東大台・西大台(反時計回り)


- GPS
- 07:26
- 距離
- 17.7km
- 登り
- 734m
- 下り
- 763m
コースタイム
- 山行
- 5:59
- 休憩
- 1:49
- 合計
- 7:48
天候 | 快晴のち曇り 風は比較的弱く穏やか。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
【東大台】 勾配も緩やかで歩きやすい道。迷う心配全くなし。 日出ヶ岳〜大蛇グラ間、色づいている木もありきれいだったが、青葉の木を見た印象がなく葉の枯れた木が大半で、紅葉は終盤(区間によっては終了)のように感じた。尾鷲辻から北へ向かうルートは色づき進むも青葉の木が多くピークはこれからと感じた。 【西大台】 物産店で入場申請手続き(1000円)して、ビジターセンターで入場するに当たっての注意点についてのレクチャー(ビデオ視聴、約10分)を受ける。ビジターセンターで立入認定証の交付を受けたのち、大台教会の先にある「検問所」で立入認定証の確認を受けて入場する。コース内にも巡視員がいてチェックされるので立入認定証を常に携帯しておくことが必要。 登山口を起点に周回する。登山口が一番標高高く、標高差270mを下って登って戻ってくる。時計回りに周回すると、比較的勾配のある石ゴロ区間を下ることとなり、反時計回りとした。道はわかりにくいところもあるが、青目印が常に視界の先にあるので、迷うことはない。進む方向に不安を感じたら、青目印を探せばよい。危険箇所なし。 きれいに色づいている木もあるが、大半は青葉。ピークはこれから。 |
その他周辺情報 | 車での帰り、駐車場からの道沿い、下り始めてからしばらく先まで木々の色づきがきれいであった。 |
写真
感想
前夜駐車場到着。朝5時半に目覚めたが、寒くて寝袋から出られなかった。気温6.1℃。快晴で、弱く冷たい風が吹くなか、6時半出発。今回で3回目の日出ヶ岳。この日は木曜日。こんな静かな日出ヶ岳は初めてだった。ここから先も人は少なく、良い山歩きができた。紅葉を期待していたが、大蛇グラまでの区間は、葉の枯れた木が大半でほぼ終盤といった印象であった。それでも、所々きれいで、何度も足を止めて見入った。ただ、尾鷲辻から北へ向かう道は、青葉の木が多くピークはこれからのよう。
今回のメインは西大台。前回歩いた時、西大台当日受付ブースがあるのを見つけ、次回は行ってみようと思ってた。10時頃、物産店の受付にて申し込み。受付の方にお伺いしたところによると、通常は50人、繁忙期の土日は100人限定で入場できるそうで、この日は私で5番目の受付。団体客しだいではあるが、土日でも当日受付で入場できるそう。入場料1000円であるが、上北山温泉(700円)に無料で入浴できるとのことで実質300円。この日は早く家に帰りたいので温泉に立ち寄らなかったが、次回からは温泉入浴の時間も加味して予定を立てようと思う。ビジターセンターでビデオ視聴して、立入認定証の交付を受けていざ出発。大台教会の先に検問所があり、立入認定証を受付の方に提示して入場。人数制限された場所を歩くのは初めて。ワクワクしながら歩く。眺望がいいわけではなく、森の中を歩くだけではあったが、とくべつなことをしているような感覚でテンションが高い。夢中で歩いた。青葉の木が大半で、色づきはこれからが本番といった印象であったが、きれいに発色している木もあったし、沢沿いは少し色づきが進み楽しめた。
途中、巡視員の方と遭遇。「今年はドングリが不作で、鹿やサルが全くいない。ただ、午前中、この先にある展望台から、サルかクマと思われる動物が2頭、逆峠方向(ルートから遠ざかる方向)に逃げていくのが遠目に見えた。もう近寄ってくることはないだろうが、食事するにしても念のため匂いの強いものは避けた方が良い。」と助言を受ける。
「開拓跡」という場所にでた。ビジターセンターでもらった資料によると明治初期、入植したが作物が育たず定住できなかったとのこと。短期間とはいえ人の営みのあった場所。当時はオオカミもいただろうし、熊もたくさんウロウロしてただろうし、人里離れたこんな高いところで作物が育たない中ご苦労されたと思う。うまく表現できないが、背筋をただすような気持ちで歩いた。とても印象深い場所であった。このあと山地図にある「赤い吊り橋」、架け替え工事をしており、現実に引き戻された点は残念であったが、静かな山歩きが好きな私にはとても居心地の良いルートであった。また歩きたいと思う。
久しぶりに長い距離を歩けた。うれしいぞ。
前夜駐車場到着後、車にもたれて酒飲みながら夜空を眺めた。月なく雲なく最高の星見日和。でも街明かりの影響で北西から西はダメ。30分ほど眺めたところでアルコールが回って限界が来た。流れ星3つ流れたし、天の川がきれいに見えたし、二重星団やアンドロメダ星雲も見えたし、うお座とくじら座を久しぶりに結べたし、満足な星見であった。
コメント
この記録に関連する登山ルート

いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する