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Yamareco

記録ID: 6071427
全員に公開
ハイキング
大台ケ原・大杉谷・高見山

東大台・西大台(反時計回り)

2023年10月19日(木) [日帰り]
情報量の目安: S
都道府県 三重県 奈良県
 - 拍手
GPS
07:26
距離
17.7km
登り
734m
下り
763m

コースタイム

日帰り
山行
5:59
休憩
1:49
合計
7:48
距離 17.7km 登り 772m 下り 764m
6:59
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14:21
2
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ゴール地点
天候 快晴のち曇り 風は比較的弱く穏やか。
過去天気図(気象庁) 2023年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
駐車場、6時頃はガラガラ、11時頃でも結構埋まっているが空きあり。
コース状況/
危険箇所等
【東大台】
勾配も緩やかで歩きやすい道。迷う心配全くなし。
日出ヶ岳〜大蛇グラ間、色づいている木もありきれいだったが、青葉の木を見た印象がなく葉の枯れた木が大半で、紅葉は終盤(区間によっては終了)のように感じた。尾鷲辻から北へ向かうルートは色づき進むも青葉の木が多くピークはこれからと感じた。
【西大台】
物産店で入場申請手続き(1000円)して、ビジターセンターで入場するに当たっての注意点についてのレクチャー(ビデオ視聴、約10分)を受ける。ビジターセンターで立入認定証の交付を受けたのち、大台教会の先にある「検問所」で立入認定証の確認を受けて入場する。コース内にも巡視員がいてチェックされるので立入認定証を常に携帯しておくことが必要。
登山口を起点に周回する。登山口が一番標高高く、標高差270mを下って登って戻ってくる。時計回りに周回すると、比較的勾配のある石ゴロ区間を下ることとなり、反時計回りとした。道はわかりにくいところもあるが、青目印が常に視界の先にあるので、迷うことはない。進む方向に不安を感じたら、青目印を探せばよい。危険箇所なし。
きれいに色づいている木もあるが、大半は青葉。ピークはこれから。
その他周辺情報 車での帰り、駐車場からの道沿い、下り始めてからしばらく先まで木々の色づきがきれいであった。
日出が岳へは歩きやすい道が続く。
2023年10月19日 06:41撮影 by  F-04K, FUJITSU
10/19 6:41
日出が岳へは歩きやすい道が続く。
もうすぐ日出が岳。チラホラ色づいている木もあるが、葉の枯れた木が大半。ピークは過ぎたよう。
2023年10月19日 07:01撮影 by  F-04K, FUJITSU
10/19 7:01
もうすぐ日出が岳。チラホラ色づいている木もあるが、葉の枯れた木が大半。ピークは過ぎたよう。
日出が岳の展望台より大峰方面を望む。風が冷たい。
2023年10月19日 07:10撮影 by  F-04K, FUJITSU
10/19 7:10
日出が岳の展望台より大峰方面を望む。風が冷たい。
日出ヶ岳から下る途中、朝日に照らされきれいだった。ただし、一番きれいに見える構図で撮影。辺り一面がこの状態というわけではない。
2023年10月19日 07:18撮影 by  F-04K, FUJITSU
2
10/19 7:18
日出ヶ岳から下る途中、朝日に照らされきれいだった。ただし、一番きれいに見える構図で撮影。辺り一面がこの状態というわけではない。
正木嶺へ向かう木段。枯れた葉が多い。
2023年10月19日 07:26撮影 by  F-04K, FUJITSU
10/19 7:26
正木嶺へ向かう木段。枯れた葉が多い。
正木嶺から望む熊野灘。この景色、いつ見てもよい。足を止めてしばし見入る。
2023年10月19日 07:32撮影 by  F-04K, FUJITSU
1
10/19 7:32
正木嶺から望む熊野灘。この景色、いつ見てもよい。足を止めてしばし見入る。
人は少なく、聞こえるのは鈴の音、風の音、鹿の遠鳴きのみ。
2023年10月19日 07:39撮影 by  F-04K, FUJITSU
10/19 7:39
人は少なく、聞こえるのは鈴の音、風の音、鹿の遠鳴きのみ。
牛石ヶ原。正面右の木、葉が枯れ、この辺りは紅葉終わった感じ。
2023年10月19日 08:16撮影 by  F-04K, FUJITSU
10/19 8:16
牛石ヶ原。正面右の木、葉が枯れ、この辺りは紅葉終わった感じ。
人のいない大蛇グラ。風も弱く、贅沢なひとときであった。
2023年10月19日 08:42撮影 by  F-04K, FUJITSU
3
10/19 8:42
人のいない大蛇グラ。風も弱く、贅沢なひとときであった。
日に照らされとてもきれいだった。往路では気づかず復路で撮影。
2023年10月19日 08:55撮影 by  F-04K, FUJITSU
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10/19 8:55
日に照らされとてもきれいだった。往路では気づかず復路で撮影。
尾鷲辻から北へ向かう道。初めて歩く。このルートの木々は青葉が多く、色づきのピークはまだのよう。
2023年10月19日 09:19撮影 by  F-04K, FUJITSU
10/19 9:19
尾鷲辻から北へ向かう道。初めて歩く。このルートの木々は青葉が多く、色づきのピークはまだのよう。
青葉の木々が多いとはいえ、きれいに色づく木もあり。
2023年10月19日 09:24撮影 by  F-04K, FUJITSU
10/19 9:24
青葉の木々が多いとはいえ、きれいに色づく木もあり。
特に、沢沿いの木々は色づきが進んでいた。
2023年10月19日 09:27撮影 by  F-04K, FUJITSU
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10/19 9:27
特に、沢沿いの木々は色づきが進んでいた。
西大台へ向かう。物産店近くの駐車場出入口付近に登山口あり。「大台教会」の看板が目印。
2023年10月19日 10:59撮影 by  F-04K, FUJITSU
10/19 10:59
西大台へ向かう。物産店近くの駐車場出入口付近に登山口あり。「大台教会」の看板が目印。
西大台、渡渉箇所多い。しかし、どれも容易に渡渉できた。
2023年10月19日 11:21撮影 by  F-04K, FUJITSU
10/19 11:21
西大台、渡渉箇所多い。しかし、どれも容易に渡渉できた。
西大台コース、青い目印がたくさんあり、これを辿れば迷うことはない。
2023年10月19日 11:37撮影 by  F-04K, FUJITSU
10/19 11:37
西大台コース、青い目印がたくさんあり、これを辿れば迷うことはない。
西大台は色づいている木は少なく、ほとんどが青葉。ピークはこれから。
2023年10月19日 11:44撮影 by  F-04K, FUJITSU
10/19 11:44
西大台は色づいている木は少なく、ほとんどが青葉。ピークはこれから。
開拓跡。作物が育たず、定住できなかったそう。平らな土地には人の営みがあるとはいえ、こんな奥地にまで分け入るとは。写真右の構造物は、携帯トイレブース。
2023年10月19日 12:29撮影 by  F-04K, FUJITSU
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10/19 12:29
開拓跡。作物が育たず、定住できなかったそう。平らな土地には人の営みがあるとはいえ、こんな奥地にまで分け入るとは。写真右の構造物は、携帯トイレブース。
開拓者の痕跡を見つけることはできなかった。木々の間に家を建て、近くの沢沿いで耕作していたのだろうか。
2023年10月19日 12:35撮影 by  F-04K, FUJITSU
10/19 12:35
開拓者の痕跡を見つけることはできなかった。木々の間に家を建て、近くの沢沿いで耕作していたのだろうか。
「カボチャの木」と呼ばれるミズナラの巨木。
2023年10月19日 12:50撮影 by  F-04K, FUJITSU
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10/19 12:50
「カボチャの木」と呼ばれるミズナラの巨木。
展望台到着。想像してた展望台ではなかった。
2023年10月19日 12:58撮影 by  F-04K, FUJITSU
10/19 12:58
展望台到着。想像してた展望台ではなかった。
展望台から大蛇グラ方向を望む。
2023年10月19日 13:02撮影 by  F-04K, FUJITSU
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10/19 13:02
展望台から大蛇グラ方向を望む。
比較的勾配のある登り。石ゴロで歩きにくい。
2023年10月19日 13:24撮影 by  F-04K, FUJITSU
10/19 13:24
比較的勾配のある登り。石ゴロで歩きにくい。
この日、一番きれいに発色してた。実際は写真以上にもっと赤く鮮やかだった。やはり沢沿いは、色づきが進んでいる。
2023年10月19日 14:00撮影 by  F-04K, FUJITSU
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10/19 14:00
この日、一番きれいに発色してた。実際は写真以上にもっと赤く鮮やかだった。やはり沢沿いは、色づきが進んでいる。
撮影機器:

感想

 前夜駐車場到着。朝5時半に目覚めたが、寒くて寝袋から出られなかった。気温6.1℃。快晴で、弱く冷たい風が吹くなか、6時半出発。今回で3回目の日出ヶ岳。この日は木曜日。こんな静かな日出ヶ岳は初めてだった。ここから先も人は少なく、良い山歩きができた。紅葉を期待していたが、大蛇グラまでの区間は、葉の枯れた木が大半でほぼ終盤といった印象であった。それでも、所々きれいで、何度も足を止めて見入った。ただ、尾鷲辻から北へ向かう道は、青葉の木が多くピークはこれからのよう。
 今回のメインは西大台。前回歩いた時、西大台当日受付ブースがあるのを見つけ、次回は行ってみようと思ってた。10時頃、物産店の受付にて申し込み。受付の方にお伺いしたところによると、通常は50人、繁忙期の土日は100人限定で入場できるそうで、この日は私で5番目の受付。団体客しだいではあるが、土日でも当日受付で入場できるそう。入場料1000円であるが、上北山温泉(700円)に無料で入浴できるとのことで実質300円。この日は早く家に帰りたいので温泉に立ち寄らなかったが、次回からは温泉入浴の時間も加味して予定を立てようと思う。ビジターセンターでビデオ視聴して、立入認定証の交付を受けていざ出発。大台教会の先に検問所があり、立入認定証を受付の方に提示して入場。人数制限された場所を歩くのは初めて。ワクワクしながら歩く。眺望がいいわけではなく、森の中を歩くだけではあったが、とくべつなことをしているような感覚でテンションが高い。夢中で歩いた。青葉の木が大半で、色づきはこれからが本番といった印象であったが、きれいに発色している木もあったし、沢沿いは少し色づきが進み楽しめた。
 途中、巡視員の方と遭遇。「今年はドングリが不作で、鹿やサルが全くいない。ただ、午前中、この先にある展望台から、サルかクマと思われる動物が2頭、逆峠方向(ルートから遠ざかる方向)に逃げていくのが遠目に見えた。もう近寄ってくることはないだろうが、食事するにしても念のため匂いの強いものは避けた方が良い。」と助言を受ける。
 「開拓跡」という場所にでた。ビジターセンターでもらった資料によると明治初期、入植したが作物が育たず定住できなかったとのこと。短期間とはいえ人の営みのあった場所。当時はオオカミもいただろうし、熊もたくさんウロウロしてただろうし、人里離れたこんな高いところで作物が育たない中ご苦労されたと思う。うまく表現できないが、背筋をただすような気持ちで歩いた。とても印象深い場所であった。このあと山地図にある「赤い吊り橋」、架け替え工事をしており、現実に引き戻された点は残念であったが、静かな山歩きが好きな私にはとても居心地の良いルートであった。また歩きたいと思う。
 久しぶりに長い距離を歩けた。うれしいぞ。
 前夜駐車場到着後、車にもたれて酒飲みながら夜空を眺めた。月なく雲なく最高の星見日和。でも街明かりの影響で北西から西はダメ。30分ほど眺めたところでアルコールが回って限界が来た。流れ星3つ流れたし、天の川がきれいに見えたし、二重星団やアンドロメダ星雲も見えたし、うお座とくじら座を久しぶりに結べたし、満足な星見であった。

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