木曽駒ヶ岳(中岳まで)
- GPS
- 03:12
- 距離
- 2.8km
- 登り
- 339m
- 下り
- 341m
コースタイム
天候 | 晴れ、しらび平(4.1℃) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年03月の天気図 |
アクセス |
中央道・駒ヶ根IC利用、菅の台バスセンターに駐車(500円) 菅の台バスセンター〜しらび平駅(路線バス) しらび平駅〜千畳敷駅(ロープウェイ) 3月末までバス・ロープウェイ往復とホテル千畳敷でのコーヒーが付いて、2900円のお値打ちセットを利用しました。 通常はバス・ロープウエイの往復で”3900円”です。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
乗越浄土までの八丁坂は直登となり、勾配が急なので体力的にきついルートですが、トレースもバッチリあり、また、雪は締まっておりツボ足になることもなく、新雪の柔らかいコースと違って歩き易く感じました。 雪崩に関しては、八丁坂の取り付きからはドキドキしながら歩きましたが、雪崩のフォールラインの先端部にあたるルート設定なので、そこまで恐怖は感じませんでした。 |
その他周辺情報 | 【ロープウェイ】コーヒー付日帰りプラン http://www.chuo-alps.com/archives/profit/senjojiki/index.html は、コーヒーだけでなくケーキ2つとビスケットまで付けてもらえました。 下山後は飯田まで足を延ばし、 ”信州物味湯産手形” http://www.monomiyusan.jp/ の使える”砂払温泉” http://www.sunaharai.jp/ を利用しました。 その後は、性懲りもなく・・・”あみやき亭・中津川店”にて国産牛焼肉しました。 http://www.amiyakitei.co.jp/ |
写真
感想
先週(3/21)、開田高原の帰り道に嫁はんに”中央アルプス観光”に電話をしてもらいました。(スマホになって、電話代を気にする必要がなくなったので・・・)
そこで得た情報は、”3/23(月)からロープウエイの運行を再開する”というもの・・・
私はその時、次週は木曽駒ヶ岳と決めました。嫁はんに反対されると思い、黙っていましたが・・・
名古屋からは、中央高速1本で行けるため、御嶽よりお手軽な3000M級の山との印象です。但し、軟弱者は交通機関(バス&ロープウエイ)を使いますので、経済的には一歩も二歩も御嶽に譲ります。
今回は、【ロープウェイ】コーヒー付日帰りプラン(2900円)を利用しました。3/31までのプランなので駆け込み利用です。通常はバスとロープウエイの往復で3900円掛かりますので、1000円安ですが、コーヒーだけでなくミニケーキが2個とビスケットまで付きましたので、お値打ち感は更に上昇しました。
冬季ダイヤなのでバスの始発は菅の台バスセンターが8:15です。自宅を6時前に出発しましたが、5〜6Km来たところで、”信州物味湯産手形”を忘れたことに気付き、引き返したため(ロープウエイのプラン申込書も忘れたかと思いましたが、こちらはザックの雨蓋に入れておりました。)、午前6時半の春日井ICインとなりました。
そのため、ぶっ飛ばして最後の最後の駒ヶ岳SAで食料を仕入れ、7:40には菅の台バスセンターに到着しました。駐車料金は500円と変わりませんが、後払いとなっていました。
8:15発はJR駒ヶ根駅からの乗客もあり、私たちは乗ることが出来ませんでした。臨時便が出て、ロープウエイも臨時便で対応と・・・、いつもと変わらぬ対応でストレスを感じることも少ないのですが、肝心のロープウエイは二台の内、一台しか稼働しておらず(一台は吊り下げ装置のみの運用)、2台なら10分間隔の連続運転が可能ですが、1台では倍の20分間隔となります。
その間に、係りの人に運休の原因となった雪崩による倒木の跡はどこですか?と聞いたところ、『2本目と3本目の支柱の間でしたが、既に撤去しています。』との回答を頂きました。
それと、以前は”くろゆり”と”すずらん”と愛称が書かれていた車輌は更新と同時に”1号・2号”となったそうで、ガイド担当のお姉さんも『1号・2号となって、淋しい』と云っておられました。
結果的に千畳敷駅が9:50の到着となったので、レストラン千畳敷の喫茶コーナーに入って”高度順応”することにしました。チケットには”コーヒーは10:00から”と記載されていましたが、10時前でも快く応じて下さいました。更に、コーヒーだけと思っていたので、ミニケーキが2種、お茶請けのビスケット(名鉄グループなので名古屋文化です)まで付いていて感激しました。
結局、10:30のスタートとなりました。アイゼン(私12本、嫁はん10本爪)を付け、ストックを1本ずつ持ってスタートしました。八丁坂の取り付きまでは傾斜も緩くピッケルでは杖にならないからです。
八丁坂は勾配がきつくなり体力的に消耗が激しくなりますが、雪質は締まっており、多くの方が踏み固めてくださったトレースもあることから、新雪のラッセルから比べると格段に楽な筈です。しかし、私たちは四苦八苦しながらの登行となりました。
特に嫁はんはピッケルを持って登る山行は初めて(の筈)なので、いつもに増してスローペースです。乗越浄土まで早い方なら30分で登り切られますが、私たちは約3倍の時間を要しています。更に、嫁はんは膝が痛いと訴えてきます。
『自分はここで待っているので、一人で行って帰って来い。』と云いますが、捨てても置けず、また、風除けもないため食事も困難なので、宥めすかして中岳まで連れて登りました。ここの岩陰で昼食としましたが、嫁はんは『痙攣の兆候がある。』と訴えます。”芍薬甘草湯”を一服飲ませましたが、駒ヶ岳山頂は諦めることにしました。
このまま、無理させて体力の消耗から、最後の八丁坂の下りで滑落することが怖かったのが第一です。また、冬山を嫌いになられるのも残念ですので・・・
芍薬甘草湯の効果か、その後、痙攣を発症することもなく無事下山できました。
その後は、信州物味湯産手形で(無料)利用できる、”駒ヶ根ビューホテル・四季”を考えておりましたが、ロープウエイも一便待たされた結果、午後3時に間に合わなくなり、チョッと足を延ばし、飯田市の”砂払温泉”で日帰り入浴をしました。ここの”電気風呂”は要注意です。私の場合、右腕は麻痺したようになり、痛みもしばらくの間、取れませんでした。
最後の”あみやき亭”では、私より沢山食べて、嫁はんの元気が戻りました。
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