りが主でしたよ。
拙者とは逆に、先に日輪寺、その後に八溝山のコース取りでした。
同じバスで帰ったのですが、途中下車されました。
しかし、水郡線でまた一緒になたので、恐らく下野宮駅で水郡線に乗られたのでしょう。
青春18きっぷ利用なので、どこから乗ってもJR運賃は一定なので、バス代節約のためだと思います。
注意点としては
●舗装道路歩きが長いので、暑さに注意(⇒青春18きっぷに拘らないなら、夏よりも、秋になってからの方がお勧め)
●旧道を歩く場合は、夏草繁茂が心配
●拙者はかなりショートカットしているが、しなくても帰りのバス時刻には間に合うと思う⇒山頂での滞在時間で調節する
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